見出し画像

【マガジン】講座受講のインプット時と講座などでのアウトプット時が一番頭が冴えてる気がする

仕事柄スライドを作ることが多いです。対象者によって、専門的に文献を引用したり、図やグラフを使って分かりやすくしたり、クイズ形式で興味を持ってもらよう工夫をしたりと、色々なパターンで作っています。

そして、先日もスライドを作成していてふと思ったのですが、自分一人で考えながら作ってる資料ってどうもイマイチなんです。

イマイチなスライドでも講座中にそれなりに機転を利かせて無難に進めますので、大きな問題にはならないのですが、やっぱりスライドとしてはイマイチだということはあります。

逆に時々これは上手くいったなと納得のいくスライドもあります。だれか自分以外の上手な人が作ったの?と思うようなスライド。そういう時ってどんな条件がそろった時なのかなと考えてみると、、、「どなたかの講座を受講している時」と、「自分が講座を担当して発表してる時」だということが分かってきたのです。

それは、人の話を聞いているか、自分で話しているか、または対談などのようにその両方がある状態かということです。これらの時、頭の中が過去の知識や経験と、今とを照合してフルに働いている時なのでしょう。

一人で考え事をしているときは、自分で自分の知識や経験を検索したりしてるわけですが、それは独りよがりになったり、今というライブな緊張感とかけ離れてしまってだらけるか、混沌とし過ぎてテンパってしまうことが多いです。勘違いまたは停滞状態ですね。

それが、他者の意見を傾聴している時や自分で話しつつも今の現状に対応している時は、独りよがりになる危険性は少なく、ある意味で客観性を持ち、自分の中での第三者的な立ち位置から俯瞰して自分の伝えたいことがまとめられます。一歩引いているのでそのスライドの構成を受講者視点でみることができるのです。こんな時は、自画自賛したくなるようなとてもまとまりのあるスライドが作れます。

今回はそんな頭をフル回転させるスライド作りを考察したいと思います。

ここから先は

2,522字
外ではあまり話すことのない僕のこだわりや仕事術、まとめ術などをここだけでお伝えしていきます。臨床20年、独立して10年の試行錯誤のリアルな経験談をお伝えします。

ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方…

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。