見出し画像

clubhouseを始めて4ヶ月が経ったので振り返ってみます。 〜予想していなかった展開を楽しんでいるお話し〜

みなさん、clubhouseは利用されていますか?僕はかなりのヘビーユーザーで、毎日利用しています。自分にとっては刺激的なSNSで、意図していなかった面白いことも起こっています。4ヶ月がたった今、つぶやいてきたtwitterを交えて振り返り、note.に記したいと思います。

よくわからないけれど「音声SNS」というものがはじまるらしい!?


clubhouseの自分のアカウントを見ると、登録日は「Jan 28. 2021」となっています。1月の終わり頃、相変わらずコロナで鬱々としている中で「音声SNS」というのが日本に上陸するという噂を聞き、僕もどんなものか経験してみようと登録をしました。
「招待制」ということで、誰かに招待してもらわない限りアカウントを作ることができず、こぞって招待をねだる投稿があちこちに見られました。うる覚えですが、メルカリで権利も売っていた気がします。そして僕も登録しましたが、始まって一週間は、まるでtwitterが日本に入ってきた時を思い出すカオス状態。人は集まるわサーバーは落ちるわのお祭り騒ぎでした。かく言う僕もアドレナリンが出まくって、寝るのも惜しいという状況でした。


名古屋のことなら全部知ってるぞ!と天狗になっていたことに気づかされた一週間


当時はとにかく純粋に誰かと繋がりたい、またはフォロワーを増やしたいというユーザーが多く、目的や運用方法が「自己紹介」と「地域限定」というroomがたくさんあった気がします。僕もいくつかのroomに入ったのですが、正直「名古屋のアクティブなプレイヤーは大体知ってる。」と思っていたんです。ところが全然知らない方々ばかり!これは大変恥ずかしいお話なのですが、あぁ、自分は天狗になっていたんだな、井の中の蛙だったんだな、と猛省致しました。


しかし、そういったroomに何度か入っているうちに、ある疑問が自分の中に浮かんできました。「フォロワーをそんなに集めてどうするんだろう・・・。」と。それもあり、誰かのroomに入るのではなく、ゆるく多様性があり、偶発的に何かが起こりやすいような、そんな部屋を自分で作ってみようと思ったのです。
こう思った瞬間だったんだろうな、というtweetもしていました。


「余白とコーヒー」というネーミングが生んだ共創コミュニティ

そこで始めたのが、この「喫茶 余白とコーヒー」という名のroom。


1.ちょうど僕が「BLAN.CO」というドリップパックコーヒーのサブスクリプションサービスを始めていたこと。
2.そして、人がたくさんスピーカーに上がって自己紹介をしていく他のroomとの差別化をしたかったこと。


それらを合わせて、本当の喫茶店のようにカウンター同士のお客さんがおしゃべりをする雰囲気を作りたいと思い、「マスターの自分を含め、9席しかない小さなお店」という「設定」でroomを初めてみたのです。すると、「名前に惹かれました。共感しました。」と言って、自分でも驚くほど多くの人が集まってくれたのです。
そして設定上のカウンターに座っておしゃべりしていたみなさんが仲良くなり、それぞれ扱っている商品やその土地土地の美味しいものなどを購入したり送り合う文化が生まれました。この体験は文字では伝えにくいのですが、今まで経験したことがない程楽しく、そして嬉しく、さらには温かいコミュニケーション体験でした。僕も五島の牡蠣にはじまり、今でも色々と購入させていただいています。


支店が全国&メキシコにできる奇跡。これからどうなる「喫茶 余白とコーヒー」

さらに驚くべき展開が。集まったデザイナーの皆さんがノリで「余白とコーヒーのロゴ」を作ってくれたのです!それだけでは終わらず、和歌山でcafeを営む常連さんがそれを見てくれていて、「支店をやりたい!」と申し出てくれました。いやー、全く予想外。clubhouse内のバーチャルな喫茶店に、なんとリアルな支店ができるわけです。慌ててルールを作り、支店1号となっていただいたのですが、それからあれよあれよと出店希望者が増え、今では北は札幌から南は屋久島まで。さらにはメキシコ支店まで立ち上がり、現在(2021.6.2)は14店舗にまで広がりました!

この先、clubhouseというサービスがどのくらい続くのかわかりません。そしてカオス状態の時と比べれば、アクティブユーザーがかなり減っているのは間違いありません。そんな中、喫茶余白とコーヒーはどうなっていくのか。そして出来上がったコミュニティは、今後どんな繋がりや展開をしていくのか。全く予想がつきませんが、僕はもう暫くこの「偶発性」を楽しませていただこうと思っています。そしてアフターコロナには、このコミュニティの皆さんといろんなことをしたいなと、妄想ばかり膨らんでいます。
これを見て興味を持ってくれたみなさんも、ぜひフラッと喫茶店にお越しください。マスターの僕と楽しい常連さんでお待ちしております。

■喫茶 余白とコーヒー
平日朝 8:00〜10:30
※clubhouse内で「喫茶余白とコーヒー」と検索し、Clubsの中から見つけていただき、フォローをしてみてください。roomが始まった時に通知がされるようになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?