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フォルケホイスコーレな北海道生活


北海道へ転勤になって2年半。
無駄なストレスの少ない日々。
気候が穏やかで、人も少なくて、ちょっと歩けば自然に癒される。
都会のようにギスギスに争うこともなく、『仕方ないよね〜』の空気が流れる北海道。

北海道に友達がいなかったこともあり、たくさんの余白な時間がうまれた。
内省が趣味になったのも北海道に来たことがきっかけだ。

北海道vs東京


飲食店で働くわたしは、一度会社を辞めようと考えたことがある。
コロナのせいだけとは思わない、元から会社に存在していた問題だと思う。

東京で働く先輩たち、
ずっと同じ会社で働き続けている人たち、

なぜそんなに苦しいといいながら仕事を続けているのか。
ただただお店を営業しているだけの日々で、何が楽しくて働いているのだろうか。


コロナによる人手不足で、毎日営業ができるか不安な日々。
東京では、それはもうハードだったろう。

関東からたくさんの悲鳴が聞こえてくる中、疑問はどんどん大きくなった。


わたしの得意とする"内省"で、何度も何度も考えた。


わたしの中で出てきた答えは、

『忙しさの中で自分と向き合う時間がつくれていない』
ということ。

日々が流れるように過ぎていって、あっという間に1日が終わる。
自分がやりたいことなんて考える暇もなく、仕事が舞い込み、目の前のtodoを消化する。
まさに仕事の歯車。

1年早いね〜なんて会話をよくしないだろうか?
それはもう一瞬で過ぎ去るものだろう。

フォルケホイスコーレとは


最近出会った『フォルケホイスコーレ』は、自分と向き合う"余白な時間"を大切にする学校。

フォルケホイスコーレとは、北欧独自の教育機関です。
フォルケホイスコーレの特徴は、試験や成績が一切ないこと、民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求を満たす場であることです。

一般社団法人IFAS



まさに、わたしが北海道で生活を送る中で、大切だと感じた"内省"が基板にあると感じた。

忙しく仕事をしている人にこそ、一度立ち止まってほしい。
何に向かってるの?
本心で動いてる?

大人だからこそ必要な学びの場。


すぐに生産性や結果が出るような実用的なものではないが、人生を長く見たときにはきっと財産になる。


最後に自分と対話したのはいつだろうか。
自分の声に耳を傾けてあげてほしい。

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