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【海外大学】今日でカレッジの最終試験が終わりました

こんにちは、なおきです。

ぼくは現在、オーストラリアの大学のディプロマコースで学士号取得に向けて勉強してる19歳です。

11月に入り大学のセメスターもなんとか終わりました。そして今日、朝の9時から大学で英語の試験がありました。正直オーストラリアの大学で紙の試験を受けるのは初めて。

試験は9時からだったのですが、ちょっと寝坊してしまい7時半に起きてしまいました。身支度を終えて大学のキャンパスへ行くとすごい人だかり。普段だったら混み込みしてない校舎のロビーにたくさん学生がいました。

ざっと30〜40人くらいでしょうか。

ぶっちゃけ8時半過ぎについて結構空いてるだろうと思ってたので、驚きです。知ってる友達もそこそこいたのですが、体調が悪かったので教室に向かいました。

海外大学での初めてのペーパー試験はどうだったか?

教室に入ると日本の高校入試と同じような光景を目にしました。机がそれぞれ別々に置かれていて、その上に試験紙が置いてあります。試験官はプータン人 (アジアにある小さな国)の方でした。

アクセントのせいか彼がほとんど何を言ってるか聞き取れなかったものの、テストの説明を軽ーく受けました。正直ぼくは紙のテストがはっきり言って嫌いです。

デジタルの試験と違って、紙のテストは字が汚い + 訂正することが多いからです。前回のセメスターは完全にオンラインでのデジタル試験だったのですが、今回は何故か昔ながらのアナログの試験でした。

どんな感じのテスト?

試験は90分間、19ページくらいの英語の論文を読んでそれを「要約、評価、まとめ」といった別々のパートに分けてエッセイを書くような内容でした。

さらに言えば、海外の大学なので引用元を明記しなければいけません。

Ali, H., & Alhassan, A. (2021). Fighting contract cheating and ghostwriting in higher education: Moving towards a multidimensional approach. Cogent Education, 8(1), 1-18. https://doi.org/10.1080/2331186X.2021.1885837

そしてトピックがあらかじめ決まってるのですが、今回のセメスターはAIボットがどう大学での教育に影響するか? というテーマでした。

いざ試験開始

そしていよいよ試験開始。とりあえず英文全部読んでると時間がもったないので、論文の要約文、イントロダクションだけ最初に読み始めました。前にルームメイトだったメキシコ人の研究者に教えてもらった方法。

大体大まかにメインの部分だけ読んでいけば、大体リサーチの目的や理由、実施方法、そして大まかな結果が掴めるからです。ここで事細かに書いても無駄だと思うので省略します。

周りが終わるのが早くて焦る & 時間が足りない

論文読むことに集中して気づいたら、すでに15分弱が経ってました。僕が英文を読むのが遅いのも影響してますが、30%が評定に響く試験だったのでだいぶ考えていて気を抜けませんでした。

とりあえず最初のパート、要約文を書き切って時計を見ると残り時間は40分ほど。この40分間で評価のセクションとまとめのセクションを書き切らないといけません。

だいぶヤバい、しかも周りの人はちょくちょく終わっているような人も見かけます。焦って適当にやるとどこか大事なポイントを書き忘れる可能性があったので、それはできません。

とりあえず途中までを書き終えて時計を見ると、残り24分。

あ、終わったこれ。

書ききれなかったら完全にスコアに響くやつだ。

日本でIELTSを受験した記憶が蘇りました。あの時もライティングのテストで最後まで書き切れず試験終了したんだよな、たしか。

なんとか書き切って2分前に提出

とりあえず12分ずつを目安に各セクションを書き切ることに決めました。残り時間6分とかでだいぶ後半は焦ってたのですが、時計を見ないようにして書くことに集中。

緊迫感と共に残り3分前で全部書き終わることができました。

軽ーく見直してたのですが、ところどころ文法のレベルが高校生レベルだったり、パラフレーズしてなかったりとちょっと気になる箇所が多かった (笑)。

指定の文字数に満たしてたかさえ怪しいです。

あたらめてディプロマの勉強をオーストラリアで終えて

まさか自分が海外の大学でディプロマ課程を終えられるとは思わなかった (まだ単位確定はしてない)。

Noteでだいぶ前にオーストラリアのアデレード大学に留学してる人の記事を見た。そこから少しずつオーストラリアの大学進学もアリなんじゃないかと思い始めた頃だった。


ディプロマは本当にハードだった。入学当初はいよいよ大学が始まったと思って少しウキウキしてたのだが、想定の3〜4倍は勉強に追われる生活をしたと思う。

今まで読んだことすらない英語の論文を読んだり、慣れないアカデミックのルールに混乱しながら引用のやり方を教わったりした。

一時期はコースの課題が多くて授業が終わってから夜まで図書館にこもる、夕食を食べて一回ジム行く、その後に課題を片付ける みたいなときもあった。

オーストラリアに来るまで英語もまったく勉強してなかったので、せいぜい語彙も文法力も中学生レベル。でも語学学校で7ヶ月くらいしごかれた後、なんとか最低ラインまで経ち海外の大学に入学。

こう書くとバカ大だと思われるかもだけど、世界ランクでもTOP190位上に入ってる大学なのでそれは断じてない。

オンライン辞書片手に意味を調べたり、母国語に翻訳しながらリサーチ論文を読むこともある。

ラッキーなことにディプロマにも関わらず、オーストラリア人のめちゃ可愛い友達もできた。 

周りにもたくさん助けられたし、日本人の留学生とも一緒に勉強してなんとかやり遂げた。

こんな僕でもディプロマをひとまず終了したので、読んでる方なら絶対にできると思う。

留学関係なく何かのモチベになったら幸いです。

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