やまちゃん

キャリアの専門家。アーティスト出身でエンタメ分野の教育者として2000名ほどの若者の人…

やまちゃん

キャリアの専門家。アーティスト出身でエンタメ分野の教育者として2000名ほどの若者の人生をお手伝いして15年。 この度、エンタメ・芸能分野を専門とするキャリアコンサルタントとして、キャリア開発、キャリア教育、エンタメキャリアの3つ分野で活動を始めました。

最近の記事

明るい未来の作り方

夢を持つ高校生 「自然エネルギーを使った住宅を設計したい」 「命の大切さをデザインの力で訴えていきたい」 「地域の文化や習慣を商品にし世界に販売したい」 「脱炭素の空調を開発したい」など 将来の目標をちゃんと持ってる。 もしかしたら受験のために絞り出した目標かもしれないけど、決して嘘ではない。 カウンセリングで、なぜそう思うのかまで掘り下げて見つけた目標。 素晴らしい目標に向けて進学をするんだから、こんなに頼もしいことはない。 もしこの子たちが全員夢を実現させたなら、

    • セルフ•ブランディング

      人が何かに向かって進むとき、必ずぶつかる壁が「自分の強みとは?」ではないでしょうか。 勉強やスポーツなら得意・不得意が分かりやすいものですが、これが自分の事になると途端に分からなくなりますよね。 就職活動などでは「あなたの強みは何ですか?」と必ず聞かれます。 エンタメ界やプロスポーツの世界でも同じことを求められますが、わざわざ丁寧に聞いてくれる人はあまりいません。 それはエンタメ業界もプロスポーツ業界も、年齢にかかわらず今使える能力「即戦力」が求められるからです。 将来

      • きっと、うまくいく

        いい映画を観ました。 インド映画『きっと、うまくいく』 2013年の映画ですが、今の社会にも通じる問題と価値観が散りばめられた映画で、キャリアの理論に通じるものがありました。 エンジニアになることが成功者の証とするインド社会で、エリートエンジニアが集まる大学で巻き起こる事件を、コミカルにときにシリアスに描くこの作品で思うことは、いつの時代も社会の価値観というのは面倒なものだということ。 主人公は三人。機械が好きで成績優秀なランチャー、父親にエンジニアになることを義務づ

        • なりたい自分になる

          ミュージシャンになりたい 映画に出たい お金持ちと結婚したい 海外で生活したい 人のためになりたい 人は大なり小なり夢を持っていると思う。 それは無謀なものかもしれない。 手の届くものかもしれない。 つまり夢って「なりたい自分」のことで、 人はなりたい自分を実現するために仕事を選ぶんだと思う。 その人なりの考え方があり経験の積み重ねがあり選択をするのだと思う。 でも、多くは急速な社会、経済の変化に流され、なりたい自分を見失う。 理想と現実のギャップだ。 なりたい自分=

        明るい未来の作り方

          自分を知ろう

          若者の未来を支援していく仕事は素晴らしい。 エンタメ―テイメント畑で育った私が、ひょんなことから教育機関に就職しエンターテイメントを夢見る学生を育て、彼らの未来を拓く手伝いをしていた。 そこで感じたことは、自分をよく分からないまま夢だけを見ている若者のなんと多いことか、ということ。 自分に何が出来るのか、なぜそれを目指すのか、何を成し遂げたいのか、 エンターテイメントとは人に「感動」という形に表せない価値を提供する仕事なのに。だからこそ提供する側は最低でもこの3つは志と

          自分を知ろう

          平和教育と75年目の終戦の日

          75年前の今日、広島、長崎への原爆投下を受けて日本は降伏し、長きにわたる太平洋戦争が終わりました。 コロナ禍に押され、今年は戦争の話題が薄くなるのかな、と思っていましたが、75年目という節目はやはりこみ上げるものがあります。 戦争を知らない世代の私がどうしてこんなに戦争について考えるようになったかというと、子供の頃の教育に他なりません。 幼稚園~小学生時代を過ごした福岡は平和教育が盛んだったように思います。 幼稚園の頃に福岡に引っ越し、家族で出かけた長崎で初めて戦争につ

