夢を持つ高校生

「自然エネルギーを使った住宅を設計したい」
「命の大切さをデザインの力で訴えていきたい」
「地域の文化や習慣を商品にし世界に販売したい」
「脱炭素の空調を開発したい」など

将来の目標をちゃんと持ってる。

もしかしたら受験のために絞り出した目標かもしれないけど、決して嘘ではない。
カウンセリングで、なぜそう思うのかまで掘り下げて見つけた目標。

素晴らしい目標に向けて進学をするんだから、こんなに頼もしいことはない。
もしこの子たちが全員夢を実現させたなら、日本の未来は明るい。
そして私たちも安心して次の世代に任せることが出来る。

だから私たち大人は、この子たちの目標と情熱が継続できる「環境」を作らないといけないのだと思う。

でも環境はそう簡単に作れるものではない。
お金も、人も、時間もかかる。
そうこうしているうちに、子供たちは大人になり、生活に追われ「やっぱり出来ないんだ」と夢を諦めていくんだろう。
それは今も昔も同じで、沢山の大人が、こうしてかつて抱いた夢を諦めてきたのかな。

じゃあどうすればいいか。

環境を変えることが難しいなら、自分が変わればいい。

どんな環境に身を置いても、諦めない強い意思を持って進めば、たとえ遠回りをしたとしても、いつか夢の方からやってくる。

「継続は力なり」とはよく言ったもので、続けていれば技術が身につくだけでなく、運やチャンスを引き寄せる力もつく。

だから私はカウンセリングを通じて、高校生たちの「諦めない気持ち」を育てていこうと思った。

高校生だけじゃない。
世の中の全ての人たちに目標を持つ大切さ、面白さ、可能性に気づいてもらうコンサルタントを展開できれば、日本の未来は絶対に明るくなると信じてる。