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森永卓郎B宝館(埼玉県所沢市・航空公園駅)

経済アナリストとしてメディアでも活躍する森永卓郎氏が、自身の長年にわたる蒐集コレクションを紹介する目的で建てられた森永卓郎B宝館は、その名の通りB宝、つまり一般的なお宝ではなくフィギュアやミニカー、果てはお菓子のパッケージやおまけなど、個人の趣味趣向に左右されるようなアイテムを展示しているミュージアムである。月に一回、第一土曜日のみ開館というかなりレアな開館状況の中で訪問してみることに。

事前にHPでなんとなくの内容を把握していたものの、実際に訪れてみるとその数の多さに圧倒される。展示品はアイテム種類ごとにくっきり分けられており、当然ながら今では見ることのできない限定品などもたくさん揃っている。ガラスケースにびっしりと並んだコレクションの数々にはただ息を呑むばかり。収集癖ここに極まれり。そのコレクション数は他の追随を許さず、コレクションを嗜む者にとってある種の到達点でさえある。

レベルが違う 圧倒的・・・

館内には館長の森永卓郎氏も在廊しており、自由に歩き回りながらフランクに時折りコレクションの解説もしてくれる。これほどの解説もしてくれる。これほどのコレクションにどれだけの期間をかけたのか聞いてみると小学生の頃からの57年間に渡るという。

Mの字コレクション
Bの字コレクション

特にミニカーの数は圧倒的で、1階にある展示室の半分ほどはミニカーのコレクションで埋まっている。見学者にもコレクターが多いようで、コレクター同士での意見の交流だったり、森永氏が出演しているラジオ番組の話題で盛り上がったりと、これまでの個人ミュージアムの中ではかなりの盛況。

この写真だけでもどのくらいコレクションされているか度肝を抜かれるでしょう

2階にもコレクションの部屋は続いている。階段を上って左手は引き続きミニカーや鉄道、飛行機などの乗り物コレクションが占めている。右手はフィギュアが中心となっており、版権物が多いのかこちらは撮影できないが、撮影云々を抜きにしても数多くのコレクションを見るだけでも楽しい。赤字だそうだけれどもっと盛り上げたいミュージアムである。トイレは洋式。

ここのコーナーのものはお持ち帰りできますよ

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