          平和教育と75年目の終戦の日

          プロダンスリーグ『Dリーグ』への期待

          ダンサーのためのプロリーグが発足される。 昨日のニュースで知り、日本のダンスの底力を感じた。 第2次ダンスブームの波に私も影響を受け始めたダンス。 ボビーブラウンから火がついたニュージャックスウィングは瞬く間に日本国中に広がり、「DADA L.M.D」、「ダンスダンスダンス」、「ダンス甲子園」などのダンス番組や企画が生まれ、ZooやTRFを世に送り出した。 プロダンサーを夢見た私に強い憧れと野望を抱かせてくれた。 でも、ダンスで食っていくって大変で。。。 関西から上京して

          プロダンスリーグ『Dリーグ』への期待

          芸能界の闇と本気で向き合ってみた

          今も昔も、芸能界は特殊な世界です。 ここ最近も三浦春馬さんの件など、芸能界を取り巻く不幸なニュースが後を絶ちません。 三浦春馬さんの所属していたアミューズは、業界でも実にしっかりとしたマネジメント体制をとっていたプロダクションだと聞きます。 また、昨年の吉本闇営業問題では、宮迫さんや田村さんの声を弁護士ではなく、芸能界事情を知る第三者機関が間に入り耳を傾けていたら、タレントと事務所は本質的な問題に目を向けることができ、社会を巻き込む大きな問題にならずに済んだかもしれません

          芸能界の闇と本気で向き合ってみた

          悟りの梅雨2020

          相性は大切だ。 恋愛も仕事も友達も、人との関りの中で人生は作られていく。 若い頃の恋愛はといえば、外見重視で自分のことを好きになった人なら何とかなる的な、軽い考えとおごりで一緒になることが多かった。 どちらが頑張ったのか、そんな適当なお付き合いでもほとんど人と2年以上は続いた。 きっとほんの少しの相性を本能的に見つけてしがみ付いていたのだと思う。 その中でもお互いほぼ我慢という人もいて、その人との恋愛は激動といってもいい。 なんせ考え方が真逆で価値観がまったく違う。お互い

          悟りの梅雨2020

          教育現場の未来について

          コロナ禍による様々な議論が飛び交う昨今。 私が勤める教育現場も、登校できない学生のために試行錯誤しながらこの一ヶ月はオンライン授業を中心に進めている。 そしてこれがなかなか悪くない。 まあ、オンラインに不慣れな学生のために1科目30分と短い授業だが、これがまた見事な出席率で。普段不登校気味の学生もオンラインならちゃんといる!そして質問や発表もミュート機能のお陰で人目を気にせず出来るみたい。そのため、学生たちは毎日素晴らしい集中力で知識を吸収していく。 確かに、体を動かすもの

          教育現場の未来について

          本を読むこと

          私は本を読むことが出来ない。 ただただ活字が苦手だと思っている。 文字だけでイメージが沸き、その世界に入っていけるらしく、「活字の方がリアルじゃん」的なことを言われるから、何度もチャレンジしてみたがやっぱり無理。私にはその世界を理解する前に、分からない漢字につっかかり、今読んだ行をまた読みなかなか進まず、このセリフは誰が言ってるのかわからず、登場人物が何者なのかなどさっぱり見えず、ひとつも話が頭に入ってこないのである。 要は本を開いても集中できないままただ字を追っている

          本を読むこと

          人とお酒が苦手な私

          どう頑張っても疲れちゃう人付き合い。 どう頑張っても好きになれないお酒。 「人付き合い」は、物心ついたときからの小心者で人見知りで冷めやすい性格が付きまとう(最悪の性格^^;)。でも、楽しいことや賑やかなことは好きだから、率先して人の輪の中にいようと頑張ったけど空回って気づけば一人。思春期になるとそんな空回り人間も空気が読めるようになり、「おや?もしやまた一人?寂しい子と思われないようにしなきゃ。」と余裕の表情で強がっていた結果、集団での自分の居場所作りがことごとく失敗。

          人とお酒が苦手な私