見出し画像

「嫌われたくない」と思いすぎて嫌われる人

「嫌われたくない」という思いが強すぎることで、かえって嫌われてしまう人がいます。

例えば、過剰に自己防衛しすぎて、言いたいことを言うときの前置きが長い人とか、何かにつけてエクスキューズが多い人とか、相手が気にしていないことについて何度も謝ってくる人とかですね。

こういう人たちに共通しているのは、嫌われることを心配するあまり、相手の望んでいることが見えていないことです。

心配だからこそ、弁明や確認をして安心したい気持ちは分かるのですが、相手の立場からすると、余計な情報が多いほど要点を掴むのに苦労しますし、余計なやりとりが多いほど面倒に思うものです。


「この言葉や情報を相手は本当に求めているだろうか?」

という視点があれば、余計な前置きや弁明をしなくなりますし、

「この謝罪や確認を相手は本当に求めているだろうか?」

という視点があれば、過度な謝罪や確認もしなくなると思います。


「嫌われたくない」という気持ちが自体が悪いわけではないので、そう思ってしまう自分を否定する必要はありませんが、

自分のことばかり気にせず、相手の立場に立って、スッキリとした話し方や、過不足のない対応を心がけたほうが嫌われにくくなるかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?