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D判定で国立後期7、小論文の設計4

小論文を建築物に例えて、設計の重要性について縷々述べて参りました。

いい建築物の設計には、直接設計に関係なさそうな幅広い知識が必要です。

小論文も同じです。直接受験に関わらない幅広い知識、教養が求められるのです。

自分は医学部志望だから、社会の勉強は時間の無駄?私学理系だから国語はやらない?

あなたが、将来社会で活躍するなら、仮に理系であっても文系の知識は必要です。

医学部でも、科目の少ない私学ではなく、国語や社会が課せられる国立を私が薦める理由はここにあります。

推薦、AO、後期、の多くで小論文を課す目的はここにあるのかも知れません。

小論文は、中身が勿論大切ですが、見かけも大事です。折角間取や設備は良いのに外観が悪いとがっかりですよね。建売住宅や完成したマンションなら買手がつかないかも知れません。

小論文の見かけとは、パッと見の印象です。詳しくは施工のチャプターで申し上げますが、文字のバランス、印象、割り付け、が大切です。

字数制限が何文字か?にもよりますが、適切な段落分けがなされていないと、見るだけで苦しくなりますし、字数が少な過ぎて、空白が多いのも印象が悪いです。

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