この題名をつけたのは自分だけど、なんだか笑ってしまう。

題名のまま、それ以上でもそれ以下でもないけど、今日、人生で初めての彼氏ができた。ああ、タイプしながら笑ってしまう。
夢なんじゃないかとさえ思う。

お相手は前からずっとことあるごとにnoteで報告していたKくん。
（マッチングアプリ で出会った1歳年下の学生で趣味が合う人）

実は今日は彼との2回目のデートだった。
昨日、大親友と電話しながら「明日告白されたらどうする？？」と冗談まじりに話していたが、まさか本当に実現するとは思わなかった。

1回目のデートから1ヶ月ぶりに会った彼は、前回よりも緊張しているようで口数が少なかった。
映画を見てイルミネーションを見るというコースの予定だったので、
「イルミネーションを見にいくってことはもしかしてそこで告白されたり…なーんてね、あるわけないか」と軽く考えてはいたが、本当に実現してしまった。

イルミネーションを見ながら座っておしゃべりしていると、彼が
「突然だけどさ」と話し始めた。
「今日もこの前も会って楽しかったし、一緒にゲームするのも楽しかったからこれからも会いたい」と言われ、私は「もちろん」と笑ってしまう。

「3回目のデートのお誘いか、こんなにかしこまって言うなんてかわいいな」と思った。

すると彼は続けて言った。
「俺と付き合ってほしいです」と。

心臓が跳ね上がった。小学生の時に告白されたことはあったけど、大人になってから告白されたのは初めてだった。
告白されるのってこんな感じなんだ…と思った。草。
私は滅多に動揺するタイプじゃない。でも、今回ばかりは動揺した。
YESと答えるべきか、迷った。
彼のことを好きかと聞かれたらもちろん好きだけど、キスとかそういうのは考えられないと思ったから（わたしの経験がなさすぎて）。
そこで、昨日親友に言われた言葉を思い出した。
「告白されたら、ちょっと考えさせてって言えばいいんじゃない？」
私はとっさに「えっと、ちょっと待って本当にびっくりした。うーんと…考えてもいい？」と言ってしまった。
すると彼は「あ…うん」と言った。
あ、やらかした。めっちゃ気まずい、どうしよう。
「うーん、でも考える必要もないか」
気まずさに耐えられず、私はそのままOKした。
こうして私の人生初の彼氏ができた。草。

そのあと、私はひたすら喋りまくった。
恋愛慣れしてなさすぎてどうしたらいいのかも分からなかったから。
照れ臭かったし、気まずかったから。

普通なら、そこから駅への帰り道は手を繋ぐんだろう。
でも、繋ごうとは言われなかったし、さすがに私もまだ繋げないと思った。
だから、手はつながずに駅へ戻った。

別れ際も、普通なら名残惜しそうに「ばいばい、今日は楽しかったよ、また会おうね。」って言うんだろう。
でも、私たちは「じゃあばいばい、ありがとね」とあっさり解散した。

お互い恋愛慣れしてないのが原因だろう。

初々しすぎるし、さっぱりしすぎ。
だけど、それでも私たちは付き合っているんだなあ、と思った。

帰りの電車でも、嬉しい気持ちと憂鬱な気持ちと半分ずつだった。
なんだか、今日の出来事に気持ちが追いつかない、そんな感じだった。
前の記事でも話したけど、どこかで冷静沈着で醒めた私が彼女なんかになっていいのだろうか、と罪悪感があった。

これからちょっとずつ好きになっていくのかな。

わからないけど、あんまり重く捉えすぎないようにしたいと思う。

nao