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この世界の好きなとこ。ウィーンの雑貨屋「ヴァグナーヴァークハウス」

この記事は2020年のブログ記事をnoteに転載したものです。

ウィーンに住んでいる時は、休みのたびにお出かけしていました。

ウィーンの街は環状道路に囲まれ、こじんまりとしたエリアにオシャレなスポットがたくさん詰まっています。そうなると、やはり歩いて巡るのがいちばん。

街を歩いていれば目に入るモノ。それは信号機。ウィーンの信号機は仲良しの二人がモチーフ。だいたいは男女ですが、マイノリティーに配慮され、女性同士のモノもあります。

もちろん男性同士も。

いろんな通りを歩いたけれど、住んでいた9区のサーヴィテンガッセが、個人的には大好きでした。地元の人しかいない小さな通りで、並木道に雑貨屋、カフェ、教会、スーパーなどなど必要な(それでいてオシャレな)物が全て揃います。

セルヴィテ教会(Servite kirsche)

この通りにある雑貨屋さんは、その店構えから並べてある商品まで、心を惹かれるモノだらけでした。

グーグルマップで拡大しても店名の出てこないほど小さな個人店。営業時間も変則的で、お昼休みがあります。しっかり時間を狙っていかないと、全く入れません。

ひとたび足を踏み入れれば、目に入るのはたくさんの食器。細かい柄の綺麗な食器が並びます。高いかなと思いきや、5~20€ぐらいで意外にお値段は手頃。

店内はそれほど大きくはなく、ところ狭しと雑貨が並べられています。

ろうそくや置き物もそれなりに。観光地の土産雑貨屋には置いていないモノばかり。

吊り下げられている小物は、もしかしたらお店の人が手作りしているのかも、と思うほどの可愛い作り。子どもが描いたようなポストカードや、封蝋スタンプ、羽の吊り小物なんかもありました。

食器がとにかくかわいい。持って帰るのは大変だけど、リスクをとってでも買いたくなる。

デミタスカップやマグカップ。お盆もいちいちすてきでニクい。

気の抜けたぬいぐるみがあるところもご愛敬。こんな小物にずっと囲まれて生活してみたいものですね。

Wagner Werkhaus

住所:Servitengasse 8, 1090 Wien
営業時間:平日10時00分~13時00分、15時00分~18時00分
土曜10時00分~13時00分
定休日:日曜・月曜・祝日


読んでくださって、本当にありがとうございました。