【子育て奮闘記】息子との話し合い

長男、中学一年。
三学期テスト期末結果。
なかなか本人からの連絡がないので、しびれをきらしてもってきてと伝えたところ、渋々とテスト結果を持ってきた。

結果を見て即座に理解出来た。
見せたくなかったのだろうと。

世間一般的に言えば結果はひどいものだった。

テスト勉強ややるべきことをやっていたかどうか、日頃の様子を振り返ると、やっていないことも知っていた。

ただ本人の中では、『やっている!』
『先生の授業がよくわからない』
とのことだ。

このやっているとは何なのか?

仕事で置き換えるのも何だが、社会にでてお金を稼ぐために、『僕はやっているからお金をください!』
と主張してくる人がいるが、その人を見るとまず会社に来て、与えられた仕事をこなしてその結果やっていると主張になる。

確かにそれでもやっていることにはなるのだが、利益を上げるとは、問題を見つけ、解決となる道を考え、行動し、失敗を繰り返して、解決していく。
そこではじめて利益向上に繋がり成長となる。
その内容によっては利益にすらならないのかもしれない。

ただ、考え、行動することに意味がある。

☆☆☆

息子との話で、大人の話は持ち出さなかったが、現実問題、与えられた問題すら理解に苦しんでいた。

中学生、体も心も一番成長する時期だ。
成果が出ない苦しみが手にとるようにわかるが、実際に行動してみたらと言っても、行動出来ない気持ちも何となくわかる。

誘惑が多すぎるのだ。
動画やゲーム、カードゲームなど、好きなものにあふれかえって、それを目の前にして、嫌いなことを集中してやれと言うのは酷だ。

ダイエット中に目の前に美味しそうなお肉やケーキを並べているようなものだ。

親としては環境を整えてあげるべきなのだが、本人がやりたくないことを無理やりやらせても、どんな環境でもやらないものはやらない。

事実自分がそうだった。
塾に行っていたが、テスト結果が、良くなったわけではない。
楽しくなかったのだ。

たった一週間だけ行った絵の勉強があるが、これはとても面白く世界観が変わった。
実力がグンと伸びたのを自分でもわかった。
今それが活かせているかは別の問題だが‥。

本人のスイッチがいつ入り、楽しいと思えることに出会えるのはいつなのだろうか。

親としては早く出会えると嬉しいのだが。

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