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ハイパー社畜の生存戦略#5 「『営業職』は口が上手いクズなのか?」

今日も元気にこん社畜!
作家作曲メタル系麻雀士の一条奈緒です。

今日のテーマは「『営業職』は口が上手いクズなのか?」
いきなり主語がでかいですね(笑)
「営業職」にも色々な業種がありますので、一概には言えません。
ただ、私自身大切にしていることを書きたいと思います。

まず、結論を言います。
そんなことないよ!!!

私は某みんな知ってるIT系企業の営業ですが、お客様に対してオーバートークすることは固く禁じられています。
お客さんを口車に乗せてやろうという思想はありません。

じゃあ、どうやって営業するの?
どうやって買わせるの?
と疑問に思うかもしれません。

私の会社で大切にすること。それは、
「お客様のお仕事の中で発生する課題を解決するお手伝いをすること」
です。

綺麗ごとに聞こえますよね?
でも、割と本気でやっています。

<営業1例>
お客様「残業抑制しないといけないんだけど、難しいんだよね」

私「そうですか……日々の業務の中で時間がかかっていることに対処できればいいんですけどね……そういえば御社はたくさん出先拠点ありますよね?」

お客様「そうだね」

私「拠点間の情報共有に時間がかかっていませんか?物品や資材の調達等で社内で書類回さなきゃいけないことありますよね?その時車で別拠点まで移動して届けていません?」

お客様「そうなんだよ……送るのに車で30分以上かかるし、相手が処理完了しないとこちらも作業進まないんだよ

私「それなら拠点間をVPNで結んでみてはいかがですか?文書もデータで受け渡しすればわざわざ車で移動することないですよ
※VPNとは離れた拠点どうしでも同一ネットワーク上の中にいるような形にできるネットワーク構成のことです。共有フォルダを離れた拠点と共有できるので、メールでデータ送らずともPC内のフォルダの中に入れる感覚でデータ共有を簡単に行えるのです。

お客様「そういう方法あるのか!文書の受け渡しがすぐ済めば30分、いや1時間ほど業務時間削減できるかもしれない!

こういう風にお客様の困っていることをを面談で掘り下げて一緒に解決方法を考えるのです。
「ソリューション型営業」と格好つけた名前ではありますが、やってることは地道にヒアリングを重ねたり、知識を深める勉強したりを続けていくことです。

お客様が私達が提示した解決策に同意してくれることで初めてビジネスが生まれるのです。

結構大変でしたよ。
自社商品や他社商品の知識を覚えるのは勿論、それぞれの業種、それも製造業の自動車メーカーはこれこれで、製糸業はこれこれで……と業界を知る勉強も沢山しました。
総務部ではこういう仕事、生産管理はこの仕事……など部門ごとでよくある課題も勉強しました。

私の営業はこんな感じでやっています。

あとは営業って調整係ですよ。
技術部門、エンジニア部門との調整をしたり、打ち合わせスケジューリングしたり、設置調整したり、契約書類回収等やったり、発注したりetc

大量の事務作業や各者調整作業、トラブル対応など多岐にわたります。
もうね、スーパーマンにでもなれなきゃやりきれない!!っていう感じで泥臭くて大変なお仕事なのです。

私も営業やる前は「口が上手く、お客さんを乗せるんでしょ?」と思ってましたが、全然違いましたね。
もっとひたむきにお客様のことを考える仕事でした。
私の会社では。

<最後に>
自分のこと「社畜」と冗談で言ってますが、結構気に入っているんですよ。
今の生活。
小説家になりたい。音楽活動をカタチにしたいと言ってきましたが、今やっていることも私の好きな仕事の一つ
お客様にお役立ちできた時に頂く感謝の言葉がめちゃくちゃうれしいのです。
自慢じゃないですが私は社内で粗利部門1位と言って特別な表彰されたことあります。デモ大会で優勝したこともあります。
でも、お客様から頂いた感謝の言葉のほうが何倍も嬉しくて、嬉しすぎて思わず涙しちゃうほどなんですよね。

だから、私はこの「営業職」に誇りを持っています♪

ではまた✋

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