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【自己紹介】 社労士の私がコーチにこだわる理由

皆さま、はじめまして。
キャリアコーチの古井奈緒子です。

「noteを始めます」

こうやって身近な仲間に公言しながら、どのくらい経ったのでしょうか?
ようやく重い腰を上げて、noteをスタートすることにしました。

どんなことを認めていこうかとぼんやり頭に浮かべながら、初回の今日は「社会保険労務士の私がコーチとして活動をしている理由」をお話ししたいと思います。

長文ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


社労士としてコーチとして

私は、2021年12月末まで弁護士法人で法律事務員(カッコ良く言うとパラリーガル)兼、社労士として勤務しながら、コーチとして経営者・管理職の目標達成だけでなく、今後のキャリアにお悩みのビジネスマンのサポートをさせていただいてきました。

こうやってお話しすると、大半の方から
「なぜ社労士がコーチをやっているんですか?」
と聞かれることが多いのです。ホントに(笑)

今までお話しする機会がなかったので、今回、noteをスタートをさせるタイミングでお話ししたいと思います。


スタッフとのコミュニケーションのために

私がコーチングと出会ったのは、第一次コーチングブームだった2000年代。
当時の私は、全国の百貨店に店舗展開をする靴とバックのブランドの正社員でした。

販売もマネジメントも経験がないまま、入社と同時に新店舗の立ち上げを任され、店長として店舗運営、スタッフの採用・育成までを一手に担うことになり右往左往していた頃です。

そのとき、お客さまから教えていただいたのが「コーチング」というコミュニケーションスキルの存在。

・シフト制でスタッフ全員が揃う機会がほとんどない
・正社員と派遣社員の仕事に対するスタンスの違い

これらが原因で引き起こる
「共有したい情報、思いが伝わらない!」
という悩みを解決するためにコーチングを学び始め、職場で実践し始めたのです。


解雇された経験が社労士の私を作った

それから5年、体調を崩したことにより退職。
事務員として社員約30人の地元企業に再就職しました。

ところが、今まで働いていた会社とは全く違う環境に戸惑うばかり。

・社員は就業規則を見ることができない
・本人が知らないうちに有給休暇が減っている

働く環境に問題がある会社だったうえ、リーマンショックで売上が激減した途端、上司の「あなたが嫌い」の一言で、勤務して1年で突然解雇されることとなります。

「労働法を知らないと痛い目に遭う!

解雇を経験したことで、法律知識を身に付け、私のように困っている人を助けたいという思いがどんどん強くなりました。
そして、弁護士事務所に転職し、働きながら特定社会保険労務士になったのです。

※ 特定社会保険労務士とは、労使間における労働関係の紛争において、裁判外紛争解決手続制度に則った代理業務に従事できる社労士です。


法律では解決できない大きな壁

「困っている人を助けたい」

その熱意と意気込みで、弁護士とともに労働事件にも携わってきました。
当時は今以上に「ブラック企業」が横行していた時代。

不当解雇の取り消しを求めて訴訟を起こしても、職場に戻れた人はほんのごくわずか。(そもそも嫌な思いをした会社に復職希望の依頼者は少数です)

結局、依頼者は法的に裁判で勝訴したとしても、解決金(慰謝料や未払い賃金など)を受け取り、「解雇された」という心の傷を抱えたまま、自力で再就職先を探すしかないのです。

就職難の時代に解雇された人を採用する会社もまた、様々な問題があったり、労働者(依頼者)自身に問題があったり…と、結果的に新たな職場でも労働事件に巻き込まれ、再来所する人も少なくはなかったのです。


コーチングで解決できること

勤務していた弁護士法人では、労働者側の事件だけでなく、使用者側の労働事件も受任していました。

双方の言い分から気になったことは

「会社と働く人のミスマッチが起こっているのではないか?」

働く人が「何のために働くのか」「どんな働き方がしたいのか」という自己理解ができていないため、どんな職場に行っても不満が募り会社とトラブルになる。

会社側が「今この会社に必要な人材はどんな人か」という明確なビジョンを持たないまま、会社と合わない人を採用してしまい解雇したという逆のパターンも。

労使ともに、労働トラブルを減らすために“最低限“必要なものは

・自己理解を深めること
・ビジョンを明確にすること

というのが、私の導き出した答えでした。

「これってコーチングで解決できることではないの?」


徹底的にクライアントのためのコーチ

この気づきをきっかけに、コーチングを学び直し、コーチとしての活動もスタートさせました。

現在は、弁護士法人を退職しキャリアコーチとして独立。
しかし、社労士を辞めたわけではありません。

私が徹底的にこだわりたいのは

クライアントが前に進むために何ができるのか?

そのためであれば、コーチとしての経験・知識・スキルはもちろんのこと、法律事務所に勤務していた社労士としての知識・視点も大いに役立てていく所存です。

こんな私ですが、今後とも応援よろしくお願いします。


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LIFEISM
〜主義を持って自分らしく生きよう〜
をテーマにキャリアコーチとして活動しています

「他の人には話せなかった事まで話せた」 との感想をいただくことが多く
絶対的な安心感と話しやすさでリピート率が高いのが特徴


《 プロフィール 》
 古井 奈緒子  Naoko Furui
 兵庫県生まれ博多育ち
 愛知教育大学教育学部 卒業
 名古屋市在住

《 趣味・好きなこと 》
 高校時代から25歳までバンドでGuitarを担当
 ロックからボサノヴァまで幅広い音楽が好き
 休日は読書(キングダム含む)映画鑑賞に勤しんでいます

《 保有資格 》
・特定社会保険労務士
・産業カウンセラー
・TCS認定コーチ

《 My career story 》
・大学卒業後、商社で営業・経理事務と兼務
・離婚を機に、靴とバックを扱うブランドの店長として店舗運営・接客業務に携わる
・シフト制ですれ違うスタッフとのコミュニケーションに悩み、コーチングを学ぶ
・アパレルから転職した先の企業で解雇を経験
 解雇の経験から労働法を学び、弁護士法人にて法律事務員・社会保険労務士として勤務
・2016年 ライフコーチ養成講座を卒業と同時にコーチングセッションを始める
・2017年 TCS(トラストコーチングスクール)のコーチ資格を取得
 パラレルキャリアとしてコーチ業を本格的にスタート
・2021年12月 自分らしく働くことを追求し、11年間勤務した弁護士法人を退職
 キャリアコーチとして独立