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2019年の振り返り そして2020年は「Don’t ignore the discomfort !」

毎年恒例。江ノ島にてこの1年どんな年だったか、来年はどんな年にしたいかに思いを巡らせてきました。2019年を振り返ると、創業以来、今までで体力的に一番シンドイ一年でした。しかし何とか1年を終えることができそうです。これも本当にスタッフ、クライアント、そして家族や仲間たちのおかげです。心から感謝です。
11年目に突入したR-proは、その区切りを明確にするためもあり、期初に特設サイトを作りました。多くの方々のお祝いのコメントと共に、スタッフ全員のインタビュー記事も掲載し、「次の10年のスタートの年」として2019年に挑んだのでした。

■栄エリアのプレイヤーから名古屋エリアのプレイヤーに

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2019年度、一番大きな変化はやはり「なごのキャンパス」の運営にジョインし、オープンさせたことでした。ロゴデザインやWEB制作を担当させて頂きましたが、個人的に嬉しかったのが憧れのOpenA(https://www.open-a.co.jp/)、馬場さんとお仕事ができたことです。R不動産(https://www.realtokyoestate.co.jp/)を最初に見たときの衝撃は今でも忘れられません。不動産のこんな切り取り方があるのかと。今回僕たちは、なごのキャンパスのサイン計画の部分でご一緒させて頂き、僕にとっても会社にとっても本当に大きなギフトでした。

R-proは同時にオフィスもなごのキャンパスにお引越し。ナゴヤで一番おしゃれなエリア・矢場町から一気にビジネスエリアに。カルチャーの違いに戸惑うかと思いましたが、お世話になっている円頓寺商店街が目と鼻の先で、我々にとっては精神的にとても助かりました。特になごのや(https://www.nagonoya.com/)の田尾さん、サキアテジョーグー(https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23037888/)の石倉さんにはいくつも相談に乗って頂き、感謝です。これでR-proは名古屋エリアにコミットした会社となりましたので、どんどん地域に貢献できるよう頑張りたいと思います。

■いえまですごろくを増版、yamoryは過渡期から大きなチャレンジフェーズへ

2000個が完売してしまった防災教材、いえまですごろくを増版するためのクラウドファンディングにチャレンジをしました。子どもへの防災教育をyamoryだけがコミットして担うのではなく、多くの企業・個人の皆様に共犯者となって頂き、塊となってすすめていきたいという想いからあえてクラウドファンディングを活用しました。結果は目標額150万円に対して200万を超えるご支援が集まることに。改めてご支援いただいた皆様には感謝申し上げます。
また一方ではyamoryの根っこの部分でもある「非常食定期宅配サービス」をリニューアルのために一旦停止致しました。秋に再開を目指しましたが目処が立たず、まだ再開はできていません。2020年度、この非常食の分野で大きなチャレンジをしようと準備中です。「ボウサイ」とは、yamoryを知っている人たちが「いいことをやっているね」と評価をしてくださるだけではだめで、広く浸透しなければ本当のボウサイとは言えません。もう一度原点に戻り、スケール感のあるサービスを作るために邁進していきたいと考えています。

■進化を問われるまちへ提供できるR-proの価値

マチヅクリ事業部、クラウドファンディング事業部に関しては、もっとクライアントへの価値提供ができる存在にならなければならない、と課題が明確になった1年でもありました。事業でやっている以上ボランティアではダメで、どこかでキャッシュポイントを作る必要がある。しかしその明確なスキームが作れず、リソースをとにかく回転させることでしかキャッシュを生み出せない。そんな期間が続き、疲れも感じる場面もありました。これではクライアントにとっても自社にとっても幸せなカタチになるはずがありません。
あらたな事業スキームの整理と目標設定。そこを実現するためのインプット。「ソーシャルビジネス」を生業にしていると公言しているR-proにとっては絶対に避けてはいけない、逃げてはいけない課題です。真摯に向き合い、そして必ずクリアしていきます。

クラウドファンディングでナゴヤに「やってみよう!」をもっと増やしたいという思いは2020年も変わりません。いつでもご相談ください!

そして嬉しいニュースが!4年目の三ツ川タウンがソトコトに掲載されました!扱いは小さいですが、やっと全国に三ツ川の名前が響いてきたんだな、と。継続することの力をあらためて知ることとなりました。そんな三ツ川タウンプロジェクトはいつでもメンバー募集中です!説明会が開催されますのでぜひご参加下さい。


■スポーツ事業部は成熟期へ。あらたな挑戦へのトライアル期間へ突入

Bリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズのデザインを担当するようになって4年目に突入いたしました。段々呼吸が合ってきたものの、開幕直前の仕事量は負荷が大きく、スタッフには申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし栄駅の瀬戸電乗降場周辺はドルフィンズゾーンが作られ、多くの方が毎日目にするような場所でのデザインができましたし、ホーム商店街として提携している円頓寺商店街ではオリジナルコラボポスターも作ることができました。R-proが携わったデザインが街に溢れ、赤く染まっていく様子は本当に感動です。

また、アスリートのブランディングとしてはラグビー・木村貴大選手のクラウドファンディングのサポート、WEBサイト作成に携わりました。単身ニュージーランドでチャレンジする木村選手。これからも応援していきたいと思います!

スポーツの可能性をひしひしと感じる1年でもあり、スポーツ事業部BRATH(https://brath.jp/)では次のステップに進むためにオリンピックイヤーでもある2020に色々とトライしていきたいと思います。

■インターンやパートナーと共に、もっとR-proをシェアする2020年に!

インターンや外部パートナーとの連携もどんどん深まってきています。もっともっとR-proの経験をみんなとシェアし、社会課題に対する取り組み方や事業化の仕方などを学んで欲しいと思っています。
もっと踏み込んでいうと、R-proとの協働で仕事を作ったり起業したりする人が生まれて欲しいと。R-proには本当にポテンシャルの高い人材がたくさん集まってくれるので、普通にありえる話だと思っています。R-proと関わって学んで起業する。そんな文化が2020年には生まれると嬉しいなと思っています。ぜひ「自分もやってみたい!」という方はいつでもお声掛けください!インターンのnote.もありますのでぜひご覧ください。

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2020年もR-proは社会課題の改善・解決を目指してがんばります。そして僕の個人的に掲げる言葉としては「Don’t ignore the discomfort !(違和感を無視するな!)」今年、小中学校や高校での授業をさせていただいた時に生徒のみんなに贈った言葉なのですが、「あぁ、自分もそれを大切にしたいな」と。日常の違和感にこそ課題があり、解決すべきことなのだと思います。違和感とは誰かの「困った」である可能性があります。それを無視しないこと。とても難しいですが目指していきたいと思います。

皆様、どうぞ2020年も何卒宜しくお願い致します!

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