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おうち大好き30代の “シンプリスト生活” 7ルールズ

はじめまして。
おうちが大好きな30代フリーランス、にしこです。


とつぜんですが “シンプリスト” という概念をご存じでしょうか?

私がはじめてその概念を知ったのは、その名の書籍『シンプリスト生活』でした。

著者のTommyさんは、YouTubeで『Tokyo Simple Life』というチャンネルを配信されています。

都心の賃貸住宅で2人暮らしをするTommyさんが「小さいけれど豊かな暮らしのヒント」を発信するチャンネルは、登録者数は20万人を超える大人気を誇っています。

もちろん、私もチャンネルの大ファン。
Tommyさんの動画に底通するトーンはシンプル、シンプルであるがゆえの、美しさ、落ち着く静けさや穏やかさ、そしてそれらがもたらす心地よさだと感じます。


今回書籍を購入し読んでみたところ、さらに心踊ったのが、私自身が暮らす際に大切にしている “マイルール” に共通するポイントがいくつもあったことでした。

本を読んで、「ああ、私、シンプリストかも‥!」と感じたのです。

そこで、うれしさの勢いもそのまま乗せて、私なりの暮らしの工夫も、書いてみようと思いました。「わたし的シンプリスト生活」、どこかで誰かの何かでもヒントになろうものならとっても幸いです。

シンプリストとは

偏愛を大切にし、それ以外のなくても困らないモノは潔く手放し、身軽になる暮らし方、生き方

書籍の冒頭、Tommyさんが大切にしているご自身の生き方について触れた記述です。これはまさに、シンプルな生き方だと感じます。

上記を受けて、書籍の中でのシンプリストの定義は、こうです。

シンプリストとは、自分にとってのモノゴトの優先順位を整理し、自分に正直でいることを重視して行動する人

あ、シンプリスト、しっくりくるかも?と思った方は、ぜひ一度書籍を手にとってみてください。シンプルにわかりやすく整理された概念や文章に、心が整い、自身の生き方や暮らし方・働き方の方針をクリアに感じる機会となるだけでなく、たっぷり詰まったインテリアや掃除などについての実用的なアイデアは、暮らし方に取り入れやすくすぐに実践可能です。


ミニマリストとシンプリスト

ちなみに、ミニマリストとシンプリストについても、書籍内で言及があります。

その言葉は、語源を見つめてみると自ずと明らかになります。

Minimal は「最小限度」
Simple は「表現が本質的で飾り気がない様」


私は、ミニマリストをモノを必要なモノを最小限度に選択する人たち、シンプリストを自身にとっての優先度の高い要素の本質を正直に追求する人たちと捉えました。


私自身はまだまだシンプリストといえるには道の途中です。

優先順位をよく間違えますし、正直になれず心の荷物を増やしてしまうこともしばしば。

ですが、「暮らす」行為については、比較的シンプリストで居る自覚があるのです。

私の求めるものは、それこそ私にとってはシンプルで、「美観」です。
そのため目に映るものに関してはかなり自分基準で偏って、こだわって、選択していると思います。

それは誰でもなく私が、心地よい景色の中で暮らしたいためです。

「暮らす」とは、「生きる」にひとつ、「企む」を加えること、だそう。
これはどこかでその表現を知りました。(出典が調べても出てきません‥)

わが家は、ときに不便と感じようとも、手間がかかろうとも、私の「美観」基準を最優先判断軸にして選択を続けています。そうして美観をシンプルに整った状態に保つことで私がせっせと「企んで」きた「暮らし」は、私的シンプリスト生活だ、と感じました。

ちなみにわが家は築年数37年の賃貸団地。
初めから手放しで心躍る空間だったわけではありません。
少しずつ手放したり手を加えたりして、一番大好きな空間を、もっともっと心地よい空間に洗練させる「企み」を、今日も粛々進行中です。

そこで、今回書籍『シンプリスト生活』のエッセンスも織り混ぜて、私的シンプリスト生活の7つのルールや、それを実現するのに大活躍した『買ってよかったモノたち』をご紹介したいと思います。

ルール1 【空間ルール】シンプルの黄金比は7:3

世界の黄金比は5:8らしいですね!

