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ナッツの万馬券倶楽部 #47


お久しぶりです。

相変わらず当たらないナッツの万馬券予想が帰ってきました!!

今年の牝馬クラシック戦線の顔はラッキーライラック。

二歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)はラッキーライラックの快勝劇だった。

前走での桜花賞トライアルレースであるチューリップ賞(G2)を見る限り、このラッキーライラックに敵なしといった感じで怪物ぶりを見せられた。

桜花賞でのラッキーライラックの単勝オッズは1倍台が予想され「1強」ムードは日に日に高まっている。

実は桜花賞、ここ最近は「1強」といった前評判でのレースが続いている。
2014年のハープスター(単勝1.2倍)に始まって、2015年のルージュバック(単勝1.6倍)、2016年のメジャーエンブレム(単勝1.5倍)、そして昨年のソウルスターリング(単勝1.4倍)と、断然の人気馬が4年連続で存在していたのだ。

しかし「1強」の評価で、実際に結果を出したのはハープスターのみ。
以降、ルージュバック(9着)、メジャーエンブレム(4着)、ソウルスターリング(3着)と、断然の人気馬が期待を裏切り続けている。

もはや「1強」と称されるような馬にとって、桜花賞は”鬼門”。

つまり、同様の評価を受けているラッキーライラックは、まさしく”危険な人気馬”なのではないか?


ラッキーライラックは果たして本当に怪物なのだろうか?




阪神JFとチューリップ賞の2、3着は着順こそ入れ替わるがリリーノーブルとマウレアがどちらも2、3着に入っている。


マウレアは阪神JFで見せた鋭く伸びる足は目を惹くものがあるが何度やりあってもあれが限界な印象。
桜花賞でも差しきれないであろう。


リリーノーブルはマウレアと互角といった印象。
この2頭は決して弱くはない。強い。
世代によってはG1を獲れるレベルだと思う。
ただ、さらにラッキーライラックが特別に強いだけ。

阪神1600mで二度ラッキーライラックとやりあって、二度とも敗けている。
桜花賞では同じ舞台で三度目の対決となる。
リリーノーブルとマウレアはラッキーライラックより前で競馬しない限りは勝ちはないと思う。
だが、ラッキーライラックより前で競馬をしたからといって最後の脚を同じように使えるとも思えない。
それらを踏まえてリリーノーブルとマウレアは頭には予想しづらい。


では、桜花賞はラッキーライラックの「1強」?



まだ、ラッキーライラックと直接対決をしていない馬がいる。

シンザン記念(G3)の勝馬アーモンドアイ。

エリザベス女王杯を制したG1馬フサイチパンドラを母にもち、父がスプリンター戦線で活躍したG1馬ロードカナロア。

シンザン記念で牡馬相手に最後の直線で魅せた鋭く伸びる脚をもっている。

見てるこっち側が気持ちいいぐらいのごぼう抜きだった。

アーモンドアイはシンザン記念からの桜花賞となるので間はあくが面白い存在である。

ラッキーライラックとアーモンドアイの直接対決が楽しみである。



その他にもまだ直接対決をしていないのは、フェアリーS(G3)制したプリモシーンなどがいる。
ただ、プリモシーンも前走から3ヶ月ぶりのレースなので厳しいのではないか。


アネモネS(OP)組からはハーレムライン(1着)とレッドレグナント(着)。
こんな時に案外穴をあけちゃうのがアネモネ組だったりする。
レッドレグナントに関しては鞍上がデムーロなので恐い。


最後にこのコラムのタイトルでもある「万馬券倶楽部」の名に相応しく僕のイチオシ穴馬を紹介しておきます。


キャリアはまだ2戦しかないが前走クイーンカップ(G3)で2着に入っているフィニフティ。
フィニフティはクイーンCが最後なので少しレース間隔はあいているが一発があるのではないかと期待を込めてしまう。
キャリアの浅さとレース間隔があいているだけに信頼度は薄いが応援したい。
オークスに出走できるならばオークスは◎にしたいぐらい期待しているw


桜花賞トライアルでもあるフィリーズレビュー(G2)では2番人気であり、2着に入ったアンコールプリュ。
中団から鋭く伸び、僕の見解では強いといった印象。
そのわりには、桜花賞で人気をだいぶ下げそうな気配がぷんぷんする。
人気落ちの穴馬は僕の大好物であるw









【ナッツの予想】
◎ラッキーライラック
○アーモンドアイ
▲マウレア
△リリーノーブル
△フィニフティ
△アンコールプリュ










ラッキーライラック(父オルフェーヴル)もアーモンドアイ(父ロードカナロア)もどちらも初年度産駒の馬だけに活躍を期待したい。

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