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中頓別町 特定地域づくり事業協同組合について

 北海道宗谷総合振興局です。

 令和4年11月、鈴木知事は宗谷管内中頓別町を訪問し、「中頓別町特定地域づくり事業協同組合」の皆様と意見交換を行いました。

 今回は、中頓別町と町内事業者が連携した担い手確保の取組について紹介します。


持続可能な地域づくりに向けて

 中頓別町では、人口減少社会に適応したまちづくりに向け、令和元年から「過疎地における働き方改革プロジェクト」を立ち上げるなど、町と町内事業者と連携した取組を行い、町内の働き手創出や事業者担い手確保による持続可能な地域づくりを目指すため、国の特定地域づくり事業協同組合制度を活用することになりました。

特定地域づくり事業協同組合の仕組み

人手不足の解消と安定雇用を目指して

 特定地域づくり事業協同組合制度は、人口減少に直面している地域において、産業の担い手を確保するため、地域の仕事を組み合わせることで通年雇用を創出し、組合で雇用した職員を事業者に派遣する仕組みです。

 令和4年2月、中頓別町は他の地域に先駆け、道内2例目として組合の認定を受け、町内の建設業や商工業、農業、社会福祉事業など、マルチワーカーとして労働者派遣事業を行っています。

 1つの事業者では、年間を通じた仕事がなく、担い手の確保が難しい場合でも、町内の建設業や商工業、農業、社会福祉事業など、マルチワーカーとして労働者派遣ができることや、労働者にとっても安定した雇用環境や一定の給与水準で働くことができることなどから、今後も地域課題の解決に向けた効果が期待されています。

>>詳しくはこちら!
特定地域づくり事業協同組合|中頓別町くらしとしごと


中頓別町の風景

 北海道では、鈴木知事が地域の創意工夫ある取組を直接お聞きし、道の施策に反映するとともに、広く発信していく「なおみちカフェ」を実施しています。
 今回ご紹介した中頓別町でのなおみちカフェの様子は、以下のリンクからご覧いただけます。

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