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魂が震えた寿司とチョコレートとビルマ料理

突然ですが、私は先日、

魂が震えるチョコレートに
出会いました。

いきなり何のこっちゃ?

ってかんじですよね。


まず、この「魂が震える」

という感覚について

お話しさせてください。

私がこの感覚を初めて経験したのは

昨年8月、

ビバリーヒルズでのリトリートに
参加したときのことでした。


そこで、ビバリーヒルズの日本人ご夫婦に
会員制のお寿司屋さんに
連れて行っていただいたのです。


そこは、ごく一部の人しか知らないであろう
いわば秘密のお寿司屋さんで、

会員は世界で限定100名。

そこへは世界中から
お客さんが食べに来ると聞きました。

世界で100名ってすごくないですか?
だいぶレアですよね。


そして、実際にそのお寿司を
いただいてみると、

それはそれは

想像を超えたお寿司でした。


美味しいのは言うまでもなく、

いや、美味しいなんてもんじゃなく、

果たしてこれはお寿司なのか??

と思うほどの想像力と創造力で

生み出された傑作でした。

もう、ぶっちぎり感がハンパない。


ビバリーヒルズのご夫婦も

ここを超えるお寿司には
まだ出会ったことがない

とおっしゃっていました。

このメニューを考案した職人さんは
その場にいらっしゃらなかったのですが、

そのお寿司を一カンずつ、

いただきながら

お寿司の説明を聞いているうちに、

私はその職人さんの魂を、

彼の生い立ちからここまでの道のりを、

その圧倒的な存在感を、

お寿司を通して感じてしまい、

その瞬間、魂がブルブルっと震えて

涙が溢れてきました。


ズドーン!と

ハートを打たれたかのように。


こんな体験は初めてでした。


そして、

私もこれと同じことがしたい!!

と強く思いました。



私がこの人生を懸けてやりたいことは


これだ。



そう確信しました。


もちろんお寿司を作ることではなくて、

自分が大好きな何かを、

私の全エネルギーを総動員して

創造すること・・・



このお寿司屋さんでの体験は

一生忘れられないものとなりました。



それからというもの

私は職人さんのパッションや
その作品に対する愛のエネルギーに
敏感になったようで、

つい先日、
チョコレート専門店で勧められて
試しに買ってみたチョコレートに対しても

その職人魂を感じて

心を打たれたのです。



それは、チュロスとチョコレートを
組み合わせたチョコレートでした。


いったいどんな味がするんだろう?

どんな食感なんだろう?

お店で説明を聞いても想像できず、

私は好奇心のあまり

買ってみたんです。



そして、食べてみたらびっくり!!

すごく美味しいのはもちろんのこと、


これを考案したチョコレート職人さんの

チョコレートへの愛と、
探究心と、
パッションを感じて

私の魂がまた震えました。


何これ!!マジやばい!!

このメーカーさんの
ウェブサイトを見てみると、

創業者二人の写真と、
事業の始まりから今に至るまでの変遷が
書かれていて、その文章にもしびれました。

あなたたちがチュロスとチョコレートの
組み合わせを再現すると、こうなるのね!!

あなたたちの解釈は、こうなんだね!!

やってくれるね〜!!

見せてくれるね〜!!



そして、彼らが作っている他の種類の
チョコレートも食べてみたくなりました。

チョコレートとバターの組み合わせのは
食べたことがあって、これもすごく
美味しかったんだけど、

他にも異色の
チョコレート+マッシュルームとか、
チョコレート+クロワッサンとか、

想像できないかんじの作品が世に出ています!!


そして最後に、ビルマ料理屋さんについて。

ここポートランドには
私が大好きなビルマ料理屋さんがあるのですが、

そこで出されるお食事にも、
シェフのお料理愛とパッションを感じるんです。

だから大好きなんだけどね。


先日、そのお店のシェフとお話しする機会があって

「このマンゴーのピクルスは
今まで食べた中で一番美味しい!」と伝えると、

シェフは目を輝かせて
パレスチナのデーツのピクルスの
話をしてくれたました(まったく未知の世界!)



「このひよこ豆のお豆腐、食感がすごく軽いね!」
と言うと、作り方を教えてくれたのですが、

そこにもまたシェフのこだわりが。

ひよこ豆のお豆腐は、ひよこ豆粉を使って
作るのが一般的らしいのですが、

そうするともっと密で、どっしりと重たい
かんじのお豆腐になります。


でも、彼のお店では

ひよこ豆を浸水させてから煮て、
その煮汁ににじみ出たお豆の粉とそのお水だけを
使って、お豆腐を作っているのだとか!

それで他のお店とは違う、
こんなに軽くて柔らかいお豆腐ができるんだね!


もう、たまらん!!

私はこういう話が大大大好き!!


食べること、美味しいものが大好き
ということもありますが、

私は根っからの職人気質なので、

こういったこだわりのものに触れると
魂が震えてしまうんです。

ハートが喜んで、弾むかのように。


先日、この話を

私が受講している講座の中でしたところ、

こんなことを言われました。



「それは直ちゃんへのメッセージだね」って。


つまりそれは

私も、

私の魂も、

そんなふうに

命を懸けて

何かを作りたいということ。


そして、

私にはそれができるということ。



そしてそして、


それを今、やっていますか??




というメッセージでした。




これに加えて講座の中で言われたのは、

私は本当はもっと先まで行けるのに、

作品を作るなど、
何かを突き詰めていく過程で、

ちょっとずらしてしまう(横に逸れてしまう)
ような癖があるとのこと・・・


自分には、その自覚はありませんでした。


ものにもよるのですが、

たとえば、

少し前までやっていたソーイングは

全力でがんばっていたという認識です。


だけど、何度も体調を崩して
クラスを続けられなくなってしまった・・・


ここが気になったので、
講座が終わった後、数日間考えていました。

もっとできる、もっと全力でできるのに
私は本当に限界までやっていないのか?

もしそうならば、それはなぜなのか・・・?


そこで私は、

とんでもない自分のビリーフに

気がついてしまったのです。


つづく

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