『虹色の光がさすお茶室♫国宝“如庵”で滅多にない体験をさせて貰いましたっ(o^^o)』



『これだけ見事に七色の光がさすのは
 本当に珍しいんです!!』

ガイドの担当の方が
興奮気味に話します。

国宝のお茶室“如庵”に
新幹線に乗って行って来ました!

織田信長の弟「織田有楽斎」が
建仁寺の塔頭「正伝永源院」内に作り、
今は
愛知県犬山市の有楽苑に移築されている“如庵”。

京都大山崎にある妙喜庵の“待庵”、
大徳寺塔頭、龍光院の“密庵”とともに、
現存する国宝茶席3名席の1つです。

七色の光がさしている窓は“有楽窓”と呼ばれ、
細い竹が隙間なく仕込まれています。

竹と竹の細い隙間から入るわずかな光が
障子に当たって
プリズム効果で虹色に見えるのが特徴です。

とは言え、
天気や季節、時間と言った
様々な条件が揃わないと見えないそうで…

『こんなに素晴らしく晴れた日の
 この時間にお越しの皆さんは本当にラッキー!
 あと30分もしたら光は消えてしまいます。』

そして、
ガイドさんの仰る通り、
その後、虹色の光は、
あっという間に見えなくなりました。

2時間以上かけて訪れた甲斐がありました。

室内の写真を撮影することは出来なかったので、
しっかりと目に焼き付けて帰ります。




その日は
本当に良く晴れてポカポカ陽気♫

同じく有楽斎が
大阪の天満に構えた茶室を復元した
“元庵”も同じ敷地内にあり、
縁側で日向ぼっこをしながらガイドさんから
ゆっくりお話を聞いたり…

今も一年を通してお茶会が開かれる“弘庵”で
お抹茶を頂いたり…


お天気一つで気持ちが変わると言いますが…

雲ひとつない青空が広がったことで、
珍しい情景に出くわしたり、
ほっこりゆっくり見学出来たり、
最高の“国宝お茶室日和”になりました♫








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