イシガメ のこのこ

よくあることなのだが、今日は、農園の入り口でイシガメと遭遇した。彼か彼女かはわからないのだが、でかかった。車の下敷きになるかもしれないようなところを歩いていた。ブレーキを踏んで、緊急逮捕し、バケツに入れて、終着点まで運び、安全な場所に放してやった。「ありがとう」とも言わず、のこのこと去ってi行った。

私は、動物の飼育が趣味だが、イシガメは飼わない。どうしてかというと、イシガメの飼育は、難しく、たぶん殺してしまうことになることが経験的にわかっているからである。水質の低下に弱く、飼育下では、すぐ皮膚病になってしまう。見た目は、頑丈そうだが、案外もろいのである。

成川自然農園は、三方を丘に囲まれているので、雨水が流れ込みやすい。湿地帯である。そのため、カエルやイモリ、イシガメがいくらでもいるのである。ニワトリは、しばしばカエルやイモリを食べているが、さすがにイシガメは50㎝くらい離れたところから遠巻きに眺めるだけである。つつくこともない。

イシガメは、全国的には減少傾向のカメだが、高知県土佐市のウチの農園には、いくらでもいる。

これは、金網で囲ったニワトリの大運動場だが、この草むらを時々イシガメが歩いている。

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