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2023終戦…犬鷲は来季へ羽ばたく

2023.10.10
勝てば逆転でCSに進出となる3位千葉ロッテマリーンズとの直接対決にしてシーズン最終戦に挑んだ4位東北楽天ゴールデンイーグルス。

しかし、ホームの利も活かせず、3併殺を喰らう拙攻で先発・則本の6回2失点の奮闘に応えられず、零封負け。

今シーズンの負けパターンを煮詰めたような完敗で、イーグルスの2023は2年連続の4位で幕を閉じた。

思えば、ここ近年のイーグルスは常に終盤の大一番を落としてきた。
おそらく梨田昌孝監督の元3位でCSに出場し、2位・埼玉西武ライオンズを逆転で退けてファイナルステージまで駆け上がり、FSも1位福岡ソフトバンクホークスに対して2連勝スタートと(その後ホークスに3連敗を喫して敗退したものの)、最後まで見せ場を作った2017シーズンが、ファンを最後までワクワクさせた最後なのではないだろうか。

2019年シーズンも若くて初の生え抜きである平石洋介監督の元3位でCS進出。さあ、これからという矢先の監督交代…
せっかくのワクワクがため息に覆われ、それ以降ファンの愚痴がそこここで聞かれるようになった感も…

なんて、まあ、もういい。

石井一久監督退任を受けてスタートした新生イーグルス。

指揮官に今江敏晃新監督を据え挑む2024。
若い新人監督を据えた割にコーチ陣も若くて大丈夫かな?とは思いつつ、それはそれで今までにない野球が見られるのかもと期待しよう。

そして先日のドラフト会議。

今江新監督を立てて臨んだ抽選は、封筒からカードを出すことすらままならないうちに連敗となったが(まあ、もたついたせいで外れたわけじゃないし)、今のイーグルスの弱点が補える補強になった印象だ。

中でも注目は、3位指名の東海大菅生高・日當直喜投手。

左耳の小耳症による難聴を乗り越えてのプロ指名。

それになんと言ってもその投球スタイル。
早速…↓

いやあ、後出しで言うわけじゃなくてね、本当に同じように思ったのだよ。守護神候補とね。
しかも自ら立候補なんて、カッコいいじゃないですか。
(松井裕樹でさえ、初めは先発志望のところを諭されて抑えになったというのに)

1年目からなんて無理は言わない。
でも近いうちに必ずや「みちのくの大魔神」になってほしいし、なれる!やればできる!
全力で注目&応援だ!

ちなみに、育成ドラフトに参加しなかったのも賛成。
注目の育成選手がたくさんいる現状、3軍があるわけでもないことを踏まえれば妥当だろう。

さて、日本シリーズが日本シリーズらしい展開で盛り上がっている。
今は純粋に日本プロ野球の頂点を決める戦いを気楽に見守りたい。

そして、次こそは、若い力が躍動する我らが東北楽天ゴールデンイーグルスが、パリーグの代表としてこの舞台に立つのだと信じて。

犬鷲はもう、来季へ進まねばならない。

Go! Tohoku Rakuten Golden Eagles !!

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