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【地方移住】集落の神社の秋の大祭りに参加した🍁

 9月の初めに集落の秋の大祭り開催のお知らせが来た。普段は人気が無く、子供の遊び場でもある近所の神社が年に数回だけ人が集まる。その中の一つである秋の収穫に感謝をする秋の大祭りが先週開催された。

 去年は祭りの時移住して2か月ちょいだったので「とりあえず参加してみよう」と家族全員で行ったら子供は我が家だけ。宮司さんによる神事に子供が黙って座ってられないのが当然なので、「このお祭りは大人向けなんだな」と認識した。

 というかそもそもこの集落に子供は4人しかいない。我が家の姉妹と川を挟んだお隣の兄弟。そうなるとお祭りですることは大人向けになってくる。

 去年はなんとなくで出席した大祭り。今年は「感謝の気持ち」があることを感じた。夏中豊作だった夏野菜たち、脱穀までなんとか終わって最高の新米を体験した稲つくり。この集落での作物にたくさん美味しいものをもらった我が家。「ありがとうございました。」の気持ちが芽生えている。

 夫さんは朝8時に境内の掃除と幟を立てに出かけ、10時に家族そろって神社へ。今年も子供は我が家のガールズだけだけど(兄弟は風邪ひきで欠席…)、今年は一味違かった。

 そう、おでんと焼きそばの振る舞いがあったのだ~!しかも集落の皆様「祭」の法被まで着ちゃってる。拝殿で神事の執り行いをして神様に挨拶をする集落の世話人の方々たちと、境内で焼きそばやソーセージを作る方々に分かれていた。

 普段は集落ではなくて長野市に家がある人たちもこういう時は大抵実家に戻るらしく、イベントごとだけ顔を合わせる人たちもいる。そういう人たちは集落にいるおじいちゃんおばあちゃんよりちょっと若く、「こういう人たちがいつもいればもっと集落も活気が出るのかな」と思ったりもする。普段は静かで農機具の音ばかりするから、人の大きい声とか笑い声が集落に響くのがなんか新鮮だ。

 最初は拝殿に入ったけれど1歳4歳ガールはやっぱり早々に脱出。「焼きそばまだかな~」と言いながらもらったせんべいやらチョコをほおばっている。

 「やきそば出来たよ~」と言われ真っ先に駆け寄るガールズ。長女はもちろん次女ももりもり食べていると、集落のまとめ役のおじちゃんに「あ!まだ宮司さんにお礼のあいさつしてないのに~」と笑いながら言われていた。

 ちなみに頂いたおでんは「ちくわ・がんも・こんにゃく・時々たまご」の4種類で、練り物盛りだくさんは長野特有なのかこの集落特有なのかわからないでいる。

 最後の酒盛りで夫さんもいい感じに酔わされ、普段話さない人たちと話せて楽しかったみたい。

 なんとなく参加の大祭りから感謝の気持ちがある意義のある大祭りに意識改革されたのはやっぱり作物を自分たちで作ったから。来年からは今よりもっと自然と山の神様に感謝しながら農家を始めて作物を作ろうと思う。

早々に遊び始める姉妹

 


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最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!