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カメラのケース

もう23年くらい前になるだろうか。
一時期、シンガポールに毎月のように出張していた時があった。
なんだかんだで23回。
大変良い時代でビジネスクラスで行かせてもらえた。
今は良い思い出です。

当時はまだフィルムカメラの時代で買ったばかりのライカM4-Pを持ってシンガポールに行っていた。
ただ、移動でスーツケースに鞄、カメラを安全に保管出来る手段がなくて悩んだ。
ライカをスーツケースに入れる訳にもいかず、
カメラバッグは持っていけないし、かといってストラップで襷掛けもなかなか恥ずかしい…
そこで手に入れたのが軍用で有名なペリカンケースでした。

さて、ペリカンケース。
当時は知っている人は知っているし知らない人は全く知らない。
精密機器の搬送や軍事関連の精密機器を運搬するためのケース。

当然、プロフォトグラファーでも使用している人もいたがあまりメジャーではなかった。

僕はシンガポールへの出張にスーツケースとライカM4-P(当時)をこのペリカンケースに入れて出かけていました。
スーツケースは預けて、ペリカンケースは機内持ち込みで。

飛行機から降りてホテルに着いてからバルブを緩めるとプシューっとパージされるのもそれらしくていい。

驚く事に購入から既に約20年が経過した現在でも現役だ。パッキンなどもあまり劣化していない。
スーツケースをガラガラ引きながら海外出張に行く機会は多分もうないだろうけど。 

しかし来年2月の沖縄撮影旅行にはM6を入れて持って行きたいと思っています。
カメラのためのハードケースは実用性というか可搬性はともかくやはりカッコいい。

FIATとELMAR展のステッカー
ケース外観
こちらもFIATとELMAR展のステッカー
収納状態
レリーズボタン、真鍮を磨き出ししちゃいました。



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