でも、肌感の私的黄金比は7:3です。
もっと細かく言うと7:2:1くらいです。

割合の内訳は、
シンプル7:複雑3、

カラー的には、
ベースカラー7:淡い色2:締める色1

といったかんじです。

この際、モノトーンの基本になる色が「白ベース」か「黒ベース」かだけは、お部屋ごとにそろえます。白と黒はコントラストが強いので、白ベースの部屋なら、黒はアクセントカラーの役割になりますし、黒ベースの部屋なら黒はベースカラーになります。

(書籍のp.208にも「心地よさのバランスは、シンプル7:複雑3」という章があってびっくり!こちらの章では、インテリアについて、インテリアコーディネートやプロダクトデザインの観点から、デザイナーである筆者の図解なども用いて説明があってとても納得でした。)

私の感覚は何の理論もありませんが、ただこれまで目に映る景色にこだわって生きてきた私なりの心地よい比率です。

ちなみに、私のキッチンはこんな感じ。

ここで意識するのは「変えられる部分」と「変えられない部分」です。

変えられない “所与の条件” に沿って基本のコンセプトを決め、変えられる余地について取捨選択していきます。

私のキッチンなら、コンロの黒が変えることのできない “所与の条件” なので、黒は必須。キッチンは明るい空間にしたいと決めていたので、おのずと黒は締め色ポジションに。締め色が黒で面積も広めなので、キッチンは基本をモノトーンの空間にしようと決めました。

なお写真の壁は、3面中1面にだけタイルシールを貼っています。

元の壁がつるっときれいだったのですがやや素気なく感じ、視界の8〜9割が、どこかがらんとした印象になってしまっていました。そこで、モノトーンは保ったまま、すこし壁に模様などの要素を加えたいと考えて探していたところ、こちらのタイルシールを見つけました!

つるんと美しいガラスタイルを感じさせる質感と模様がメリハリを出してくれて、大満足です。

あとは、モノトーンにほんのすこしだけのアクセントでカラーも置きたいと思いました。

キッチン用品はだいたいシルバーモノか黒、または調味料のベージュか白系が多いので、意図的に1箇所くらいは色を用意するのです。

わが家のキッチンのアクセントカラーは、ブルーにしました。
抜ける空のようなトルコブルーが美しい、陶器のバターケースです!
たった十数cm3でもとても可愛い存在感で、目をよろこばせてくれます。

▼楽天、現在在庫が切れてしまっていますので元メーカーサイトも貼っておきます。


ルール2 【空間ルール】見せたいモノ以外はかくす & 視線をごまかす!


といっても、できるだけ、ですが‥

私は、とくに床と壁について、できるだけ見えているようにしたいと考えています。床にモノが置いてあったり、壁になんらかが目に入るのは、私にとっては視線が取られてしまう美観のノイズなのです。

もちろん意図的にそこで「見たい」モノは別です(例えばアート作品とか、壁紙の模様とか)。でも、特に見たいわけでもないけどやむを得なく存在するモノってありますよね。

私の中でその代表格は、「配線」です。
あとはWi-Fiのルーターなんかもそうです。

あれらは、日々意識してはいないものの、視界には確実に入っていると思います。

例えば白い紙を想像してみてください。
そこに数本、線を書いただけで、視線はすっかり線を捉えますよね。
無意識でも、白い壁やウッド調のナチュラルな床に無機質で黒い配線があると、存在を目は認識していると思うのです。

でも、機能上なくすのは無理。
そこで、そういうモノたちは基本かくします。できる限りかくします。

とはいえコードの抜き差しとか電源のオンオフがあると思うので、できればボックスの口の開閉がしやすいものを選ぶといいと思います。

配線をまとめるケーブルボックスはさまざまあるので、開閉しやすく、かつお部屋壁の色と同化するものを選ぶと存在を主張せず◎

わが家のリビングでは、Wi-Fiルーターとテレビ配線を、サンワダイレクトの「ケーブルボックス 木製ケーブルルーター収納ボックス」を使ってかくしました。


自室はルーターなど高さがあるものがないため、3coinsのポリプロピレン製「フタ付きボックス」を使っています。

(3coinsのものは形が古く在庫がないようなので、在庫が復活したらリンクを貼ります)


