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新書は 今のわたしに ”ちょうどいい”

お久しぶりです。

記事を書く時間も、気力もなく、1ヶ月。
休職した職員の代打と通常業務の兼任で、毎日倒れそうと思いながら過ごしておりました。

こういうことが毎年続くと、もう、学校というシステムとして機能していないんじゃないかと思ってしまいます。

家庭のことと仕事のことでもう限界。

どうしたものかと考えていたのですが、ここ数ヶ月本を読んでいないことに気づきました。
ふらっと立ち寄った本屋で、日曜だったのですが、その日の朝に気になった本をメモしていることを思い出しました。
(週末って、新聞書評欄があるから、本の広告が多いんです)

「あ、あったわ。」

あれもこれもと、ざっと10冊くらいでしょうか。

気がついたらカゴがいっぱいに。

ええい、そのまま買ってしまえ。

1日で、4、5冊読んでしまいました。

読み終わった頃、気づいたんです。
頭がスッキリしている。

何人ものカウンセラーに話を聞いてもらったかのような、心の付き物が落ちた感というか、サウナでスッキリしたような感じ。

すごいですね。
我ながら、びっくりしました。

その時に購入した1冊が、多分嫌がらせかイタズラかでページが切られていました。
そのことを購入した書店に伝えると、現物を交換してくれました。
(このことはまた後日)

なんだか申し訳ないような気がして、その時にも数冊購入したのですが、
積読貯金がまだあるので、時間があるときは、本を読むようにしています。

今読んでいるのは、光文社新書の田坂広志「〜を磨く」シリーズ。


この方、著書が100冊以上あるそうで。
著名な方なんですね。

今まで読んだことはありませんでしたが、

結論、読んで良かったです。

今、自分に必要なことが、ちゃんと書いてありました。
何でなんでしょうね。

本を読む時は、多分何かに行き詰まっていて、答えを探している時なのかもしれません。

その時手に取った本というのは、きっとどこかで自分と繋がっている本なのだろうなと思うようになりました。

今回、新書ばかりを買ったというのも、そういうことなのかも。

自分の課題とか、問題について、
できるだけ新しい知見を教えてもらえるのが、新書の強みです。

昔は、種類が少なかった新書ですが、今はさまざまな出版社から、多様なテーマの新書が出されています。

ボリュームがあって、「読破!!」みたいな達成感を読書の楽しみとすることもあるかもしれませんが、それだと心身の負担が大きい。

でも、今悩んでることをなんとかしたいと思うのなら、短時間で読める新書はうってつけです。

心のリハビリというか、考え方のリハビリとか、カウンセリングのようなそれ。

時代を読むとか、これまでとは違った新しい考え方を知るためにとか、そういう読書の目的があっても良いと改めて思います。

このような本を探すには、自分で本屋に行き、自分で選ぶことが大事だと思います。
自分で手に取るということは、その本との縁があるということだから。
手にとって、パラパラとする。目次を見て、棚に戻すこともあります。
でも、心に引っ掛かる何かがあれば、それは読んだ方がいい。

そうやって、本と出会うことが、自分を知ることにもなるのです。


目的の本がはっきりしているなら、図書館でも良いのですが、それらに付随するテーマの本を探すことが結構難しかったりします。

また、新書の特性上、「賞味期限」と言いますか、「読みどき」の期限が他の本よりも短い。

新書は、新しいものがどんどん出てきますので、「読もう」と思った時に探さないと、古いものが探しにくくなるという弱点があるのです。

だから、気になるものがあれば、なるべく早く書店に行くことをお勧めします。

今、その時に必要な知識や教養を、わかりやすく安価で読める新書を読まない手はありません。

本を読み漁った次の週、かなり気分もスッキリし、仕事に向かえたのは自分でも驚きでした。

寝る前に、タブレットでダラダラSNSをみて時間を溶かすよりも、
本を読んだ方がすんなり眠くなるのも、メリットの一つでした。

いつからか、待っている時間を過ごす人は、みんなスマホを見るような環境になってしまいました。
その中にいると気づきませんが、ふと冷静に周りを見ると、なんだかすごく異様な風景に思えてくるのです。

そんな中、本を読んでいる人を見ると、何か安心する。

私も、気付かないうちに「スマホ待ち人」になっていたのですね。
すっかり、忘れてました。

カバンの中に、本。

待っている時間を、ぼーっと考え事をしつつ、本とともに過ごす人でありたいと
最近は思うのです。



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