小学2年になる次男から衝撃の一言がでた。
「ガンダムって無駄だよね！」

「えっ！！」次男よ、どうした急になにがあったのだ！と思いつつ、聞いてみた。
「なんでそう思うの？」

すると回答は意外な答えだった。
「だって、戦うんだったらもっとコンパクトにしたほうが良くない？」
「あれだけ大きくて細かいところも多いと、作るの大変だし、お金も沢山かかるでしょ！」

「無駄だよ、無駄！」
「飛行機ぐらいで丁度いいんじゃない」
「戦うためだったらそっちの方がいいでしょ！」

☆☆☆

笑ってしまった。
男の子の憧れはロボットのフォルムや機械ロボットが戦闘するところだと思い込んでいたが、まさか小学2年生で制作工程や時間コスト、費用面を考え出すとは思わなかった。

我々世代はSFに夢にもち、いつかあのような世界を作ってみたい！あのような世界に行ってみたいと考えた世代だ。

今の十代以下の世代は
現実をしっかりと見つめ、無駄を出来るだけ省き、シンプルに生きようとしているのだろう。

ガンダムに憧れた我々世代から
ガンダムを無駄と思う世代への移行へ。

夢が減ったようで少し悲しくもあったが、若い世代の考え方に触れられたようで、楽しくもあった。