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2021年のemoleの挑戦と2018年のクラウドファンディングの対応

1000万円の借金・未払いを背負った僕のジェットコースターのような2年間。を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

2年前にクラウドファンディングの支援をしてくださった方々、遅くなってしまい申し訳ございません。

僕は、2018年12月にemoleというサービスを立ち上げるためにクラウドファンディングを実施しました。
そして、たくさんの方に、共感・応援をしていただき1,127,500円の資金が集まりました。

しかしその直後に、資金を失いサービスを停止してしましました。

その経緯とこれまでの活動についてはこちらにまとめています。↓↓

この2年間、色々とありましたが今ではなんとか会社を立て直し、emoleをリニューアルしようと思っています。

そこで、このnoteでは、2021年にemoleで挑戦することと、2018年のクラウドファンディングの対応についてまとめていきたいと思います。

emole停止

これまでemoleは、好きで生きれる世界をつくるというビジョンの元活動してきました。

始まりは、2018年12月の個々人がやりたいことを実現するための共感型プロジェクトチームアップサービス、emoleのリリースです。

このサービスは、今でも利用可能ですが、一度サービスを閉じたいと思っています。それは、次のフェーズに向けってアップデートをするためです。

emoleは、これまで全領域的にサービスの展開をしておりました。

新規事業立ち上げや、団体設立、店舗の出店等、やりたいことのある人が実現したいプロジェクトを掲載すると、想いに共感した人や仕組みに興味を持った人を集められる。

そして、閲覧ユーザーは、様々なジャンルのプロジェクトの中から自分の興味や感性にあったプロジェクトに参加することができます。

このサービスを立ち上げた経緯は、以下の通りです。

2017年に全国で新しく設立された法人の数は、13万1981社と過去10年間で最も多くなっています。また、2018年の日本全国のフリーランス総数は、2015年から22.6%増の1119万人。加えて、ここ数年で、様々なオンラインサロン型のコミュニティが多数立ち上がり、個が熱狂する時代といわれるようになった現在、個人で新たな挑戦を始めたいというニーズは確実に高まっています。
そうした中で、クラウドファンディングや投げ銭サービス、Live映像配信サービスなど、個の挑戦をサポートする様々なサービスが生まる一方で、「立ち上げ期の仲間が集まらない課題」や「何かを始めたいがやりたいことがわからないという課題」は未だに多く存在します。
こうした課題を解決すべくemoleは、あらゆるジャンルで挑戦をする人たちの取り組みを可視化していくことで、さらに多くの人が新しいことに挑戦できる環境を構築していきます。

しかし、現状のemoleの機能では、実際に挑戦した人がその道で成功した!というところまで持っていくことができないのではないかと感じていました。

そこでまずは、好きなことで生きていくことが特に難しい領域に絞って、その人たちの課題をクリアできるような経済システムをつくりたいと考えました。

その領域が、エンターテイメント領域です。

自分が苦しい状況にいた時に、自分を救ってくれたのはエンタメコミュニティでした。そして、サービスを使ってくれる人やビジョンに共感してくれる人の中にはエンタメ領域で活動されている方が多かった。

何より、自分自身エンタメ領域に対して強い興味関心を持っていました。

『好きなことで生きる』上で、特にエンタメ領域で活動されいる方は、生活をしていくことに苦しむことが多いと思います。
でも、やっぱり、純粋な気持ちで子供のころからやりたかったことであることも多い。

時代も変わり、マスメディアで名をあげるという、ものすごく狭い間口での一点突破のみではなく、誰もがメディアを持って発信できる時代。

昔よりは、努力次第で夢を叶えやすい環境にもなってきている。

そんな中で、どのように自分をブランディングし、発信すれば良いかわからないという人が多いのではないでしょうか。

僕自身、全くノウハウがあるわけではなかったのですが、とにかくその道に踏み出してみたいという想いが強くありました。

emole Renewal

そんなわけで、これからはエンターテイメント領域に特化して、ArtとBusinessを横断する経済圏をコンセプトにemoleのプラットフォームをリニューアルして、育てていきたいと思っています。

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まず初めにつくるのは、エンタメに関わるアーティストやクリエイターに特化したポートフォリオサービスです。

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*これはまだ仮のデザイン

そして、そこから半年ほどの時間をかけて、以下の2つの機能を実装していくつもりです。

1.アーティスト/クリエイティブ特化のクラウドソーシング機能
2.オンラインエンタメ学習機能

好きなことで生きていく上で、すごく課題をシンプルにすると以下の3つだと思っています。

1.やり方がわからない、スキルがない
2.一緒にやる仲間がいない
3.お金にならないから継続できない

この3つを解決するための経済圏をデザイン/設計していきます。

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自分たちもプレイヤーでありたい

これに加えて、仕組みをつくるだけではなくプレイヤーとして僕らも、ものづくりをやっていきたいと思っています。

具体的にいうと、ドラマや映画、Music Videoなどのコンテンツの制作を行っていきます。

これによって、挑戦するアーティストの方々がより多くの人の目に映る機会を増やしていきたいと思っています。

また、ただコンテンツをつくるだけではなく、広告との融合をしていくことで、より多くのお金がアーティストに循環する仕組みを作っていくことを目指します。

広告というと多くの人が、邪魔で鬱陶しいという印象を持っているのではないでしょうか?

