吉野なお(Nao)

2013年からプラスサイズモデル(大きいサイズのモデル)をやっています。それはそれとし…

吉野なお(Nao)

2013年からプラスサイズモデル(大きいサイズのモデル)をやっています。それはそれとして、日々さまざまな事から得る『気づき』や『ひらめき』などについて綴っていこうと思います。 https://www.naoyoshino.com/

最近の記事

パリでチープなスリルに身を任せた話

12月中旬から1月中旬にかけて、1ヶ月ほどフランスに行ってきた。だいたいブルゴーニュ地方の義家族と過ごしたので、旅行というよりホームステイという感じだったのだけど、クリスマスや年末年始の話については、FRaUの記事を読んでおくれやす。 さて、フランスのパリと聞いて「おしゃれー!」「素敵ー!」というイメージを抱く人も多いと思う。 確かに街並みはオシャレだ。何世代も大事に使い込まれ受け継がれてきた、情緒あるデザインのアパルトマンやクラシックな石畳。こだわりが感じられる個性的なお

    • 【今後の活動についてのお知らせ】

      みなさま、春は出会いと別れの季節ですね... 突然ですが、実はわたくしこの4月で、ラファーファモデル(ラファーファ&オトナラファーファ)を卒業することになりました🥹🌸 また、モデル業はこれまでラファーファ編集部である文友舎にマネジメントして頂いていましたが、卒業に伴い所属を離れ、フリーになります。 (モデルの仕事はご縁があればやります・・・!) ラファモとしての私を応援してく支えてださったみなさま、出会ってくれたみなさま、お世話になったみなさま、本当にありがとうございまし

      • 9/29出版記念イベントを代官山蔦屋書店で行います!!!

        6月に発売した『コンプレックスをひっくり返す』の出版記念イベントが決定しました!!!!!わーい!!!!! なんと会場は、東京・代官山蔦屋書店さん!!!! ゲストに人類学者の磯野真穂さんをお招きし、『痩せたい呪いと社会』についてお話していこうと思います。 ◎場所:代官山蔦屋書店(zoom配信チケット有) ◎日時:9月29日(金)19:00~ ◎チケット:1500円~ お申し込み・詳細はこちら 日本に生まれ育った女性なら「やっぱり痩せている方がいいよね」とか「痩せて綺麗に

        • 腹痛特急IBS-G

          備忘録として、最近わたしの体をむしばむIBS症状について書き記しておこう。 IBSとは…. この中でも、私はお腹をくだす下痢型(以下、Gとする)だ。 おかしいな〜おかしいな〜(稲川淳二)と思いながらも、胃とお腹の調子が悪いのが数ヶ月続いていて、騙し騙し生活していたのだが、胃の調子が静まってきた6月に、満を持して胃腸と大腸の内視鏡検査を行った。 すると内部の問題は無く、「なんとなく気付いてましたが、ですよね」という感じで、IBSと診断された。 ストレスというと、本の執

        パリでチープなスリルに身を任せた話

          生まれて初めて本を発売してみて思うこと

          どもどもー。 6/27に、『コンプレックスをひっくり返す』が発売されました! もう読んでくださった方、読み途中の方、興味のある方、ありがとうございます!!Amazonレビューを書いてくださった方も、ありがとうございます!!涙 まだ読んでいない方はね!いつか読んでね!!!! 念願の書籍発売ということで、発売してすぐにnote書いたり色々したかったんですが、発売日前にちょうど風邪を引いて体調を崩してしまい、しばらく「体が…体が云うことをきかねぇ…!!!」っていう中二病のセリ

          生まれて初めて本を発売してみて思うこと

          初の書籍『コンプレックスをひっくり返す』6/27発売のお知らせ

          こんにちは。 以前よりお知らせしていた初の書籍が、6月27日に発売決定しましたっ!!!! タイトルは 『コンプレックスをひっくり返す~見た目のなやみが軽くなるボディ・ポジティブな生き方~』 価格:1,760円 (税込) 出版社:旬報社 発売日:2023年6月27日 ISBN:9784845118311 旬報社さんからの出版となります。 今のところKindle版の発売は未定です(発売して欲しいなァ….) 本の表紙と挿絵は、イラストレーターの山中玲奈さんにお願いしました

          初の書籍『コンプレックスをひっくり返す』6/27発売のお知らせ

          「痛い」と言えるほうがいい

          私の左手の人差し指には、とある傷跡がある。 12年前に、カボチャを切ろうとして手が滑り、包丁でザクっといってしまった時の傷だ。 そのころ、私は友人2人と共同生活をしていた。当時の私は料理が苦手なものの、たまに簡単なものなら自炊することがあった。 それはたぶん、めんつゆを使ってカボチャの煮物を作ろうとした時だったと思う。 誤って包丁で指を切ってしまった。 でも、「あっ!」とか「痛っ!」とか叫んだり、慌てるリアクションができなかった。 すぐ後ろのダイニングテーブルを囲んだ椅

          「痛い」と言えるほうがいい

          近況と胃酸

          こんばんは。 そろそろ執筆中の書籍の色々が終わりそうです。(わーい) 自分じゃあまり、そうでもないと思っていたのだけどこの状況がストレスなのか、さいきん胃の調子が悪く、胃酸が上がってきて病院行ったり鍼やったりしています。 胃を悪くすると、 「普通に食べられる」って、ものすごく崇高なことに思えてくるね。 書籍の内容は書き下ろしなんですが 色々なことを書いておりまして、 これまでのwebコラムなどでは書いていない部分もあります。 は〜〜読者の方が読んだら、どうなるかな〜〜

