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#息子ごはん 和食に洋食に中華/ごはんにパンに麺、、、と日々に変化をつけて楽しみたい私の気軽に洋食 フレッシュトマトのハヤシライス

空は曇り、少しじめじめとした4月最終日の今日。
5月は、一年で一番紫外線が多い月だと言われ、
6月は日本の名物「梅雨」がやってくる。


半袖で過ごしたい暖かい日が増え、すでに我々の小さな大敵蚊が少しずつ家に遊びに来るようになってきた。


夏野菜も間も無くだ。
トマトやきゅうり、茄子などは、一年中栽培されているけど、
本当はすべて夏が旬の野菜。

トマトは加熱しても壊れにくいビタミンCが自慢で、
リコピンはベータカロチンよりも多い抗酸化作用だという記事を多数見つけたので調べてみて欲しい。

さて、栄養面はわきに置いて、何より、加熱してことことと煮込んだトマトは美味しい。
生で食べると「うーん、薄味かな?」と思うトマトでも、
ことこと煮込むだけで美味しい!と口角の上がる味に変化する。

調理による「良い変化」
調理による「必要のない変化」があると思うから、

手数を増やすことばかりが正解でもないし、時短や旨味を強くすることに傾倒するのも正解ではないと思う。

正解は自分に心地よい塩梅を見つけることだと思う。

生活というのは食だけではなく、衣食住とある。
現代では衣食住+芸(アート)がある。

外食でプロが作ったものを、素敵な器で熱々をいただくのも嬉しく、良い時間なのだけど、都会に生きている私にとっては、若い頃から外で働き続けてきた私にとっては、家で作ることよりも、外食が身近な出来事だ。
自宅で好きな音楽をかけながら、または合うお酒を自分で選びながらいただく食事は何度おこなっても飽きることがない幸せな時間。


今日は、前置きが長くなったけど、
3人暮らしに最適な量で、ハヤシライスを作ったのでシェアしたい。


ハッシュドビーフも、ハヤシライスも、ビーフストロガノフも、似ていて違いがわかりにくいけど、ビーフストロガノフは肉でとるブイヨンがベースで、サワークリームを添えるのがマストなのが特徴。ハヤシとハッシュドビーフはサワークリームを添える文化はないけど、「ハッシュ」というのがみじん切り、みたいな意味が語源だそうで、なので本来は野菜をたくさんチョップして入れる。

ハヤシライスは日本人が考えたものだけど、諸説あるものの、個人的には「ハッシュドビーフ」のハッシュドビーフ&ライス→ハシュドライス→ハシライス→ハヤシライス、と日本風になったのではと思う。
今日はハッシュドビーフによく使われるセロリなどの香味野菜を使わずにシンプルにフレッシュトマトベースで仕上げていく。


1家庭で作りやすく、
2フレッシュトマトをたくさん使い、
3サワークリームとパセリを添えてレストラン気分
かつ
4外国の食べ物(サワークリームを入れる文化やパセリで仕上げるハーブ感など)に慣れて欲しいという食育を兼ねる

という合計4つのキーワードで作っていけたらと思う。

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

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「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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