サンワダイレクトのボックスは、上部のフタが開閉可能なため、上段に延長コードを配置してそこにコンセント差し口をまとめ、下段にルーターやコンセントケーブルをまとめておくと、簡単にスイッチのオンオフや抜き差しが可能です。延長コードに最適な低い段と、ルーターに最適な高い段は、組み立て時に上下の配置を選ぶことができるので、ライフスタイルに合わせて組み立てられるのもうれしいポイントだと思います。

面積が大きくなるボックスは、プラスチックよりも木製がインテリアになじみやすいことも、選んだ理由のひとつでした。

また、ボックスがあまりにも存在感を主張してしまわないように、ボックスの上に雑誌を置いて、視線がボックスに行かないようにするのも、仕掛けのひとつです。
それでもなお露出してしまう配線については、配線をごまかす位置に椅子を置いて、椅子の上に植物を飾って、こちらも視線を他に向けるようにごまかしています。

基本、かくす。かくせないなら、ごまかす!

あんまりかっこいいキャッチコピーではないですが、視界を整理整頓するって、心地よさに実は大きく影響すると思うんです。

入ってくる情報を取捨選択するように、無意識に入ってくる視覚情報も取捨選択したいところ。機能がほしいだけでビジュアル的にとくに不要なモノは、できるかぎりかくすかごまかしてしまいましょう!

ルール3 【モノのルール】直線7:曲線3

今までは空間のルールでしたが、ここからはその空間に配置するモノのルールです。

家屋の多くは直線を基本としてできているので、ハコそのものに合わせることを前提に考えると、当然直線がなじみます。書籍でも、水平ラインを整えることの効果が記載されていて、でこぼこがなくなると視覚情報が整理され、広がりが演出される旨が書かれています。

ここでも、私の黄金比は7:3です。
ベースになるものは基本的に直線的なものを、逆に、目立たせたい・視線を向けたいモノは曲線的なモノを選ぶようにしています。その配置比率を、7:3で意識します。

例えば、視線を向けたいものとしては、アート、花びんや時計、ミラーです。そしてベースになるものは、収納家具や家電、あとは以外と部屋で存在感を持つゴミ箱なども、ベースに分類しています。特に目立たせたいわけでもないけれど、部屋にないと困るものは、ベース分類です。

そこで、わが家ではゴミ箱をスクエア型に統一しています。メインのゴミ箱は無印良品の「ポリプロピレンフタが選べるダストボックス」です。

玄関など空間自体が狭くてそもそもゴミ箱の存在感を出したくない場所は、ゴミ箱として作られていないデザイン性のあるものでスクエア型のものをかわりに使うことで手を打ちました(IDÉEの Le sac en papier のMサイズ)。玄関は帰ってすぐにチラシやマスクを捨てたいのでゴミ箱が必要なのですが、水分を含んだゴミは捨てる機会がないのでペーパーで問題ないと判断したためです。



▼玄関でお花の横にならべても美観を損なわないごみ箱


▼視線をキャッチしたいアートやミラーは曲線に

ミラーは丸いものを探すのにかなり時間をかけました‥!
(なお、自室の姿見も目立たせたいインテリアとして、ほんとうは上部がアーチ型のものを探していますが、まだ実現できていません‥ いつか‥!!)



ルール5 【見直しルール】収まらなかったときどうする?

step1 必要性を見直す

見直すときは、一度「定位置」にあるモノたちを全て床に出します。そして、「本当に必要?」を自問自答します。

見極める基準は2つ。
「どんな頻度で今まで使った?」という過去実績と、「今後それを使いたいと思うなら、いつやりたい?」の未来へのときめき&期待値で決めています。

例えば、「コーヒーをミルで挽くと心が落ち着くから購入したけど、最近忙しくてここ6ヶ月は挽く気になれなかった‥今後もコーヒーは飲みたいけど挽くのは面倒‥でもイイモノだし全然使ってないから残したい」などの場合は手放します。

