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お茶事を終えて〜たぎる心

あいにくの雨でしたが
暗いお茶室に灯る炭火、和蝋燭の火が美しく
時空を越えたような感覚
もし前世というものがあったなら
この日居合わせた先輩方と、過去に同じ時代に生きたことがあったのではないかと思った
何とも言えぬ心地よさ
お道具の取り合わせ、海山の珍味に秋を感じ
先生の思いが身に沁みました

“釜の湯はたぎらなくてはおいしいお茶をたてることができない
心の内と外は必ず一致せねばならぬ
利休はそういう意味でぬるいことをきらった”

お茶も仕事も遊びも
心をたぎらせていこうと思う
そんな11月のお茶事でした

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