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仕事ができる人は、自分のところで仕事を止めない

「仕事ができる人」の定義とはなんだろうか。

色々な考えがあると思うが、会社員においての仕事ができる人の定義の一つに、「自分のところで仕事を止めない人」、というのがあると思う。

仕事は、他者や他部署と連携して行うものがほとんどだ。プロジェクト、業務、営業活動、運営など何においても、様々な人の判断や希望に合わせて、物事が進んでいくのだ。

すると、自分のところに判断のボールが飛んできたり、自分が何がデータや資料を提出したり、と仕事が自分のところに来るタイミングがある。つまり、他の誰でもなく、自分が何かしらの行動をしないと、その仕事が先に進まない状況だ。

ここで、仕事ができる人は、とにかく止めずにさっさと行動を起こす。メールにすぐ返信する、すぐ資料やデータを出す、すぐ依頼する、すぐ共有する、自分で判断できなければ判断するために必要ならアクションをすぐ起こす、などなど。

とにかく大事なポイントは「すぐ」だ。

行動を起こしても、遅いと仕事ができる人とは言わないだろう。

自分のところで仕事を止めると、その間、そのプロジェクトや業務が完全に止まる。止まれば、当たり前だが、結果も業績も出ない。これは、自分だけでなく、その仕事に関わっているすべての人にとって、その仕事こ進捗がないこととイコールなのだ。

仕事ができる人は、このことをよくわかっている。だから自分のところで、仕事を止めずに、どんどん先に進めるのだ。

すぐに行動できないとき、例えば判断に迷ったり、データや資料の準備き時間がかかるときでも、いつまでに回答なり返信できるかを相手方にすぐ連絡する。そうすることで、周りに「今、私にボールがきてることを理解してます。いつまでには物事を動かしますよ」というお知らせができる。周りは、たとえその連絡をもらうことで、業務自体が動いてなくても、状況が理解できるので、安心するしあなたへの信頼が増す。

よく仕事ができる人は、とにかく返信が早いというが、それもこの仕事を止めないことの一部だろう。自分のところで仕事を止めず、物事を動かすことの大事さを知っているからだろう。

さらに、仕事を止めずにガンガン物事を動かす仕事の仕方をしていると、周りからの信頼がどんどん増えていく。あの人は、ちゃんと仕事をする人だ、という評判ができてくるからだ。すると更に仕事も頼まれるし、どんどん成果を上げていけるのだ。

この仕事ができる人の定義は、アート•制作系や職人系の仕事をしてる人には、もしかしたら当てはまらないかもしれない。とはいえ、完全に1人だけで行う仕事は、少ないのではないだろうか。仕事ができる人になりたいと思うなら、とにかく仕事を自分のところで止めずに、すぐ行動するに限る。

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