過去実績的に判断しても、未来へのときめき度で判断しても、どちらもひっかかりません。モノの良さと、購入したことへの執着で持っているだけだと判断しました。このような場合はメルカリなどで、使ってくれる方を探した方がもちろん自分のためでもあり、変な表現ですが道具のためでもあると思うのです。きっとコーヒーミルも、執着心でどこか見えないところにしまわれるより、使ってくれる人の手元に行った方が、道具として幸せなのではないでしょうか。

また、書籍では「買い戻しコスト」という概念もあって勉強になりました。今は不要と判断しても、後になってもしも買い戻そうとした時に莫大なコストがかかることが予想されるときには、軽々に捨てないことも大切かも知れません。

step2 保存のしかたを見直す

何の解決にもなってない!と一見感じられますが、私にとってとても大切なのは視覚情報が整っていること。色数が多かったり水平ラインがでこぼこしているとそれだけで美意識にとってのノイズになります。

だから、上記の見直し判定で手放さないと決定したら、今度は保存方法を再度考えるのです。

例えば「過去読み込んできて、もうおそらく手に入らない書籍や書類」などは、スキャンして保存する、ファイリングして統一感のある見た目にするなどです。

私は、かなり大量の「買い戻しコスト」ゆえの保存書類があります。そのような書類たちは、全て無印良品のファイルで背のデザインを統一して保存するようにしました。ラベルも、「読もう」と意図的に向き合ったときにだけ解読できればいいので、英語で、モノトーンのシンプルなものに。視界に入る面積も広いだけに、できる限り「情報」ではなく背景に溶け込む「模様」でいられるようにひと手間かけています。

また、レシピ本など、毎日解読していたら手間なので背が見えていなければならないけれど、色数が多かったり高さがバラバラして目にうるさいものは、最後の手段。視線の下の方に配置します。

例えば、わが家ではトースターを置いている棚があり、その最下段は、パッと視界に入らないけれど取り出しやすい場所です。そこに、やや深めに入れると、一見何が入っているかは見えません。いざ「今日あのレシピ作ろ!」と思った際には、その棚の前でかがめばすぐに取り出せるのです。

「視覚情報に何を優先的に入れたく、何は劣後とするか?」が自分の中ではっきりしていれば、配置場所の調整はかんたんにできるのでよく使う手です。

ルール6 【向き合い方ルール】迷ったらすぐに捨てない、だからすぐに買わない

捨てる時に、どうしても迷ってしまって保留にしたいときってありますよね。

そういうとき、私はすぐに捨てません。
ミニマリストなら、迷ったら捨てるほうがうれしいのでは?とも思いますが、私は自分が厳選したモノだけを置いて、空間の余白を確保して、シンプルな景色の中で暮らしたいという意思があります。(だからきっと私はミニマリストではないんです‥。)

家にあるものは一度自分の意思で選んだモノたち。その時点では必要であったりその時点ではときめいたモノたちです。さらにその中でも自分で判断を保留したくなるということは、必要度もしくはときめき度が高いということです。

だから、判断に迷うものたちについては「おやすみボックス」を作って寝かせることにしています。一定期間おやすみボックスで眠って、ずっと出番がなかったら、やはりもう今の自分には合っていないと判断して、手放します。

そういう工程をふむようにしたら、モノを選ぶのに慎重になったし、例えば価格を理由に購入することが減ったように感じています。「安いし、いいかな」というような購買行動をとっても、しっくりきていないと結局もっといいものを心のどこかでは探してしまうことになっていました。

そのぶん、「この用途には、これだ!」としっくりきたら、迷わず購入します。価格はさすがに飛び越えられませんが、手間は少々かけてでも自分の最愛を求めるようになりました。その結果、身の回りを「私の好き」が囲んでくれるようになり、心がうきうきしたりしっくりと落ち着いてリラックスする時間が増えたように感じます。

ルール7 【仕込みルール】美意識の声に誰よりも敏感であるために、感情の客観視を怠らない

ルールの最後は、そもそも自分は何がほしいのか・どんな状態がいいのか?を正常に認識するため、いわば自分というアンテナをとぎすますためのもの。

『シンプリスト感覚を研ぎ澄ます』、いわば仕込みのルールです。


書籍のタイトルのひとつに、こんな言葉がありました。

美意識の悲鳴に耳をすます

それよ、と思いました。

例えば私なら、日常何気なく過ごしていると、いつの間にかモノが増えたり、汚れていたりするもの。視覚的に整っていることが快適な私にとっては、それらは心を曇らせる要因になります。

