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子ども部屋リフォーム 布天井(天蓋)の作り方

長女の部屋がようやく完成💖・・・ということで、前回は写真を見てもらいましたが、多分一番目についたのが天井だと思います。

何を隠そう、娘が自分の部屋をつくるにあたって唯一希望としてあげたのが、この「天蓋(てんがい)が欲しい!」でした。

天蓋と言えば、中世ヨーロッパのお姫様🎀が天蓋付きのゴージャスなベッドに寝ているところが目に浮かびますが・・・いや、娘よ・・・どこでそんな「天蓋」なんて見つけたんだ💧
もちろん、その夢は叶えてあげたかったのですが、正直そのためには天井の高さが足りず・・・。なにしろ寝室部分はもともと屋根裏で、奥に向かって傾斜していき、160センチの私もしっかり立つことが出来ないぐらいの空間なので。

そこで「布天井」を部屋全体に設置して天蓋風にすることで納得してもらいました。

建築家の義兄も一緒に考えてくれて試行錯誤しましたが、結果的にはそんなに予算も手間もかからずになかなかの布天井ができあがったので、ご参考までに材料や設置方法などをお伝えしますね✨

まず布ですが・・・シフォンジョーゼット75D(デニール)の黄みがかったホワイト(オフホワイト)を使用しました。近くの手芸用品店で12メートル買って約1万円(でも2メートル以上あまってしまいました💦)。

75Dシフォンジョーゼット

言っておきますが・・・この生地はとにかく扱いにくいです💦
わが家では様々なところに使用していますが、伸びるしヨレるし、ミシンで縫うということに関しては結構骨が折れます(笑)。今回も端っこを縫ったのですが、まず布用両面テープで貼って固定してからミシンをかけました。
でもネットに入れればジャブジャブ洗濯機で洗えるし、すぐ乾くし、シミなどが出にくく汚れも落ちやすいのでお手入れは簡単で助かります!

さて、布の他に材料としては・・・

釣り糸と絶縁ステーブル

60号の釣り糸・・・多分マグロとか釣るんでしょうね(笑)と、絶縁ステーブル。釣り糸は釣具屋さんで2500円前後だったようです。
絶縁ステーブルは白いペンキであらかじめ白く縫っておきました。

あとは「ヒートン」と呼ばれる、先端が丸くリングになっているネジですが、それを壁の両端につけます。

ヒートンに釣り糸を結ぶ

わが家で使ったヒートンは先端が白いゴムでカバーされているものです。
そのヒートンに釣り糸をピンと張って結びつけ、それをドレープの数だけ設置します。

絶縁ステーブルで補強

釣り糸がたるんでしまう場合は布と布の間などに絶縁ステーブルを打ちます。釣り糸だけの時はピンと張れているつもりでも、布の重みや時間経過でたるんできてしまうので、補強のために打っておいた方がいいかなと思います。

張った釣り糸に布を乗せて、適度なドレープをつくります。
これでもう完成です✨

そうそう、布の両端の処理ですが、そのまま長く垂らしても素敵ですよね。
でもちょっと触っただけでズレてしまうなどデメリットもあり、布もどこかにちゃんと固定した方が扱いやすい気がします。
私は布の両端を縫ってそこに釣り糸を通して張りました。そのあたりはケースバイケースで工夫していただけたらと思います。

布天井(天蓋)完成!

注意点としては、布の長さを決めるのがちょっと難しいので、長めに買って、切るときも長めに切って後から調整するほうがいいと思います。ドレープも含めて計るのはとても難しいですし、扱いにくい生地なので切るのも縫うのも失敗する可能性がありますので💧

でも、材料費もトータルで1万5000円程度。外したくなったら簡単に外せるし、洗濯も出来るし、なかなか素敵なお部屋に仕上がったと思います。

「こんなのウチでは無理!」と思う方も、ベッドの上だけに設置するなど、一部分でも非日常感がでて素敵だと思うので、もし良ければ試してみてください😊✨


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