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安んずる所を察すれば/第23回ディスラプティブ・イノベーション研究会

今回の収録動画を通しても、「自分だったらどう感じるかな、考えるかな、どう行動するかな」とご視聴くださる皆さんからも私たちとその場にご一緒いただいているような感覚で、日常や未来を想う気づきや行動へのささやかなきっかけ、ワクワク感につながると嬉しいです。

【前半】
 ・わたしの小さな感動シェア
 ・ちょこっと雑談:油絵で見る渋沢栄一の生涯

【後半】
 ・オンライン読書会
  書籍:渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説(鹿島茂訳・講談社学術文庫)

ディスラプティブ・イノベーション研究会とは

これまで2年間のブロックチェーン研究会(*)から一歩進め、2020年9月よりディスラプティブ・イノベーションと範囲を広げて探究を深めています。どんな未来を描き、今とこれからをどのように生きてみたいか、発想や行動していくきっかけとなる時間を共有しています。

(*)シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会(2018年6月~2020年8月まで毎月開催)では、ブロックチェーンを1つのディスラプティブ・イノベーション(Disruptive Innovation/分岐的イノベーション)として探究してきました。 私たちは、Disruptive innovationを破壊的イノベーションではなく、分岐的イノベーションという表現を使っています。

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藤原直哉より

“人を上手に選ぶことで成功したわけですよね”

“他の人が真似できないことは、渋沢さんがこれだけ多くの経営者を選べたことですよね”

“リタイアというのは嫌な仕事をやめることと私は考えていますね。意に沿わない生き方をやめることがリタイアですよね”

“キャッシュが貯まっても不安はなくならないですよ。人生の一番の不安は、健康だと思うんですよね。四十過ぎてからの不安の一番は、健康だと思うんですよね”

“生涯現役で駆け抜けた人ですよね、渋沢さんは”

“平生の心とは、その人の型や道を踏み外さないことですよね。自分で決めた道、やり方を通すことですよね”

“好景気のときは不景気のことを考え、好景気のときにやり過ぎないことですね”

“流行に従って追いかける経営や生き方と平生の経営、平生の生き方は全然違うんですよね”

“渋沢さんの道は、論語だったんでしょうね”

“生まれてくる身体があるということは、我欲を持って生まれてくるものの、我欲だけでは生きられないことを子供の頃から学んでいくのです”

“利他を実感するには、はっきり言って苦労するしかないのです。自分自身での学びがいるのです”

“苦労を積むと利他によって自分ももっと幸せになれることを学べるわけです”

“大きくやるのは難しいですから。小さくやったら良いのですよ。小さくやって、ヨコにつなぐアメーバー型に組み合わせていったら良いのですよ”

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【第23回 前半1】 わたしの小さな感動シェア

気づきは誰でもできることだけど、言われて始めて気がつくこと。意外な盲点の発見から、いろいろな疑問を持ってみようと第9回から「わたしの小さな違和感シェア」を毎月共有してきました。

「どう思う?」の違和感から少し視点を変えて、昨秋からは感動をシェアしてみることにしました。(もしかすると、感動の前に、実は違和感から気づいたことが感動につながることもあるかもしれない!?)私たちが暮らしの中で感じるちょっとした感動を毎月共有してみることで、また新たな展開へつながるかなと思っています。

・おいもさんの出来良し
・自分でつくった野菜を利用しての料理
・庭の畑と野菜天ぷら
・その日夕方に採ったものを食べる美味しさ
・春夏秋冬の変化を感じられる素晴らしさ
・RENEW 2022_福井
・30年前からやっているオープンファクトリー
・身近なところに面白いところあり
・Google Colaboratoryの活用
・技術者でなかった人が技術者の方へ流れている傾向
・オープン化されることで拡がるおもしろさと難しさ
・誰でも手軽にできる流れと再現性
・GitHubとGoogle Colaboratoryのつながり
・AIと古文書