「なんだか最近気持ちのうきうきが減っている気がする」
「大好きなお料理を大好きなキッチンでしている時間なのに、わくわくが減っている気がする」

そんな自分の “悲鳴” をキャッチできるのは、たしかに自分だけなんですよね。

私は、美意識がのびのびと機能してくれるためには、感情がおだやかで安定している必要があると感じています。

ヒリヒリした状態や不安を抱えていると、美意識の声は不安に塗りつぶされてしまうように思いますし、感情の起伏が激しいため些細な感情の変化だと見落としてしまうことも多いように思います。傷ついたり、悲しい思いをしても、時差で後から気がつくことがほとんどです。

だからこそ、今自分がどういう状態でどういう感情を感じているのか、自分の心をあたかも取り出して眺めるように、客観的に見てあげることが私にとってはとても大切です。

客観視1 データで見る

データの中でも、私が特に見ているのは「心拍数」と「睡眠」です。
それらを見るために、fitbit を購入しています。

fitbitは手元で現在の心拍数と安静時の心拍数が確認できるので、なんだかモヤっとしたり言語化できない違和感を感じたときには、なんとなくfitbitを眺めてみたりします。私の場合、そういうときは安静時よりも高くなっていることが多く、緊張しているなと自覚できるのです。それが不安なのか怒りなのかは、深ぼれるタイミングに持ち越しますが、まずは自分が緊張しているのを自覚するのが大事だと思っています。

ちなみにそういうタイミングを何回か検知した日は、面倒でもシャワーだけでなく湯船に入るなどの打ち手を打ちます。

客観視2 日記をつける

これは定点で寝る前に少しだけやっているのですが、今日はどんな1日だったかなぁと振り返るようにしています。とてもいいことがあった日は手書きで書くのですが、なんでもないような日はその元気もないので、アプリで。

私はmuuteというアプリを使っています。
muuteは、感情と出来事を記録しておくとAIが思考と感情を分析して定点でフィードバックをくれるジャーナリングアプリです。

使い勝手がシンプルで使いやすいところと、UIが洗練されてシンプルでおしゃれなところが気に入っているポイントです。

使い方は、はじめに感情をいくつか選択し、その後テキストを自由記述するか、逆にテキストを記述したあとに感情を選択するという使い方。

何か強い感情が起きた時は感情から選択しますが、基本は寝る前にその日に何かあったかなと思い出し、その時どんな感情を抱いたかな、という感情を選ぶ形で使っています。

そうすると、「今日はわりと何もなかった」と思う日にも意外とストレスを感じていたりするものです。ちいさなストレスだって、ストレスであることに変わりはありません。負の感情は “ちりつも” で自分の美意識を曇らせていきます。感情が曇りがちだと気づけたら、断捨離をしたり外に出かけたり、話を聞いてもらったり、なんらかの心を晴れにするアクションを起こすようにしています。

【最後に】自分軸での選択をすると、“世界” はこんなにも心地よい

「人間は社会的な生き物」なので、何をしていたって社会から影響は多かれ少なかれ受けているものです。価値観だって、純粋に自分オリジナルなものなんてないんじゃないかな?とさえ思います。そんな中で、感覚や感情だけは、しっかり私のものなんだと思うのです。

だからこそ、自分の感覚を、できる限り心地よく保って生きていきたいと思う。自分はどんな状態が心地いいのかを知るのは、私的には「生きる知恵」だと思うのです。

私にとっては、自分が心地よいのは「シンプルに生きる」というあり方。

シンプルに、自分の「好き」を選び取り、他を潔く手放す。
そして自分の「好き」をメンテナンスしながら、暮らしていく。

そういう生活を、これからも目指していきたいと思います。

この本に出会えて、本当によかったです。
心がときめいたし、うきうきして、シンプリストな方針を力強く感じました。

最後にもう一度ですが、とってもおすすめの一冊でした!


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