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私は、なぜ写真を撮るのか

Twitterで拝見して敬愛に至った写真家さんが二人います。

お一人は、岸田奈美さんがらみで拝見した幡野広志さん。

もうお一人は、田中泰延さんがらみで拝見したワタナベアニさん。

Twitterやnoteなどで発信されるお二人の写真との向き合い方に感銘を受け続けておりました。

写真に関わらないエッセイを出版されていたお二人。

この度立て続けに写真についての本を出版されました。

そして27日、お二人揃って、さらにそれぞれの担当編集者さんも交えてのトーク&サイン会があり、馳せ参じました。

馳せ参じるって、滅多に言わないですね。

青山ブックセンター本店も久しぶりに伺いました。

矢印に従い(これ撮って上げてよかったのかな…)

急いで撮るとブレる腕前で撮ってます
歩きながら撮るとブレるカメラで撮ってます

会場へ。

UKETSUKE

幡野さんの写真がスライドショーで写し出されるスクリーンを前に、4人のトークが繰り広げられました。

ひろのぶと関係のB&Bだとかまわずシャッター切るんだけど(はっきり撮影OKって言ってくれるから)、ちょっとビビって撮らなかった。でもぜひ撮りたかった空気感(うまく撮れたかは別)。

ズバッとキツめなことを言う幡野さん、それをユーモア混じりに受けるアニさん。

写真に必要なのは被写体に対する愛情と敬意とユーモア。

写真に不必要なのは「ねばならぬ」感覚。

趣味として撮るなら楽しくなくちゃね、というお二人の思いが、ボクのような下手の横好きを支えてくれます。

あと、自分で撮った写真を好きになる、せめてディスらないのも肝に銘じようと思う。
ベースが卑屈なのでどうしても過謙遜してしまうけど、写真に写っているのが自分の“好き”であることに自信をもとうと思えました。

ちなみに過謙遜という言葉は今作りました。

こんなにまとめてはいけないんだけど、トーク全般通して軸になっていたのはこういうことだと思う。

それは両著作を読んで得た読後感とも重なり、改めてお二人を追いかけたことが自分には合っていたんだと確信できました。

質疑応答、何も質問浮かばなかった…
ただただ感銘を受けるのみ…

モノクロに挑戦したいのだが云々の質問と回答、なかなか面白かったな。

あえてのモノクロ、逃げのモノクロ、迷いのモノクロ…

トークの後にはサイン会。

それぞれの著者、編集者のお二人にサインをいただきました。

アニさん担当の今野さんに「2周していただいたみたいで…」とお話いただいたのですが、一瞬頭が真っ白に…
2周…なんだっけ…
あ!

まさか今野さんに自分のツイート(ポストか…)のこと触れていただけると思ってなかった(確かに“いいね”いただいてましたけど)のでアワアワしてしまいました。

こちらこそありがとうございました。

当然ながら、首にカメラを提げている方多数。

ミラーレスか一眼レフか。

型落ちのコンデジを提げているのは多分ボクくらいだったでしょうけど、まあ親父の形見ですし、シャッター切る感覚の鍛錬ですし。一眼レフも持ってるし…

せっかくお二人の話を伺った帰り道、一丁前にシャッター切りました。

趣味として、これからもっと写真を楽しもうと思います。

幡野広志さん
ワタナベアニさん
辻敦さん
今野良介さん

ありがとうございました。

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