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【地方移住】移住して変わる車の選び方②

 前回の記事の続き。

 今日は「書く気分」がノッてるので初の連続投稿だ~。

 そして春。タント&エクストレイルの生活もまた安定していた束の間、夫さんがぽそっと言った。

 「軽トラ…ほしいなぁ。」

 夫さんは春から家庭菜園をはじめ、近所の方のご厚意で田んぼを借りることが出来ていた。家の前の家庭菜園は車いらずだけれど、田んぼを世話する道具や長靴をエクストレイルに積んで作業することが嫌になってきたらしい。我が家がある集落にいる人たちはほとんど畑をやっているので軽トラは必須!とばかりに一家に一台状態だ。
 夫さんは専業農家を目指し、市の就農を目指した研修に通っているけれど、そこでも「仕事するなら軽トラ必須だよ、便利だよ~。」と布教されてきたようで軽トラへの憧れが募っていた。

 私は私で乗り慣れたタントだけれどこの車で冬をまた超すのは戦々恐々だった。豪雪地帯、長野の車は軽でも4駆がスタンダードで、「え?2駆なの?」とよく言われるようになった。東京じゃ2駆でも4駆でも関係なく走れていたのでこういう会話も無かった。なるほど、雪国は4駆必須なのね。私は4駆への憧れが募るように。

 夫さんと話し合い、2台とも買い替えることで合意を迎えた。コスト面だけで言うと、

タント手放す → 軽トラを中古で買う
エクストレイル → そのままファミリーカーとして使う

だけれど、情けないことに私がエクストレイルは苦手、雪道なんてそんなそんな…と及び腰が続いたため2台買い替えがここに決定した。

 まず、夫さんの軽トラ探しから始まった。エクストレイルを手放すことでの資金を軽トラに充てる…ということだけれど走行距離10万キロ越えの約10年選手のエクストレイルは高額ではないだろう、軽トラは荷物をバンバン入れたりするからピカピカ新車でなくていい、中古で探そうと夫さんの検索検索検索…が始まった。

 買い替えができるお店や業者さんを探そうと頑張った結果、大きい車屋さんに行ってみたけれど予算内の軽トラが無く…「どうしようね。」と夫さんと珍しく二人でお昼を食べていたところ「ここどう?」と夫さん。

 そのページは軽トラ売ります!のページで個人経営の板金屋さんのページだった。軽トラ4駆、事故歴無しで金額も予算内。長野市内の板金屋さんだから引き取りも簡単にできる。「いいんじゃない?」と言うと夫さんはすぐ板金屋さんに問い合わせの電話。
 
 電話を切ると、 
「今から待ち合わせて軽トラ見せてくれるって!」

展開が超早い。

最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!