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ぷにとプリン

いつものように近所のスーパーに寄って帰る。

今日のデザートはプリンにしよう。
ぷにが好きなプリン。



うちのぷにくんはプリンがお好き。

前に私が先にご飯を食べていたのをみて
「内緒でプリン食べたの!?」と珍しく前のめりで突っ込んできたことがあった。
でも、そのとき私はプリンを食べていなかった。
なぜプリンを食べていると思ったのかわからず聞いてみる。
それだよ、と指差した先には
ル・クルーゼのハート形の器があった。






ぷにくん、それ
ハンバーグソースです。
茶色っぽいのがカラメルソースに見えたのかな?







ハンバーグソースがプリンに見えてしまうくらいプリンが好きなぷにくん。

そんなぷにくんのために今日は4個入りの焼きプリンを買った。
ぷにが帰ってきたらあげようと思って家に向かうと、
なんと先に帰って来ていた。



となれば、やってもらうことはただ一つ。
私が作ろうと思っていたレシピをぷにくんに見せて作ってもらうことにした。


「これ、ぷにのプリンだよ」
と見せて、私はそのプリンを食べながらご飯ができるのを待った。






ぷにはそのプリンが食べられていることを知らない。

「あれ?ぷにのプリンは?」
さっきここにあったプリンがない、と言っている。


「冷蔵庫に入ってるよ」


あたかもそれをしまったかのように返事をした。
あれはさっきのプリンとは違うプリン。
でも、さっきのプリンも冷蔵庫の中のプリンも、同じ種類のプリン。
ぷに、許せ。
先に食べてごめんよ。



こうして途中でプリンパワーをチャージして作ったぷにご飯は今日もとても美味しかった。

ぷに、今日もありがとう。

#エッセイ #恋愛 #プリン #ご飯

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