          本を出版することが11年前からの夢だったけど、11年前には書けなかった本になりそうです

          今年の夏ごろ、本を出版させていただくことになった。 テーマは、ティーン世代に向けたコンプレックスについての話。 ティーンは、見た目に悩みがちになる時期だ。 同じ年のクラスメイトなのに、体も心も状況も、どんどん違いが現れてくる。 つい周りと自分を見比べたり、 友達だと思っていた、自分と同じだと思っていた、 あの子と自分が、まったく違う人間だったとつきつけられたりする。 そのころの自分が 知っておいたら良かったなと思うことを いろいろ書いてみている。 「その橋、渡ったら危

          本を出版することが11年前からの夢だったけど、11年前には書けなかった本になりそうです

          生理痛がひどくて低容量ピルを使いたい...!費用はいくらかかる?(備忘録)

          こんにちは。吉野なおです。 現在36歳。30歳ぐらいから生理痛が重くなり、鎮痛剤でなんとか凌いでいた者です。 そんな私が生理痛の改善として低容量ピルを使用することになったので、ピルが気になっている誰かの参考にもなればいいなと思い、備忘録として残しておきます。 (※このnoteで書いている『ピル』は低用量ピルのことです) 生理痛で人間生活が送れない 私の場合、PMSのイライラはそんなに無いんだけど、生理の時(特に最初の3日)は立っているのでさえ辛く、ずっと横たわっていた

          生理痛がひどくて低容量ピルを使いたい...!費用はいくらかかる?(備忘録)

          実は自信がなくて、自分の価値を低く見積もっていた話

          こんにちは!吉野なおです。 昨年秋ごろに50件を超えたZOOM個人セッションが、80件を超えました。もうすぐ90件です。 お1人お1人の悩みやお話も人それぞれで、私も改めて考えさせられたり、どう表現したら伝わりやすくなるかな?など常にアップデートしながら続けてきました。 そして、今年からセッション料を改定させていただきました。 以前から、いつか価格改正をしようと思っていたのですが、 だんだんと実際に利用したお客様たちから 「どうしてこの内容のセッションを、こんなに安い

          実は自信がなくて、自分の価値を低く見積もっていた話

          バリキャリの人生とゆるキャリの人生について

          こんにちは。吉野なおです。 超久しぶりにラジオアプリのsand.fmを更新しました。 今回の記事は、更新した内容の原稿です。 読むより耳で聞くほうが楽だという方はこちらへ↓ 読む方が楽だと言う方はこちらへ↓ リスナーの方から、こんなレターをいただきました。 「バリキャリの人生とゆるキャリの人生についてなおさんの見解が聞きたいです。 私はバリキャリで働きたいと思って今までやってきたのですが、どうもこの働き方は自分には合っていないのではと思ってきています。 仕事が忙しいと

          バリキャリの人生とゆるキャリの人生について

          人を幸せにする仕事

          こんにちは。吉野なおです。 2023年になりましたね。 なんだか年始って人生がリセットされたような気になりません? 逆に年末ってもうなんか、混沌というか魑魅魍魎というかワーッ!!っていう状態のまま時が過ぎていくみたいな。 私の年末は、舌の先に口内炎が出来るわ顔の乾燥がひどいわ首に謎の湿疹が出て痒いわ生理痛がひどいわグェエエ….!!!!な状態で、まさにカオスでした。 舌先に出来たたった数ミリの口内炎が、食べ物を存分に味合わせる感覚を失わせるなんて、人間ってヨワヨワだよな…

          人を幸せにする仕事

          This is a pen.

          物事や言葉に対して、 あーでもないこーでもないと考えられることが、 人間の良いところであり、悩みを作り出す部分なのだと思う。 仏教の「一の矢、二の矢」の話をご存知でしょうか。 私だと説明がうまく出来ないので、他サイトから引用させていただきます。 SNSを見ていると凄くわかりやすいんですが、ものを見る視点が 人によって本当に違うんですよね。 勘違いされるような書き方とか、伝わりにくい表現というのもあるのは確かなのだけど。 お喋りだけならスルーされそうなことも、文字になると

          This is a pen.

          書きものと料理

          このところ、料理に対するモチベーションがあまり無かった。 幸いにして、私のパートナーは料理好きなので、家事運営的には私が作らなくても全く問題ないのだが、私にとって料理作りと創作意欲は『同じ箱』に入っているようで、単純に料理を作ろうとするよりも、書き物をしていると料理をしたくなってくる。 うちはダイニングにPCデスクを置いているため、書き物が煮詰まると、5歩ぐらい歩いてキッチンに立って料理をし、その間に私の中の何かが整理されたり新しい言葉を見出して、またデスクに戻ってキーボ

          書きものと料理

          愛のお皿

          たぶんみんな生まれた時に、『お皿』を持っていると思うんです。 愛を受け取ったりあげたりできるお皿。 でも成長する過程でそれを誰かに汚されたり割られたり、 粉々にされちゃったりする場合もあって。 そうなると愛情を受け取れない。 だからまずお皿を用意しましょう。 そうして出来たのが、ヤマザキ春のパン祭りの皿です。 割れにくいでしょ? ま、ヤマパンのくだりは冗談としてもですね、 色々な人のお話を聞いていると、『お皿がなくなっちゃったんだな』ということを度々感じます。 自分