小坂 直之 >Naoyuki Kosaka>

西の私立大D▶︎外資化粧品会社▶︎外資保険会社▶︎保険証券銀行その他の金融流通サービスである…

小坂 直之 >Naoyuki Kosaka>

西の私立大D▶︎外資化粧品会社▶︎外資保険会社▶︎保険証券銀行その他の金融流通サービスであるファイナンシャル・ジャパン(創業者ex代表取締役)▶︎業界特化型のIT/SaaSを開発提供しているhokanをやっています。(創業者代表取締役CEO)▶︎発言は個人の見解です。

最近の記事

日本におけるMDRTの会員数のアップデート2024 pic by DALL.E 3

今年もMDRTの会員数が発表になりました。 昨年はこちら。 昨年と比べると微減でした。代理店の数が減っています…昨年の私の予測が外れました…誠に申し訳ございません。新時代は"代理店の人たちは登録しなくなった…"もしくは"米国会にのみ登録した…"が正しかったようです。 そこまで基準は高くなっていないので登録する人たちが何かしらかの理由で大幅に激減したことが要因かと思います。 ちなみに2019年の基準は"JPY ¥18,822,400でしたので2023年は65%ちょっとで

    • 商品ではなく販売手法で顧客の選択肢が狭まる愚行に指摘。手数料のあり方にもメスが入るかもしれません。(中間報告を踏まえ)

      仕組債、仕組預金、そして外貨建一時払保険と銀行窓販における悪役3兄弟(昔だんご三兄弟って流行りましたね…) 日本経済新聞でも早速取り上げられてましたね。(仕組預金は?!と思いましたが) 2024年4月3日に金融庁が発表した"リスク性金融商品の販売会社等による 顧客本位の業務運営に関するモニタリング結果 (2023事務年度中間報告)" の中で名指しで指摘したものが外貨建一時払保険と仕組預金でした。 それぞれの項目は見ていただければわかると思いますが簡易的に説明すると ・

      • 損害保険の意向把握がようやく本格化すると代理店はどうなるか?

        先週、一般社団法人日本損害保険協会から募集コンプライアンスガイドが出されました。 150ページ以上にわたり、募集の定義から体制整備まで事細かく整理がされております。 今まで、生保は先行して保険会社による代理店の指導が強化され、意向把握のチェックなどが厳格化され、生保協会においても業務品質評価基準をクリアした認定代理店制度が始まっておりましたが、昨年から続く事件などを踏まえ、損保においても協会が声明、コンプライアンスガイドを改めて制定する動きとなりました。 私の感覚で言う

        • 行動様式の激変期に向けて保険代理店と募集人は何をしておくべきか。

          損害保険の課題について、昨年も少し触れましたが、今年は損害保険の行動様式が一気に変わっていく元年となるでしょう。 各社の改善計画がどこまで進むかはわかりませんが、明確に代理店には自立と自律を促す施策へ大幅に重心を移すであろうと推察されます。 今までの商習慣において、特に保険は1996年の金融ビッグバンまで護送船団方式と言われ、同一条件、価格であり差別化をするのが商品以外の部分/主にチャネルの拡充だったことが挙げられます。その際により連携を強化していくための販売支援だったり

        日本におけるMDRTの会員数のアップデート2024 pic by DALL.E 3

          損保ジャパン社のBM社における社外調査委員会による調査報告から学ぶ、これから保険の流通に関わる方がしっかりと認識しておきたい1つのこと(私見)

          おはようございます。業界人としてはお笑い芸能ネタよりも各社の報告書を目にする方が多い日常を送っております。 さて、保険会社各社から調査報告書などが出てきていますが、昨日1/16に 損保ジャパン様が出したレポートがこちら。 保険の販売や募集と保全や請求というお客様の最もフロントに近いところでお仕事をさせていただいている立場上、非常に危機感を持ちながら本件を注視しております。 主に経営判断の間違いと内部の実行の間違い、親会社との関係について言及がされています。 その中でも、

