本気で成功者になりたいのならば・・・。
自分の夢を叶えたいのならば・・・。

毎日、一つの課題を与えてくれるガネーシャから今の自分を変えるためにコツコツとこなしていく主人公。

この主人公に自分を投影して読み進めて行く。

靴磨きから始まり、トイレ掃除、人を楽しませること。募金をしてみる。サプライズをする。
読み進めて行くと、沢山の課題になるがコツコツ進めていくとそれが当たり前になっている。

なんでこんなことが成功に繋がるのかほんとにわからない。

ただやるかやらないかは自分次第。

ツッコミどころの多いゾウの神は、鋭い言葉を伝えてくれる。

☆☆☆

やらないで一生終えるのか。
行動するのか！

読み進めて行くと、背筋がピシッとなる。
この本を読んで変わったことは、トイレ掃除だ。
今までトイレ掃除は嫁に任せていたが、進んでやるようになった。

嫁からどうしたの？
と、おかしくなったのと言わんばかりの顔をよくされるが、黙ってやるようにしている。

している時としていない時の、今までの見る景色が違う。

世界は何も変わっていない。
現状は何も変化していない。

ただ、あきらかに自分の視点は変わっている。

ちょっとした汚れが気になったり、ちょっとしたところにを綺麗にしている人を見ると素敵だなと思えるようになった。

人はかわれるのだ！

成功者になったわけではもちろんない。
夢をかなえたわけでもない。

ただ、変化した自分を感じることが出来ている。

☆☆☆

この本の最後の文書がとても印象的だった。

「別に夢を叶えなくてもいい。
途中で諦めてもいい。一度きりの人生、存分に楽しめや！」

楽しめ！

そうだ。楽しまないでどうする。
もちろんそこには、人に喜んでもらったり、ワクワクを共有することがあればさらに楽しい！

そのことをこれから体験できる！

人生折り返し地点！
楽しいことがまだまだ待っている！

楽しみで仕方がない