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年賀状デザイン2012-2020

年々やり取りの枚数が減っているという年賀状。自分の意思で出すようになってから、手書き、プリントごっこ、パソコンと手法は変わっても、自分でデザインしたものを出すことを続けてきた。毎年11月頃になるとどんなデザインにしようかソワソワし始める。わたしにとっては発表会のような大事な場なのだ。

デザインの振り返りをしたいと思ったが、データが残っているのは2012年以降のもののみだった。だれかわたしの以前の年賀状手元にあったら画像ください。特に2009年のが気に入ってたのでお願いします。


2012年(辰年)

デザインには年号か干支を入れることをルールにしている。なんでも、縛りがあった方が面白いし燃える。あとはおめでたさは必須。この年は西暦の数字でお供え餅を作ってみた。わかりやすかったようで反響が多めだった作品。

2013年(巳年)

13といえばトランプ、の単純な発想で作った作品。毎年10個くらい作ってみて1番気に入ったのを出しているが、この年は「モチーフはトランプ」で決めていたのでほぼ最初からこのデザイン。色の試行錯誤だけで完成となった珍しいパターン。

2014年(午年)

古い「馬」の字の形がカッコ良かったのでデザインしてみた。馬という漢字は象形文字から始まって形にバリエーションがありデザイン心がくすぐられる。いろいろ遊んでみた中で、例えばこんなのも作った。

たくさんの縦横の線に「エクセルで!作りたい!」という衝動のままに作ったもの。

2015年(未年)

ペン習字に通って毎日ひらがなの練習をしてた頃、「ひ」ってなんてかわいいんだろうと思っていたので、そのままひつじの「ひ」。

2016年(申年)

サルボボモチーフを申の文字で行くぞと10月には決めていた。1番サルらしい色合いをと選んだのが上の作品。下記はボツ。

シンプルモダン的なオシャレ風味だけどサル感イマイチ。

サルというよりゴリラかオラウータン感。まあそれもサルか。

2017年(酉年)

めでためな派手色を使うことを自分に課してみた。馬の年にボツにしたエクセル画をやってみたかったのもあったが、結果あまり自分らしくない作品に。「たくさんある年賀状の中では目立った」の反響あり。そうだろう。

肩慣らし的にいろんなものを思うままに描いてみて、その中から絞っていくやり方をしているが、鳥の羽根をとりあえずデザインしてみたこれを、もっと発展させてみれば良かったかなーと後悔した年。

2018年(戌年)

張り子の犬自体が好きで、だいぶん気に入っている作品。張り子の犬への溢れる愛情を感じてもらえると思う。

2019年は喪中でおやすみ

2020年(子年)

「ね」の文字でぼんぼりを作ってみた。対にしておめでたく。 これもカラーパターンを数種類作ってみたが、ネズミ年だし、でこれに決定。気に入っている作品の一つ。最近だからまだ思いが強い。


年賀状は多分さらに衰退していくだろう。わたしもいつまで続けるとも決めていないが、年号や干支からなにか沸いてくるものがある限りは作って出したいと思っている。市販印刷年賀状を出すことは一生ありません。




プリントごっこって久し振りに言ってみたけど懐かしいな。またプリントごっこで作りたいな。




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