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2020年大晦日、RIZINを振り返る。

 こんにちは、2021年第2回目の投稿です。今回は2020年大晦日、RIZINの感想的な内容にしようかと思います。
 自分はその時、九十九里浜へ来ていました。それは初日の出を見るためです。というわけでRIZINを全て見れたわけではありませんが、自分が見た試合の感想を書いていけたらと思います。

①シバター VS HIROYA

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 これはTVのリアルタイムでは見れませんでしたが宿へ着いた瞬間、UPされているのをすぐに見たという試合です。
 炎上系YoutuberのシバターがRIZINに出場するということでとても楽しみにしていた試合の一つでした。
 当日まで対戦相手が発表されていなかった(X)のですが、なんと相手はプロのHIROYA選手。朝倉未来チャンネルかどこかで一度コラボをしていたので知っていました。

 試合の内容は、シバターがボコボコにされるかと思いきや1ラウンド目でHIROYA選手からダウンをとるのです。
 しかも意外と善戦していてシバターかっこよかったですね。しかしシバターはあまり練習はできていなかったものの、体重は90キロ以上。HIROYA選手とは20キロ近くの差はあったため、体重差はとてもありました。

 1ラウンド目はキックルール、2ラウンド目はMMAルールで違いがあったのですがシバターは腕十字を魅せるという場面もあり素晴らしい試合をしていたと思います。
 最後はHIROYA選手の猛攻になんとか食らい付いている状態でしたが、結果シバターが勝ってすごいなと思いました。
 戦っても損しかないHIROYA選手にも感謝です。とてもいい試合を見せてくれてありがとうございました。

②五味隆典 VS 皇治

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 次の試合は、五味選手VS皇治です。火の玉ボーイVSエンペラーですね。これも昔はありえなかった試合ですよね。
 明らかに”面白い対戦”ではあります。それでは感想を書いていきます。

 前回皇治は那須川天心の試合を見て自分は非常に残念な気持ちになりました。守りに徹し、ファンは倒れなかった皇治の勝ち!などほざく場面が。
 なので今回は五味選手、ボコボコにしたってくれ!と九十九里の宿で思いながら見ていたのですがなんととてもいい試合でした。

 皇治が打たれ強いのは知っていましたが、体重差はあれど五味選手の破壊的パンチを食いまくっても倒れない。そして以前とは違う『攻め』が皇治選手には見られ、興奮しました。
 いい試合するじゃないか、と思いましたが結果は五味選手の判定勝ち。(3−0)五味選手ももう42歳とは思えない戦いぶりで素直にカッコよかったです。勝利者インタビューも興奮しました。
 ありがとうございました。

③朝倉未来 VS 弥益ドミネーター聡志

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 続いては現在格闘技業界を最高に盛り上げている牽引者、朝倉未来。そしてその相手はDEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志です。
 団体は違えど、確実に実力のある選手でしかもサラリーマンをしながら格闘技をしているという強者です。

 視聴者の間でもドミネーターは謎に包まれていたオーラがあり『何かしでかすのではないか』と言われるほど期待が込められていた選手でした。
 試合が始まると、朝倉未来が攻めに。互いがハイレベルの攻防を見せつつ、朝倉未来の三日月蹴りを綺麗にもらってしまい、そこから故意ではないが頭突き→腹へフェイントをかけつつ渾身の左ストレート→頭部へハイキックという完璧な流れを決め、試合終了。

 朝倉未来・完全復活の瞬間でした。震えました。そしてもう一つ、ドミネーター選手が予想以上に強い選手で、謎のダンスに立ち振る舞い、敗北の涙がとてもグッと来ました。
 次回は本気で応援したいと思いました。ありがとうございました。

③那須川天心 VS クマンドーイ・ペットジャルーンウィット

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 続いては神童 那須川天心VSタイからの刺客、クマンドーイです。クマンドーイは以前スアキムと試合をしており、那須川天心の勝利。この試合を見てクマンドーイは立ち上がったと聞きました。
 そしてクマンドーイ選手は、あのロッタン選手を破っているそうで。これはとんでもない選手が来たなと思い、試合が始まりました。

 まずクマンドーイ選手、めちゃくちゃ強い選手です。試合結果は3R判定で那須川天心が勝利となりましたが、クマンドーイ選手とても打たれ強いですね。そしてパワーがすごい。
 ミドルキックを終始打ち続けていましたが、ガードしてる天心が不安になるほどのパワーでした。
 しかし攻防は個人的に見て一定のパターンでしか来ていないようなイメージ。力技で来たのかな?と思いましたが、両選手スピードはとんでもなくはやいのですが那須川天心の方が若干早く、クリーンヒットはなしで判定勝ち。これはハラハラする試合でした。
 ありがとうございました。

④朝倉海 VS 堀口恭司

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 最後は大トリの朝倉海VS堀口恭司の試合について感想を書いていきたいと思います。
 まず結果は皆さん知っているかと思いますが朝倉海が負けてしまいました。ちなみにショックを受けすぎて初日の出を見るために来ていた九十九里の海へ飛び込む勢いでした。ではどのような試合展開だったのでしょうか。

 決着は1R。初っ端から堀口の蹴りですね。この攻めが朝倉兄弟の作戦を一気に壊してたかと思います。
 そして決着の狼煙が上がったのは堀口の『カーフキック』。しかも絶妙なタイミングで朝倉海の左膝へヒットさせ、これで完全に朝倉海の膝が機能停止したと思われます。
 そこからはもう足に力が入らず、渾身のパンチも打つことできない上に堀口の攻撃を耐える踏ん張る力も失ってしまい、そこで一方的に攻撃を受け試合ストップ。

 想像以上に予想外の試合内容でした。まさかこんな試合になるとは•••。完全に堀口チームの作戦勝ちです。
 そして朝倉未来も言っていましたが、海の動きは少し硬かったですね。緊張していたのか堀口のオーラにやられたのか。
 打撃路線で行こうと考えていた海の予想を見事に打ち砕いた試合でした。しかし堀口がこれで少し失敗をしていたら逆にやられていた可能性もあったと思います。
 まさに、失敗した方が負ける試合でした。

 逆にこの試合をみて、格闘技の奥の深さをより知ることができました。両選手、UFCへ行き活躍してもらいたいものです。
 再戦はもうしなくていいのかなと個人的には思っています。これを機に朝倉海はさらに強くなるでしょう、堀口選手がそれを教えてくれたと思います。とても胸が熱くなった試合でした、ありがとうございました!

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