しかし、本来広告とは、必要な人に向けてその人の生活が豊になる良いものを知らせてあげるものだと思っています。

それが今は、利益追求の思想だけが先行して、人の時間を奪う押し付けがましいものとなってしまっていますが、これをアートやコンテンツの力で変えていけるのではないかと思っています。

具体的にいとう、コンプレックス訴求型のyoutube広告のようなものや商品の機能性ばかりを伝えてくるTV cm的なものではなく、ストーリーの中で自然に登場して、憧れを抱かれ、その結果視聴者が購入したいと思うようなコンテンツを作っていきたいと思っています。

これに近いものは既に存在していて、最近は特に増えている印象です。

ティファニーとゼクシィが仕掛けるティファニーブルーのドラマ

LINEドラマ

東京電力のアプリTEPCOのドラマ

などなど。

こういういったものをもっと多く増やしていくことができれば、企業も視聴者も喜べるようになっていくのではないかと思っています。

押し付けではなく、憧れを

そんなコンセプトの元、コンテンツの制作をしていけたらと思っています。

emoleを局化。Youtube放送局

アートと広告が混ざった作品だけではなく、純粋なアートコンテンツも制作していきたいと思っています。

「"好き"で生きるためのエッセンス」をコンセプトに、やりたいコトの種が見つかり、一歩踏み出してみたくなるような物語を制作していきます。

コンテストプロジェクト開催

このYoutubeチャンネルで配信していくコンテンツは、コンテスト形式で様々なアーティスト、クリエイターの方々と一緒に作っていきたいと思っています。

目標を持った作家、演者、アーティストを集いコンテスト形式で映像作品を制作していくプロジェクトを2月にリリースします。受賞作家、演者、アーティストの皆様と制作する作品は、emoleのYoutubeチャンネルで公開していきます。

よかったらチャンネル登録してください^^

emoleという組織

最後に、emoleのビジョンやミッション、バリューなどのMind Identityを再定義しました。

僕らのビジョンは変わらず、

好きで生きれる経済圏をつくる

ことです。

「世界」ではなく、「経済圏」という言葉を選んだのは、

この世の中の全ての人に対して、好きで生きるという生き方を強要したいわけではなく、そういう生き方がしたいけど、できない人たちのために、そうできる環境をつくり、少しずつ広げていきますよ。

という意味を含めたかったからです。

これを実現するために、日々僕らは、

挑戦する人たちの個としての価値を最大化し、共感の連鎖を生み続けていきます。

そして、アートとビジネスを横断する仕組みを作っていくことで、より多くの資本を挑戦する人たちに還元できるようにしていきたいと思っています。

最後に、僕らは、形態として株式会社という組織をとっていますが、実際にはギルド的な、様々な価値観を持った人たちが、様々な度合いの関わり方で関われるような組織でありたいと思っています。

それぞれ異なる個の価値観を大切にしながら、組織としての文化を育んでいく

まさに、emotion × puzzule を体現できるような組織でありたいと思っています。

そんな組織で、僕らは、好きで生きれる場所をデザインしていきます。

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2018年のクラウドファンディングの対応

これから、新しい組織として生まれ変わり、新しい挑戦をしていく上で過去の取り組みに対してのケジメもつけたいと思っています。

本当に遅すぎる対応だとは重々承知の上ですが、それでもやらないよりは今からでもやるべきだと思っています。

この時のクラウドファンディングで支援したくださったけど、リターンをお渡しすることができなかった方々へ。

以下、3つの対応を取りたいと思います。

① これから実施できる場合(企業HPに名前記載 等)は、これから企画して再度通知させていただきます。

② 実施できなくなってしまった場合(リリースイベントへの招待 等)は、代替案を企画をさせていただき案内させていただきます。

③ ①,②いずれの場合も、希望があれば返金いたします。

詳細については、改めてキャンプファイヤーを利用してメールにて通知させていただきます。

そして、支援してくださった全ての皆様。

せっかく応援していただいたにも関わらず、失敗してしまいました。

申し訳ありません。

次はこんなことがないように、しっかりと地に足をつけて進んでいきたいと思っています。

今回の投稿内容に興味を持ってくださる方がいれば、これからも応援していただけると嬉しいです。

2021年、再度クラウドファンディングにチャレンジ

2021年最初の挑戦。

それは、2020年末から制作を開始した短編映画の公開です。

先ほどお話ししたYoutubeチャンネルで公開をする予定です。

この作品は、先ほど出てきたコンテストプロジェクトの第1作目になります。

人生は一度きり。
だからこそ、今、この瞬間に心から
やりたいと思うことを全うしよう。

そんな、テーマで制作をしました。

チーム一丸となって、命を削るような思いで制作した作品です。

*制作過程は別のnoteに書いています

この作品のクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げることに決めました。

このクラウドファンディングで集まる資金は、ほとんどをキャストや外部のスタッフに還元する予定です。

クラウドファンディングは、1/15(金)から開始し、2/4(木)までの公開となります。良ければぜひ覗いて見てください^^

好きで生きれる環境で、経済を回す

2020年の一年間で、僕らは全くやったことのないエンタメの世界に飛び込みました。

そして、自分でも驚くほどたくさんの知識と技術を組織として身につけてきたと思っています。

既に、小さくはありますが、エンタメ領域で好きなことに挑戦できるコミュニティもできています。

しかし、今の最大の課題は、その取り組みによって回る資本の小ささです。

別の事業で集まったお金をこの事業に投資する形で成り立っていますが、やはりこれでは持続性もないし、挑戦者に対して還元できるものも少なくなってしまいます。

だからこそ、今年は、この取り組みを本業として、しっかりお金が回るように頑張っていきたい。

今の仲間とならきっとできる。そう信じています。

待っていてください。

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