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10月8日外科診察と8年振りに生理が来た話。

ここのところ急に寒くなってきて、調子が悪い。
寝ても寝ても眠いし、食べてもお腹いっぱいになっても食べたくなる。

木曜日、バイト中に刺しこむ様な腹痛。
『こりゃストレスかプレッシャーでお腹痛いんだろうな』
と思い、一応トイレに行くとまさかの鮮血。
生理が再開されてた…!
8年ぐらい振り。やぁ久しぶり!って急に来るんじゃないよ!
精神的にも物理的にもなーんも用意してないよ!
生理用品なんてもう来ないもんだと思って抗がん剤終わった頃に処分しちゃったよ!

仕事終わりに慌ててコンビニでナプキンやら買いました。

丁度良いや、土曜日に病院行って先生にリュープリン(ホルモン治療の皮下注射)再開してもらえるようにお願いしてみよう!ナイスタイミング!
採血もあったので早めに9時半に病院へ。

採血、針をぐっと刺してから左右に移動させる人初めて見たよ。痛くは無いけどちょっと怖かったぞ。

そこから一時間半ぐらい待ってやっと診察。

答えはNO!

診察室に入るや否や「センセ〜生理になったよ〜」と縋るように訴えた。
「生理来たんや、良かった!」先生笑顔。

結果、女性ホルモンを止めてしまうのは今後カルシウム不足になり、骨粗鬆症になる恐れがあるので、再開して良かった!と言われた。

こちとら将来の健康よりも今のQOLが大事。
もうすでに酷い猫背だし、曲がったからって別に…正直そこまで長生きもしたくない。

今お腹痛いとか、眠いとか、なんか色々不調なのが辛いんだよ!
しかももう何年も味わってこなかった状態で頭がついていけてないんだよ!

そんなこんなでリュープリンは手術でがんを取ったからと言って気が抜けないので、再発・転移予防として女性ホルモンをリュープリンで減らしていた“治療”(術後5年)だから生理を止めるという理由ではリュープリンは打てないよ、と言われて撃沈。

この苦しみがまたこの更年期障害状態にプラスされて月一でやってくるのかと思うともう絶望にしかならない。辛い。

訴えても「婦人科紹介しようか?同期の良い先生が近くで病院やってるから」と、病院名を聞いて即座にスマホ開いてサイト見つけて写真に載っている(多分医院長)人を指差して
「会ったらよろしく言っといて。あ、紹介状書いとく?」
なんか凄く軽い。まぁいつも通り。
「いやー…昔から酷かったし、すぐに通院出来ないと思うんで…」
とか何とか言いながら紹介状は出して貰わなかった。プレッシャーになるし。

今回は触診無し。

お薬を外にある小屋のような小さな薬局で貰って、終わり。
10時前に病院について、出たのは12時半ぐらいかな。
その後天気が良かったから、ぶらぶら歩いて近所のスーパーへ。
目的は勿論生理用品。
何せ全部捨てたし、未開封のものは知り合いにあげた。

久しぶりに見たナプキンの棚は何か凄い事になっていた。
んん?夜用ロング40cm!?40cmなんてあったっけ!?
しかもなんかナプキン?おむつ?パンツ?すげー!
普通のナプキンも名前が似たり寄ったりで
「サラサラ」「ふわふわ」「肌に優しい」「超吸収」「安心」「ぐっすり眠れる」
そんな文言ばかり並んでいて、どれが良いのか全くわからなかった。
しかも昔自分が使っていたのはどれかなんて全く覚えていない。
とりあえず夜用と昼用を購入。これ、嵩張るよね。邪魔よね。

コンビニで購入した方のは夜用でもメチャクチャ薄かった。びっくりした。
「これで大丈夫なの!?」と思う程ペラッペラ。そうだ「超吸収」なんだ。
ナプキンの進化に時代の流れを感じた。

なんか変な感覚で、自分が生理になるという事実がまだ何となく「今回だけなんじゃない?」とか思っている。まだ受け入れられない、みたいな。
そりゃそうか、8年以上なかったんだから。

そもそも月一でちゃんと来るのかもわからない。狙ってバイトの休みを入れられない。
メチャクチャうざい存在。それしかない。

もう妊娠する予定だってないし、機能として必要無いんだよなぁ。
生理が来たからって妊娠出来るかは別の問題?かもしれないし。
そこはどうでも良いんだけど。

確かに私は抗がん剤がしっかり効いた。
副作用や白血球が低下し過ぎて治療を休止したりやめたりはしなかったから、コンスタントに抗がん剤で癌細胞をガツガツ叩いて小さく小さくしていった。
先生もびっくりするぐらいスムーズな患者だったらしい。

当時は確か…前にも書いたかもしれないけれど(忘れている)
会社をうつ病で辞めて、そろそろ仕事探さないとな〜と思っていた頃だったと思う。
なので辞めてから一年ちょっとぐらいしか経ってなかったような?
その頃はうつ病の原因である職場から離れたら治ると思っていたから。
実際そうではなかったんだけれども。

手術した後、先生に聞いてみた。
私のがんは出来て何年ぐらい経っていますか?と。
その時のことは良く覚えている。
病室のベッドに居て、先生が来て「調子はどない?」と。
「んー…それは皆さん聞かれるんやけど、はっきりとはわからんねん。でも、尚さんの場合は5年ぐらいかなぁ。」

何だ、癌の原因も元職場じゃねーか!どうしてくれんだよこの身体!
と強く思った。

メチャクチャストレスが掛かって身体にも心にも影響を与えていたのか。
どんだけ悪い状況だったんだろうか。

もう全部済んだ事だからどうでも良いんだけれど。

後ろを見ている時間なんてない。思い出す事も段々少なくなってきたし。
かと思えば何かの切っ掛けで一気に記憶が引き出される事もあるけれど。
後ろ向きのようで前に向いて考えてはいる…と、思う。


生理が来てから数日、睡眠導入剤を飲まなくてもメチャクチャ寝てる。
一日の区切りがつかないぐらい寝ている。起きて昼頃パンを食べ、また寝て、起きて猫の世話をしてまた寝て、起きたら夕方で、晩御飯食べて、猫の世話をしたり雑用をしてまた、寝る。夜中に目が覚めて布団を敷いて1日の終わりの片付けや掃除をして寝る。
何もしなくてもメチャクチャ寝れる。おかげでここの所の睡眠不足が少しは解消されているのではないかというぐらい寝ている。
自然にウトウトして寝る、という感覚が本当に年単位で久し振り過ぎて。
眠いなぁ、と思って寝れる事が幸せ。
良く寝たなぁ、と思って起きられるのが幸せ。

そういう事を考えると、一ヶ月に一週間ぐらいはそんな日があっても良いのかもしれないとすこーしだけ考えるのでした。

これを書いている今も欠伸をしつつ眠いなぁと思っているので推敲・校正はしない。


こんな奴にでも小銭を投げつけていただければ幸いです。 頂いたお金は全て愛猫のご飯代、トイレの砂代になります。何卒宜しくお願い致します。