感受性を置いておく

6
ノート

とりとめないものを差し出したい

「不意に立ち現れる」ものに触れることが好きだ。
人の心の機微だったり、小さな季節の移り変わり、鼓動のように聴こえるベースの音。うつろい とか言っちゃう方が言い当てている気がする。

そういうものに再現性とか、見える化を求めるのって、野暮だなあとは思いつつ、心が揺さぶられたり、それをどうにか言葉やかたちにとどめて人に伝えたいって思ってしまう。
なかなか欲張り。

私が美術を好きになったこと、デザイン

もっとみる

イメージと、われわれと、とらわれ

「もっと◎◎だと思った」
「きっと◎◎だ」
「◎◎に違いない」
意識の有無にとらわれず、毎日フィルターをかけて、ものを見ている。
正確には「もの」の実態というよりも「もの」にまとわりつく「イメージ」
最近は「もの」より「イメージ」のほうが実態になっていることもあるなーと思うこともしばしばある。

とはいえ実在するもの・こと・そして人に出会うと、意外性や想定外や不思議さ、わからなさを誘発してくれる。

もっとみる

ぼーっとしていると多分出てくるものがある

3月末をもって、greenz.jpを運営するNPOから退職しました。
4月1日に送別会を開いて頂いたので、今の所実質2日ぐらいしか仕事から離れていないけど、びっくりするぐらいぼーっとしている。
朝が相変わらず起きることができない。グリーンズの仕事をしだしてから勤務時間の縛りがなかったため、朝決まった時間に起きたり、夜決まった時間に寝ることがこの数年すっかり乱れていた。でも乱れるほど、仕事やそこで出

もっとみる

結婚について思うこと

結婚した。夫と出会ったのは5年ぐらい前で、「この人ウケるな」と好意がぐっと高まるまでは、たまにあってはお互いの仕事や興味のあることを話す友人関係だった。一緒に暮らしていこうと思える人は、じんわりとやってくるもんだなあと不意に思い返す以外は、引き続き日常だ。それもまた不思議。

…写真とか文章は、どこまででもエモくなれるから、やっぱ表現って取扱い注意だな。どういう出会いで、どういう人で、好きなところ

もっとみる

世にはびこる呪いみたいな価値観を、優しさで超越していく

今日は、御茶の水美術専門学校というところで、学生さんの展示を拝見したり、審査員として審査したりとホクホク楽しい1日だった。

母校の大学で働いていたのももう10年前になるから、若い人の学びに触れる機会はガクンと減ってしまっていたので、こうしてお誘い頂けることはとても嬉しい。

私が特別審査員賞として選ばせて頂いたのはこちら。
男女共同参画推進のためのPR案を考えるというもので、
「なんという難題だ

もっとみる

27clubに入れなかった私たち

27club と聞いて、ピンとくる人とは仲良くなりたい。
私は音楽が、特に初期衝動とか破壊衝動の強めのバンドが好きなので、
↑上記に代表されるミュージシャンの儚くも濃ゆい人生を垣間見ると、人生を短く濃く全うできなかった側として、粛々と細く長く生きようといつも心に留める。

「初期衝動」を「初期衝動」のまま抱えて生きていくのはすこぶる難しい。
ずっと「誰か」の「なにか」に怒りや絶望、悲しみを抱えない

もっとみる