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外国人観光客が喜ぶ日本食の魅力を伝える英語#2 「とんかつ」

最近は円安が続いていますね。
インバウンドの流れはこれからも続いていきますよね。
日本人としては外国からの観光客を相手に何か売ってみたくなりますよね。
皆さんそういう経験はありますか?

おみやげ編に続き、外国人観光客が喜ぶ日本食の魅力を伝えるための、
英語をお届けしたいと思います。
参考にしていただけるとうれしいです。

本日ご紹介したいのは
【とんかつ】

とんかつは、外国人観光客の「食べたい和食」として、人気の高い料理です。
さくさくとした衣に包まれたジューシーな豚肉ステーキみたいに分厚いのに、肉がやわらかい!
付け合せの千切りキャベツとのコンビネーションも抜群。とんかつ用のソースだれをかけて、山盛りキャベツも一気に完食です。
日本で初めてとんかつを食べた外国人観光客のほとんどが、その美味しさに感動するようです。

とんかつは、銀座にある「煉瓦亭」で開発されました。
とんかつのルーツは、明治時代以降にフランス料理として日本に入ってきた「ビーフコートレット (beef cutlet)」にあると言われています。ビーフコートレットは、仔牛肉にパン粉をまぶし、バターを敷いたフライパンで焼き上げた料理です。
パン粉をまぶした牛肉をバターで焼き上げるといったこの調理法では、衣がバターの油をたっぷり吸収するため、日本人にはしつこいのではないかと煉瓦亭のシェフは感じました。試行錯誤の結果、「日本人の舌に合うように」と、「焼く」から「揚げる」に切り替え、また牛肉を豚肉に変えた末に、「ポークカツレツ (pork cutlet)」が生まれ、現在の「とんかつ」と呼ばれるようになりました。

ポークカツレツの付け合せは、最初はキャベツではなく、人参などのグラッセでした。しかし、当時は人手不足で、付け合せをつくるスタッフが足りない状況が続いていました。そこで、人手がなくても、簡単に作ることのできる付け合せとして考え出されたのが、この「キャベツの千切り」だったそうです。
とんかつとキャベツの出会いは、ミラクルだったのですね!

最近では、カロリーを抑えた、揚げない「焼きとんかつ」の人気も高まっています。少ない油で焼いた豚肉は、衣付きでも、カロリーを気にせず安心して食べられます。でも、疲労でがっつり食べたいときには、やはり「とんかつ食べて元気だそー」となってしまいますね😀

とんかつの英語ポップはこちら
Tonkatsu is a dish developed in Japan. It features juicy pork cutlets wrapped in a crispy breadcrumbs. Despite the meat is thick like steak, it is incredibly tender! It goes well with shredded cabbage.

The roots of tonkatsu traces back to the "beef cutlet" that entered Japan as French cuisine during the Meiji era. Beef cutlet is a dish of veal, coated with breadcrumbs and baked in a pan with butter. Concerned that the breadcrumb-coated beef cooked in extra butter might be too heavy for Japanese people, a Japanese chef of western-style food restaurant went through trial and error many times, and switched from "grilling" to "frying," and replacing beef with pork. These challenges finally resulted in the creation of pork cutlets, which came to be known as tonkatsu.

日本語訳
とんかつは、日本で開発された料理です。
さくさくとした衣に包まれたジューシーな豚肉。ステーキみたいに分厚いのに、やわらかい肉!付け合せの千切りキャベツとのコンビネーションも抜群です。

とんかつのルーツは、明治時代以降にフランス料理として日本に入ってきた「ビーフコートレット」にあると言われています。ビーフコートレットは、仔牛肉にパン粉をまぶし、バターを敷いたフライパンで焼き上げた料理です。
パン粉をまぶした牛肉をバターで焼き上げるといったこの調理法では、衣がバターの油をたっぷり吸収するため、日本人にはしつこいのではないかと煉瓦亭のシェフは感じていました。試行錯誤の結果、「日本人の舌に合うように」と、「焼く」から「揚げる」に切り替え、また牛肉を豚肉に変えた末に、ポークカツレツが生まれ、それが「とんかつ」と呼ばれるようになりました。

次回も、インバウンドの観光客にお勧めしたい和食を、英語のポップ案とともにお届けします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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