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地域でこどもを育てるということ

楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。

核家族化がすすみ、どんどん孤育てになっていると思う今日このごろ。
こどもも孤ども、子育ても孤育て。
こりゃ、行き詰まりますって。

社会が閉塞感を増す中、人と人とのかかわりも希薄に。
でも、邪推する気持ちだけはむくむく育って。

こどもの活動にお迎えにこないおうちがあったりすると、
「あのこんち、ネグレクトなんじゃない?」
と。

もちろん、こういう推測もときには必要ですが、一度もお会いしたことがないお母さん、実は、片親で看護師として一生懸命働いているなんてことも。

私たちが病気をしたり、けがをしたりしたときに、すぐに医療が受けられるのはそれを支える人たちのおかげ。

そんな医療を支える人のこどもたちを支えるのはいったい誰なんだろう?

私は視覚障害も聴覚障害もあるけれど、体は元気!
仕事は裁量労働だから、こどものお迎えに時間をあわせることもできる。
車じゃなくて、歩きでごめんねだけど、夜の街をこどもたちを一緒に歩くのも楽しいもの。

あそこの家の子はいつも一人で、親は何してるんだ?
とかいう前に、地域でまるごとこどもを育てましょうよ。

多様性の時代、いろいろな事情で、こどもを一人にしたくなくてもせざるをえない親がいることを、毎日、おかえり~とこどもを迎えることのできる余力のあるご家庭の方々にはぜひとも考えていただき、支えていく。

これこそ、困ったときはお互い様の日本の素晴らしい精神だと思うから。

いやはや、それにしても、この雨の中、徒歩でのお迎えはずぶねれコース。
お風呂に入ってあたたまりましょう。

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