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【第23回 前半2】 ちょこっと雑談

油絵で見る渋沢栄一の生涯の中で、それぞれが印象に残るところを共有しながらの対話をしてみました。

・商法会所を興す
・学びとやるかやらないか
・まずはやってみよう
・やりながらかたちにしていく
・武士と商人と江戸時代
・豪農の家で育った渋沢栄一と江戸末期
・欧米にあって日本になかった商法会所(商工会議所と経産省)
・江戸時代になかった商法_公的な法律
・階級ごとの決まりで動いていた江戸時代
・公法的な商法の大切さ
・商人の声とそれ以外の分野との膨大な擦り合わせ
・フランスと交流が深かった徳川家
・イギリスと交流が深かった薩長
・徳川昭武と戸定邸
・暴挙計画_若気の至りの後悔
・判断の短慮_渋沢栄一の後悔
・長州征伐
・中は争わないように手を組む賢さと転機
・大事なことを悟っていた
・止められなかったら幕末で亡くなった一人の武士となっていた
・理不尽な思いをしたことが原動力

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【第23回 後半】 オンライン読書会

気になる書籍を一人で読み深める学びと愉しさ(ときには、なかなか難しく)とともに、毎月1回みんなで共有し合うことで、学びと愉しさの裾野を広げてみることを継続中です。

今回から、書籍:渋沢栄一「青淵論叢」 道徳経済合一説(鹿島茂訳・講談社学術文庫)を前半・後半に分けて読み深めることにしました。

お互い事前に読んで感じたことや印象に残ったこと、疑問に思ったこと、気になったことなど聴き語り合いながら、より身近なところから引き続きディスラプティブ・イノベーションについての探究を深め、実生活への発想と行動に活かす機会としています。

・予の人物鑑識法
・其の安んずる所を察すれば其の人物の全貌を知る
・どんなことで満足するか_価値観
・その人が何に満足するか察すると
・価値観の変化
・FIRE(Financial Independence, Retire Early)と短期的な成功を目指している人
・自分の生活だけ豊かになればいいんだの人
・社会貢献、社会奉仕をしての人生
・何のために働いているか
・自分だけ幸せだったらいいじゃんの違和感
・As long as I'm happyとAs long as we're happyの生き方
・その人ができることをやれば良い
・ズバリじゃないときに本当はどこなのか想像して考えて_安んずる所を察すれば
・御用達につながること
・誰が経営者であるか
・非難するよりも相談に乗る
・走りながら経営を一緒に面倒をみるタイプ
・考えない方がいいこと
・大金が入っても人生が変わらない人
・浪費して変な人たちと関わる人
・健康を害すほど使う人
・相場でなくなる人
・時間管理が自分でできる職場_ハーフリタイア
・身体に自信がないと何もできない
・慣れないストレスで人生思わぬ方向へ転がっていく人
・余計な心配はしない方が良い
・意外な落とし穴
・一つも奇を衒うものなし
・順逆両境の覚悟
・平生の心とは
・外部の環境の変化に対して適用するか_柔軟に
・答えがなくて探し求めているもの
・順境のときの平生の心
・目標設定と抽象度を上げること
・自分のデフォルトを決める
・流行に流されない生き方
・柔軟に変えていくことの大切さ
・不易流行
・理想と空想_希望と夢
・区別はなかなかピシッとできるものではない
・どの程度現実になってきたのか
・最初から売却ありきのExitを描いている人のその先
・守破離
・堪忍強くなる様に修養した体験
・堪忍は無事長久の基
・無私の心を心とす
・エゴがないかどうか何日も考えていた渋沢さん
・道徳経済合一説
・受けて受けて受けまくる
・欲はなぜつくのか_意味と使命とのバランス
・世の中の進化生成発展と欲
・利潤追求と尊厳と教育
・組織発行の人生計画書と標準家庭
・タライの水を手前か向こうか
・利他の実感_安泰の経営者
・人間の宿命と克服
・みずくさい経営とコミュニュケーションの希薄
・人の絆
・長続きする経営
・一丁目一番地だった論語_共通の理解_現代では

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【前半】
 わたしの小さな感動シェア(21:41)
 ちょこっと雑談(25:10)

【後半】
 オンライン読書会(01:28:31)

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