彗星が迎えに来る日まで #ナイトソングスミューズ



あのときなぞった
星座をおぼえているかい
肩よせあって
怖いような静けさ
ふるえていたのはきっと
きみだけじゃない

ずっと求めていた 
魂のかたわれ
やっとこうして 
めぐりあえたから

息たえるまでぼくは 
この手を離しはしない
彗星の尾っぽに願いを
かけた夏の夜
       
不意に時間が止まって 
まよい子のように
目がさめたよ 
宇宙の片隅で


きみに一度でも 
告げたことはないだろう
さよならなんて
姿はなくても 
ぼくはすぐそばにいるよ
いつまでだって

一緒に生きてゆこう 
出会ったこの場所で
同じ明日を 
抱きしめて眠ろう

これからどれだけ 
涙があふれては消え
痛みを洗い流すのだろう 
光をともして

ひしめいた星たちの 
川をわたって
見つけ出すよ 
必ず何度でも


燃え尽きるまでぼくらは 
今夜も風に吹かれて
彗星のむこうはきみには
眩しすぎるから
       
けれどいつか燃え尽きたら 
一緒におどろうか
終わりのない
宇宙のかなたで
二人のまほろばで





※「Muse杯」(下記参照)参加作品です。テーマ曲『彗星の尾っぽにつかまって』の3番4番の歌詞のつもりで書きました。アンサーソングならぬ、同一楽曲アンサーリリックスとでも言いましょうか……。ミューズの気配を感じるような、素敵な創作体験でした。貴重な機会をありがとうございます。


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