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「映画配給会社」の仕事内容・必要なスキル・給料|映画業界転職

「映画の仕事がしたい・興味がある!でもいまいち実態がわからない」そう思っている方々の役に立てるように、自分の経験を踏まえて、就職ガイドには掲載されないようなことまでお話したいと思います。

今回は「映画配給会社」についてです。映画の権利を買付けたり、映画をプロデュースしたり、映画業界というと一番最初に思いつくのが「映画配給会社」ではないでしょうか?

[はじめに]

私は映画配給会社で実際に働いていました。経歴等についてはこちらの記事をご参照ください。

1、映画配給会社とは?

 映画配給の「配給」とは「割り当ててくばること」、つまり映画を全国の映画館に届けていくことです。洋画であれば国外から権利を買った映画を映画館へ販売し、邦画であれば映画を製作し映画館へ販売していきます。製作と興行(映画館)をつなげる橋渡しのような役割りでもあります。
 一言に映画配給会社といっても多種多様です。有名な企業だと、東宝、東映、松竹。外資系だとウォルト・ディスニー・カンパニーやワーナー・ブラザーズ、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントなどがあります。それ以外にももっと少数精鋭で数十人の企業もあれば、従業員たった数人でアート作品を世の中に送り続けている企業もあります。

 実際に働いていた時に仕事のことをnoteにしていましたので、こちらの記事も参考にしてみてください。

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