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バレエ「くるみ割り人形」(チャイコフスキー)を見て

12月29日、新国立劇場で、3大バレエの1つ、「くるみ割り人形」を見た。

■予習&前提知識


初めてのバレエってこともあり、しっかりと予習をしてから見に行った。
この動画わかりやすかった。

くるみ割り人形は簡単に言うと。主人公の女の子マリーのクリスマスの夢の中のお話。
くるみ割り人形は王子の仮の姿で、ネズミたちとの戦争で助けてくれたお礼に王子が色んな王国を案内する。
https://youtu.be/Pb8yIeA6DPo?si=SEl6cijTIbj2fOuE

調べていると、嬉しいニュースも見つけた。
こういう日本人が海外で活躍してると嬉しくなる。私だけだろうか。
バレエ『くるみ割り人形』で日本人初の主役に

音楽がチャイコフスキーの音楽ってことで何度も耳にたこが付くぐらい聞いた。
るーるーるーるるるるるーるるーるるー
すごく軽やかで、きれいな音色。

あと、ヤマカイさんの動画も見た。
主要マイム(振付)を覚えておくといいらしい。


そして、映画も見た。(予習大好き人間?笑)
リトル・ダンサー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

■当日

朝からうきうきして少し早く着いた。やっぱりこういう劇は早く行くとなんか気分がいい。廊下でサプライズ演奏会もやってた。
女性ばっかかなぁと思ったら、結構家族づれや男性もいて、安心。
(くるみ割り人形という演目上、また冬休みってこともあって子供が多かったんだと思う。こういうところに来ている人はみんな裕福そう笑。)

第1幕と第2幕の間には事前に買っていったバームクーヘンとお茶を飲んで、心を落ち着かせていた。なんか気分が良かった。

サンタとクルミ割り人形

■感想

・やっぱ生の劇を見ると感動する。迫力だったり、演者の繊細さ。
・花のワルツ(オレンジ色の衣装をきて、演技する場面)すごく綺麗だった。
・一人でバレエをやるのはそこまで難しくないのかもしれないけど、他のメンバーとそろえたりするのは本当に難しいんだろうな。ぴったり合っててすごかった。
(私自身、空手の団体型を行っていたから少しわかるつもりだけど、人に合わせるのっては超難しい。足の高さだったり、タイミングだったり。)
・第2幕の各国の踊り:どれも素敵だったけど、最初のスペインの踊りの男性の軽やかさの奥に見える重厚感や力強さ素敵だった。
・中国が黄色だったのは少し以外だった。赤かと思っていた。
・今回はイーグリング流の劇だったみたいだけど、
・パフレットを読むと、演技の中の冒頭の部分に、クリスマス会場に行くまでの何気ない、クララの朝起きたところの場面を意図的に追加したみたい。夢の中の非日常と部屋の日常というのをうまく対比させている素晴らしい工夫だと思った。

■バレエ全体について

・日本にこういう女性が活躍できる劇はあるのだろうか。
歌舞伎は男性社会だし、能や狂言も男性がほとんどだと思う。日本舞踊か。(私の知識不足であまり良く分かんない。今度調べよっと。)
こういうところからも日本の男尊女卑の考えが現れちゃっているのかもなぁ。女性が主役で活躍できるように。
・クラッシックとも密接な関わりあり。
 チャイコフスキーの有名曲は結構バレエで使われているみたい。
・(私が以前行っていたからだけど、)空手との共通点。
空手には型と組み手があるが型と似ている気がする。
言葉がないからこそ、体を使ってどのように表現しているのか。空手では、相手がこういう攻撃をするからそれを避けるたに、このような動きをするなど一つ一つに意味があって、バレエもそうなんだと思う。そういうの考えるの似ているし面白い。(私の好きなシットキングスともつながっているかも。)
・あんなにくるくるどうやって回れるのだろう。不思議でたまらない笑。
・自分自身に女の子ができたら体験させてあげたい。(高いのかなぁ。)
(もちろん自主性を尊重しつつ。)
 人前に出ることで自信がついたり、美というものに興味を持ってくれそう。

ということで、だらだら書いてしまったが、最高の時間だった。






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