子どもたちが学校へ出発する。
元気よく『行ってきます！』と言って玄関を出ていく。

その時に、

『いってらっしゃ～い！』『今日も楽しんでね!』

と言って見送っている。
その時にはっと気付かされた。

子どもへは楽しんでというものの、この言葉を自分には何故当てはめないのだろうと。

いつものように会社へ行き、目標設定をしたゴール地点へむけてひたすらに走り続けている。

今やっていることを否定している訳ではないのだが、子どもたちに言ったように楽しめているのだろうか？

楽しく仕事が出来ているのだろうか？

誰でも出来る仕事ではないと自負しながら、責任を持ち、プレッシャーを感じながら行なっている仕事だが、楽しめているかというと何か欠けるものがありそうだ。

☆☆☆

子どもの頃、日が暮れるまで外で鬼ごっこや缶蹴り、ボールを蹴るなどしていた。
友達と汗だくになり、暗くなったし帰るかとなっていった。

時間が過ぎるのがあっと言う間だった。
あの頃は夢中になれたのだ。
やっていたことに意味や目的があったかというと、全くない。

ただ夢中になれた。

いつからか、意味や目的が優先され、自分の中の夢中は後回しになった。

今かけているのはこれだと思う。
家族や仕事を守るために意味や目的で行動することは非常に大切なのは痛いほど知っている。

ただ、今日も楽しんで！
この言葉に応えられる、夢中になれるものを今はまだやっていない！

あの頃の夢中を取り戻す!