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暗闇を味わう時間

自分に自信がない…
何もしたくない…
何も考えたくない…
誰とも会いたくない…
いつもイライラする…
不安に支配される…
路頭に迷う…
何を食べたいかわからない…
お腹が空かない…
世の中がまぶしく感じる…
日常が色褪せる…
どうせ…と思う気持ちが強い
自分の存在を否定してしまう…どうせ俺なんか…
他人が幸せに見える
Facebookを見るのがつらい…
人の助けを素直に受け取れない…
最悪な自分を嫌いになる…
太陽の陽ざしが強い…
身体が重い… 痛い…
やりたいことが思い浮かばない…

今までにこんな苦しい感覚で全身を満たしたことがなかった。常に目標があり、やりたいことがあり、それに向けての自分の直観を信じてひたすら走り続けていたから。
お金がないからできないよ、なんて考えたこともなく、お金は後からついてくる、そしてそれはだんだんと広がって行く。
仲間もできるし、あらゆる分野に興味を持ち、それが自分のやりたい事とリンクして、スパークして、そして結合して、新たなものを生み出す。
それがより良いものを作り、今までにありそうなものでない。そんな感じの事を創り続けてきたし、形にしてきたから。
そこには、燃え盛る心の炎がメラメラと燃えていて、全力で人生を燃やし続けていた。
やりたい事をやろうといつも考えていた僕は、やりたいことを形にした。
しかし、いつしか「やりたいこと」は、「やらなければならない」事にすり替わっていった。
その境目はどこだったのか…会社というモノを興した時からなのかな…
とにかく走り、泳ぎ、漕ぎ続ける。どこまでも走り続けられる感じだった。
正直、今はこうやって発信する力も改めて出てきて、「怖さ」というモノを感じつつ「声に出す」という事ができるようになった自分をしっかりとほめてあげたい。
この暗闇、暗黒な感じは、顔つきも変わるし、言葉も変わる。
身体も動かしたくないし、太陽の光もきつく感じる。外にも行きたくない。
世の中が悪い。
本当に見事なぐらいネガティブな事しか生まれてこなかった。
言葉もひどくなる。「ふざけんな。」「はぁ~!?」と、怖い感じの言葉ね。自分でもこんな「今村直樹」が出てきた事を体感した。
そして、ますます自分を嫌いになった。 最低だ。最悪だ。
「自己嫌悪」
この、暗闇はなんなのか…
唯一の希望の光だったのは、そんな気持ち。こんな腐っている気持ちはなかなかない。だったら、否定せずにしっかりと受け止めて、向き合ってみよう。
何もしたくない…  日々鬱々と過ごす日々…
でもやらないといけない事もある。やってみるけど全然できない。ダメダメ感半端ない。
日々がうまく日常にならなかった。
その間に気がついた事はね。
そんな日を何日も過ごすことができるのも、一緒にいる仲間がいるからだと思えるようになってきた。僕が出来ない事を分担してくれた。
出来ない事を受け入れてくれた。理解してくれた。
当たり前に働いているという事が、実に有難い事なんだと。あり得ない事、メンバーの個性がありそれが集結しているからできる事。
もちろん、そこに労働対価という(給与)というものがあるけれど、それだって僕のやりたいことをサポートしてくれている。
今回の「暗闇」は正直「お金」という事が引き金になっている。
僕たちの活動は今いるこどもたちにどのように対応し、僕たちの考えられるベストを尽くすか。につきる。
目の前にいる子どもたちとどう向き合うか、お話しするか。
ひとりひとりの個性をお互いに認め合いながら、存在する事。
学童保育の枠を超えている。そのためTIDEPOOLではおとなの関わっている大人の人数も多い。
よく「こんなにたくさんのスタッフの方がいるんですね?!」と驚かれる。
そう、大人も多様で、そのそれぞれの生き方を見て欲しいから。
そうなると、多種、多様な大人がいるという事はそこに対しての「人件費」も存在するという事です。
もはや学童保育の域を出ている、TIDEPOOLでは学校と保育の間。のような活動をしている。
「お金」の話をしていたのですが、そうそう、ここのところ僕の給与ほぼすべてが会社運営に回すという事が起きていて、毎月の預金は「3円」とかいう驚愕の数字が出てくるわけです。
なんのために働いているのか…何を僕はしているのか…吐き気もする…
もうやめた方がいいんじゃないか…
代表辞めたい…とか。
ある意味この暗闇は「お金に対する不安」から生まれている。
この暗闇はお金。
僕は海の活動をしているけれど、「海が怖い」という人がいるんだよね。その人に対しては、海がわからないから怖いんだよ。と声をかけるが、まさにそれだと思う。
「お金」が、なんなのか理解を深める必要があるのだね。「世の中どうせよー金だろ!金!」と悪態ついている自分は「お金の本質」をちゃんと見れていないのだろうと…
そんな時に(まだ読めていないから何にも感想いえないのだけ。)

本当にタイミングの神様はいるもんで、僕の所属してい逗子葉山倫理のメンバーのかたが最近出版された本になります。

今回のこの「暗闇事件」は沢山の事を感じさせてくれたし、会社をしている自分にとってはとても貴重な体験をまさに味わう事ができています。
意識をどこに持つのか、意識をどこへ向けるのか、今じぶんはここにいるのか。未来にも生き、過去にも生き。
「現在」という間の時間を大切にできているか。
まとめる事は正直、難しいのだけれど、たくさんの暗闇を切り裂いて天から降り注ぐ神々しく、優しい手に助けてもうら体験を僕は何度もさせてもらった。


素直な気持ちを大事にして、その大いなる仲間たちと一緒にこれからの未来を創って生きたいと思った。
1人ではなしえない事。一人ではない事。
心から感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございます。

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