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今まで生きてきて一番おいしかったまぐろ丼!(築地)

年末にどこかへ行きたくなってアレコレ考えていたらふと築地が頭に浮かんだ。「まぐろ」が食べたいなー

普段は人の多いところはあまり得意ではないのだが、それよりもまぐろが食べたい気持ちが勝って、友人を誘って築地に訪れた。待ち合わせは、2023年12月29日(金)12:00の日比谷線築地駅出口1を出たところ。予想通り、年末の買い出しと思われる人と外国人観光客で人が多かった。

事前にネットで調べたら、築地は朝9時ごろがいいと書いてあった。でも朝が苦手な私は、友人と12:00に待ち合わせた。さてさて、どんな感じかと築地場外市場を物見遊山しようとしたが、どこもかしも人・人・人でなかなか思うように歩けない。やっぱり9時ごろがよかった?それとも年末だから何時に行っても混雑している!?本当は食べ歩きをしたかったのだが、これでは人にぶつかって服を汚しそうだし、せわしない感じになりそうだったので、急遽予定を変更した。

私たちは「まぐろ丼を食べよう!」ということになった。グーグルマップで☆4以上のお店を探して、そこへ目指すことにした。マップを見ながら歩いていると、ボランティアガイドと思われる人が近寄ってきて「どこをお探しですか?」と声をかけられた。行きたい場所を示すと、親切に教えてくれた。

そしてたどり着いたのが、築地魚河岸小田原橋棟 3Fにある「てっか屋 樋栄(ひえい)」
築地駅から直行で行くならば、1番出口を出て最初の交差点(築地四丁目)を左に曲がってまっすぐ進む。

日比谷線築地駅1番出口を出て左に進む。
最初の交差点を左に曲がり4ブロック目。

4ブロック目に築地魚河岸小田原橋棟がみえてくる。外階段(エスカレーターあり)から直接3階へ行ける。上がるとテラス席があって、そこを通り過ぎると建物の入口がある。入ると中央に食事をする席が配置され、壁際に各飲食店が立ち並ぶフードコートだった。私たちのお目当ての「てっか屋 樋栄(ひえい)」は、入って左側2件目にあった。

外階段から直接3Fのフードコートへ。
入口入って左側2件目「てっか屋」

まぐろ卸専門店が直営でやっているお店だ。注文してから食事の提供まで45分以上と言われたが、どこもこんな感じだろうと思って待つことにした。待っている間は一旦建物の外に出て、市場内を再び散策した。友人が、味の浜藤「もろこし揚げ」を食べたいとのことで、こちらをいただくことにした。

出典:味の浜藤「もろこし揚げ」

ここでも行列だったが、回転は速い。順番が回ってきてオーダーすると、レンジで温め直してくれた。コーンの甘さと魚のすり身がベストマッチ!すり身はとても上品な味で、健康的なおやつといった感じだ。

フードコートに戻ると私たちは席取りを始めた。ここも人でごった返しており、席を取るのも一苦労だった。席確保に10分くらいかかったと思う。そうこうしていたら、あっという間に45分が経ってまぐろ丼が私たちのもとにやってきた!

おまかせ丼 2200円
写真ではわかりにくいがまぐろのぶつ切りが7か8切れくらいあった

この日のメニューは「本まぐろ丼」「おまかせ丼」の2種類で、それぞれに並と大があった。正確な値段は忘れてしまったが、「本まぐろ丼」の方が高くて、赤身がベースになっていた。「おまかせ丼」はまぐろの様々な部位が混ざっており、並が2200円、大が2700円だった。他の人たちが頼んだ料理をみていると「おまかせ丼」は適度な脂身がのっているように見えた。私は脂身を感じたかったので「おまかせ丼」の並を注文した。

実は私たちは待っている間「ま・ぐ・ろ」「ま・ぐ・ろ」と何度かつぶやき、気分を盛り上げていたのだ。だから、目の前にやってきたときは期待値が最高潮に達していた。まず見た目は、ぶつ切りされたまぐろはとても美しくツヤがあって、ごはんにこんもりと盛り付けられていた。はやる気持ちを落ち着けるようにまずは味噌汁を一口すすった。汁物があるのはとてもありがたい。そしていよいよまぐろ!少しワサビをのせ、小皿の醤油にさっとつける。そしてパクリ。。。

うっっまーい!ナニコレ!

まぐろは、歯でサクッと噛めて、程よい脂身を感じながらスッとのどに通っていく。テレビの食レポでよく聞く「口の中で溶ける」味わいだ。まぐろのうまみが口のなかに残っている状態で急いで酢飯を一口。やばいったらない。おいしすぎるっ。二口目はまぐろとごはんを一緒に、大口を開けて食べる。まぐろの甘みが口のなかに広がる!う~ん、たまらん!友人と美味い、美味いと何度も言いながら、あっという間に平らげた。期待を全く裏切らなかった。友人は、函館で食べた海鮮丼よりめちゃくちゃおいしいと言っており、最後に「さすが東京」とつぶやいていた。

食後は、築地本願寺→浜離宮→銀座→丸の内を散策して帰宅した(歩数:およそ19000歩)。散策中、このまぐろ丼を思い出しては「おいしかった」「コスパ良すぎ」「まだおなかのなかが喜んでいる」と何度も振り返り、友人とまた来ようと約束した。今度は贅沢に寿司が食べたいナ。


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