          損保ジャパン社のBM社における社外調査委員会による調査報告から学ぶ、これから保険の流通に関わる方がしっかりと認識しておきたい1つのこと(私見)

          2024年は最善努力で

          今年は保険業界全体がより良くなるために時間を使いたいと思います。本格的にSaizen(最前/最善)努力。保険業界Ops(operationg sysyem)の設計、拡散に力を入れていきます。 国内の保険事業は生損保とも現在大きな戦略転換点にいると考えています。昭和99年の慣習をはじめ、デジタル活用の遅れ、代理店の自律/自立の未達、担い手の不足とサービスの低下、国内市場の見込減など、多くの課題が山積みになっています。 96年の金融ビッグバンからもうすぐ30年。創出された乗合

          生命保険の魔法の力

          1996年6月に開催されたプルデンシャルの会で、日本の代表だった坂口さんの「生命保険の魔法の力」のスピーチはもはや伝説ですが、改めて読み返すことがありましたのでメモ。 「生命保険の魔法の力」。これは何を意味するのでしょうか?そのいくつかを考えてみましょう。例えば・・・ 契約成立と同時に家族に安心感を与え、契約者である本人には満足感を与える。つまり家族全員に対して心の平和という満足感を与える。 申込書に署名して初回保険料を支払ったその瞬間から、1億円というような、保険料の

          生命保険の魔法の力

          保険業界もFDが本格的に進む/最善を尽くそう。

          第212回の(令和5年3月14日提出、令和5年11月20日成立)国会で成立しました。 2017年からプリンシパルベースの「顧客本位の業務運営に関する原則」 を採択されていたのですが、"「原則」を採択していない、方針等を公表していない金融事業者も多く存在"などが見受けられ、実効性がないと判断されたことです。 "顧客等の最善の利益を勘案しつつ、誠実かつ公正に業務を遂行すべきである旨を金融事業者や企業年金等関係者一般に共通する義務として法定することで、顧客本位の業務運営の一層の

          保険業界もFDが本格的に進む/最善を尽くそう。

          食道がんで闘病中の楽天在籍経済評論家の"がん保険は不要だ"について。

          山﨑元さんが癌に罹患されたというのが昨年?くらいだったと記憶しています。個人的には著書も全て目を通しておりまして、大変勉強になっております。ウィスキーがお好き、ということもお聞きしていまして、勝手に親近感を感じておりました。声を出すのもおつらそうで一刻も早い回復をお祈りしております。 さて、中身ですが詳しくはNewsPicksの本番の動画を見ていただければ幸いですが要約すると 末期食道癌の経験 山崎さんはステージ3から4の食道癌を経験した。 標準治療の期間と費用 標準

          食道がんで闘病中の楽天在籍経済評論家の"がん保険は不要だ"について。

          2023年の保険業界を(少し早いけど)日経の記事とともに振り返る

          保険業界の業績について 各保険会社。コロナの最後の給付が一段楽した様子。第一生命がトップに復活しましたね。保険金みなし入院の廃止したこと、営業活動が再開されたこと、金利上昇と為替、運用益なども鑑みると、下期は各社非常にいい決算が出る?かもしれません。 保険業界の人材採用他 人材採用難から各社採用に対しての待遇も改善に。今越は11月=保険月ということもあり、追い込みだけでなく採用活動を街中でされる方々も多くいらっしゃいます。昔は魚も保険も採用もたくさんとれたのに…とは某保険会

          2023年の保険業界を(少し早いけど)日経の記事とともに振り返る

          Amazonが保険代理店をついに。まずはペット保険を始めたのでうちの子の見積もりをしてみた結果...

          ついにAmazon様がデジタルエージェントに参入です。まずは比較的ライトなペット保険から。 まずは見積もりを。 もうサクサク行きます。さすがAmazon。このあたり全ペット保険会社は参考になさった方がいいのでは… "うちの子"を入れさせるだけで離脱率が変わりそうですね… しっかり備える70%プランに。 まぁその後しっかりと使うよねという内容でした。ここから個人情報をもとに家財保険〜自信、自動車、医療保険、生命保険と行けそうな導線です。 裏側にはトルファミリー少額短期

          Amazonが保険代理店をついに。まずはペット保険を始めたのでうちの子の見積もりをしてみた結果...

          保険モニタリングレポート3期分からみる、今後の保険募集のあり方について

          先月末に金融庁から公表されました、毎年お馴染みの保険モニタリングレポート。皆様もすでにお目通しになったと思います。 2023年概要 2023年本文 私が大好きなこのレポート、保険業について毎年思考の整理ができるということで大変良い資料です。現状と将来に向けてやるべきことの定点観測、という感じでしょうか。 その中で保険業の社会的意義とは 国民生活の安定や国民経済の健全な発展に不可欠な保障(補償)機能を適切かつ安定的に提供 顧客の資金を預かる機関投資家として活力ある資

          保険モニタリングレポート3期分からみる、今後の保険募集のあり方について

          日本におけるMDRTの会員数のアップデート2023 新時代

          今年も恒例のMDRTの会員数がアップデートされました!!地味に継続的に読まれる内容です。 ちなみにMDRTとは何か?をAIに解説を書いてもらいます 本当に楽になりましたw 今年はついに代理店がシェアNo.1になりました。(登録していない人も多いようですが)対象人数である資格者が多いのでまぁ当然と言えば当然かもしれませんが、50年以上続く日本会の中で今回は史上初だと思います。 日本におけるMDRTの5人に1人が代理店会に。今後この流れは不可逆かもしれません。 日本会に

          日本におけるMDRTの会員数のアップデート2023 新時代

          価値基準、価値観がどこにあり何なのかについて

          あなたの価値基準はどこにあるのか?と聞かれて皆様どう答えるでしょうか。 経済成長が横這い、むしろ世代間/職業間の所得、資産格差は開き、結果として様々な課題が噴出してきたのが2022年だったような気がします。ばらまいた資本はとりあえず各所で回収に走るのですが、介護保険がなぜかU40にも拡大していったり、自賠責の運用益がとりあえずなぁなぁになったりとして個人的にはより良くなる未来とそうでない未来のエリアが色こくなってきたなと。 マスクをするorしない、ワクチンを打つor打たな

          価値基準、価値観がどこにあり何なのかについて

          対面でなくて良いサービスの高まり>非認知能力の希少性がさらに進む動き

          今朝の日経から 〜以下抜粋〜 「子どもが急に発熱してしまったのですが、どうしたらいいでしょうか」。エムスリーの相談サービス「アスクドクターズ」では、こうした問い合わせが相次いでいる。 月額はわずか330円。質問を投稿すると複数の医師から最短5分程度で回答がくる。エムスリーは日本の医師のおよそ9割が登録する情報サイトを運営している。アスクドクターズも約8千人の医師が登録し、一件の相談に平均5人の医師から回答が得られるという。55以上の診療科に対応しているのが強みだ。 〜抜粋終

          対面でなくて良いサービスの高まり>非認知能力の希少性がさらに進む動き

          退職金と年金で老後資金の課題解決について今後重点的に取り組んでいきます(Annuity Bizも頑張るよ!39歳最後の日を迎えて)

          近況 明日で40歳になります。だいぶおっさんになったような、子供のままのような。諸先輩にはあまり変わらないよ、と言われていましたが、(うちの親父に聞いてみたいが聞きそびれたので今度聞いてみよう。)思ったよりだいぶ子供でした。ご迷惑をおかけしている皆様本当にいつもありがとうございます。このままでいきます。 しかし髪が柔らかくなり、白髪が増え、抜け毛が多くなり、 爪が脆くなったり、根本の白い半月は消え、 お酒、脂っこいものが翌日キツくなったり、 胴回りが脅威の成長を遂げていたり

          退職金と年金で老後資金の課題解決について今後重点的に取り組んでいきます(Annuity Bizも頑張るよ!39歳最後の日を迎えて)